meikeimaruの食いしん坊 肴は「いわし三昧」
イワシ料理三昧
播磨灘では、夏から秋には、カタクチイワシやウルメイワシが接岸しますが、晩秋から初冬に大きくなったマイワシの大群が接岸してきて、釣る楽しみもありますが、食べる楽しみがうれしい、1年待ったこの時期です。
既に15㎝-20㎝弱の大きさになっていますので脂がのって、どんな料理にも合う、とてもおいしい釣り魚です。
12/10は、2回目のイワシ釣りの大漁で71匹釣れましたので、いろいろなものにして食べ、まだ冷凍保存もあります。10日ほど前にもたくさん釣りましたので、定番の酢じめや干し物と、鍋や唐揚げに今回はしてみました。
あまりのおいしさにイワシ料理の2回目を出してしまいました。おいしいです。
下ごしらえの段階から、丸々と太った身をどのように食べるかと頭の中が食いしん坊状態になります。とにかく脂の乗り方が素晴らしく、旨味と併せて食欲を掻き立てます。
上の写真のさっき釣った新鮮な光り輝くイワシは、魚屋さんには絶対にありません。目が黒く、輝く魚体は、新鮮さの証拠です。
イワシ鍋
何の魚を具材とするかで名前が変わりますが、鍋の味の素になる魚が替われば、おいしさも当然ながら変化してきます。ブリ鍋のような強い味ではありませんが、イワシのうまみがたっぷりと脂と出てきて、いくらでも食べれます。
普通の寄せ鍋のように好みの野菜や豆腐などを入れて、そこへイワシを入れるだけの簡単料理です。
取り皿でショウガや七味などの薬味を入れて、フーフーしながら食べれば、お腹いっぱいになれます。
最後は、ご飯かうどんを入れると、さらにお腹いっぱいのおいしい鍋です。
鍋に入れるイワシですが、3枚におろすと食べやすいですが、新鮮なうちは、身離れがとても良いので、下ごしらえ後の丸のまま入れても、簡単に骨が取れます。骨のうまみも出ますので、新鮮な身はこちらの方がおいしくなります。
この鍋のうまさは、イワシならではのおいしさです。
イワシの酢じめ
我が家の定番です。
いろいろなレシピがあり、塩をまぶしておく時間や酢にしめておく漬け込み時間、それぞれ時間が違います。どれも正解で、時間が短いほど刺身に近い感覚の食感で、長い時間酢に漬け込むと身がグッと締まり、旨味が凝縮するようなおいしさです。
この写真は、10日前に釣ったイワシで、千本大根と1週間漬け込んで締めています。とてもおいしいです。このまま食べると、口の中が旨味でいっぱいになります。
また、1時間だけ漬け込んだものを、醤油と酢で割ったもので刺身のように食べると、これまた違う味で旨いものです。いろいろ試してみると、お好みの味が出てきます。お試しください。
イワシの唐揚げ
塩コショウで味付けしたものを唐揚げにします。
フライのように骨を取った身と、その骨も揚げてしまうと、とてもおいしい肴です。
次の日に、温かいうどんに乗せて食べたら、これまた秀逸のおいしさでした。
イワシの干し物
大好物の肴です。頭を落とした下ごしらえ状態のイワシに薄く塩をまぶして、干すだけです。
この時期、カラッと太陽出てくれると1日で出来上がるのですが、曇天だとなかなかうまくいきません。場合によってはお天気待ちになってしまう時もありますが、天日干しがうまくできれば、最高の肴です。
もう少し年末近くに釣って来て、酢じめと干物は、正月用のストックを作ろうかと思っていますが、沿岸にイワシがいてくれるかどうかです。
次から次へと料理の種類が増えていき、見栄えが大したことない家庭料理でも、十分においしく楽しく頂けるのが、イワシの良さです。