船舶検査完了

 船舶検査完了

今年は船舶定期検査の期限が6月に来ますので、この5月に受験をしました。船舶検査とは、定期検査と中間検査がそれぞれ3年ごとに設定されていて、日本小型船舶検査機構という役所が担当して、ボートの定置場所まで出張してきます。

自動車で言うところの車検と同じですが、車とは内容が大きく違い、内容は簡単なものです。基本的に安全備品が完備されているかのチェックが主体です。例えば、救命胴衣が搭載人員分規定のものがそろっているか。非常信号や火災の対策などなど安全備品のチェックですね。エンジンやその他機械の部分は目視だけで、単純な異常の問題チェックだけです。

これで一安心。3年後まで何もありません。

なぜそんなに簡単なのでしょうか。

それは、何らかのアクシデントが生じたり、最悪それが起因して事故につながると、海の上は海上保安庁が仕切っていますが、非常に厳しい対応が出ます。事情聴取の日数も罰金も車では考えられないくらいに厳しいです。

それは、船長の責任が大きく、自主性を尊重されているからで、例え小さなボートでも必ず船長が存在しますが、船長はそれなりの責任があって、船が安全航行できるように誰に言われることなく、自身で行われなくてはならないと、以前免許取得の際に商船の船長をされていた先生に教わりました。荒天の海で、エンジンが止まったら即座に大きな危険が迫るのは、車の比ではありません。

検査の際には、船の異常がなく定期部品も定期的に交換をして、船の状態は悪くありませんというような自主申告が、船長として、所有者として、書類を含めてあります。ここに、すべてが凝縮されているようなもので、むしろ、役所がすべてを検査してくれる方が気楽なものになります。

何やら堅苦しいもっともらしい話になってしまいましたが、自主性を尊重されるか、箸の上げ下げまでやいのやいのと言われるかの違いなのでしょう。遊びのボートでも「船長」であり、その責任は重大だと考えています。また、そのように対応されているという自覚が必要なのでしょう。

船というものは唯一だと思いますが、好きな名前を付けて国に登録して、世界中で認められる乗り物です。これは素晴らしいことだと思っています。宇宙へ行くロケットも名前が付けられますが、あれも宇宙船という船ですね。ある意味では、特殊な存在で、車のナンバーと同様の船舶番号と船名が登録されています。私の場合は、 meikeimaru ですが、みなさん、格好良いお名前だったり、ほのぼのする様なお名前であったり、といろいろです。こんな海の世界が好きです。

それと、船って税金がないんです。自動車税に重量税は、ものすごく高額ですが、船には何も税金がないです。検査料くらいですか。これも、3年に1回2万円前後ですから、嬉しい話です。でも、燃料のガソリンは、半分が道路維持のための税金が占めていますが、道路を走らないボートも支払っていますので、ここで税金をお支払いしている勘定になるようです。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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