meikeimaruのボート釣り 狙いは「うまいイワシ」
2018-12-10 釣りログ
12/10 海況: 穏やか水温17.5℃ 小潮 満潮 4:49 干潮 10:57 家島
明石海峡転流 11:42 下げ潮最大 8:35 2.9kt
12/1にイワシ釣りをして、たくさんのイワシをおいしく食べてしまい、無くなると、また欲しくなり、イワシ釣りに行ってしまいました。このイワシも伊保港に接岸しているのは、もうあと僅かでしょう。来年の夏以降でないとイワシに会うチャンスも無いので、釣りを楽しむというより、食い意地で釣りをするような感じです。
上の釣果の写真をご覧ください。これほどきれいな目と輝く体色をしたイワシは、今釣ってきたイワシだからこそで、市販のものに新鮮さで負けるはずのない鮮度です。このイワシを食べてしまうと、食い意地で釣りに行ってしまいます。
前回同様に港内中心部には、大きなイワシの群れがあり、魚探反応でも水深8mの海底が、密度の濃いイワシの群れにより水深3mという誤反応が出てしまうほどです。
今日はゆっくりと7:30過ぎに meikeimaru 出航です。
伊保港周辺は、ショアゲームで多くのアングラーがキャスティングをして、このイワシの群れに付いているハマチやメジロを狙っています。平日の早朝でも、キャスティングのできる場所は、5m間隔にアングラーが並んでいます。しかし、12/1とは少し様子が変化してきて、魚探に出る大型魚の反応が少なく、水温も15℃台まで下がっていますので、沖へ出た可能性があります。青物も、ラストチャンスですね。
ポイントは、高砂市の法華山谷川にある伊保港です。高砂火力発電所や神戸製鋼所の温排水の影響もあって、水温が高めになるエリアがあるので、イワシのエサも多く群れが入るのでしょう。それはそれは、港内の中心部にはみっしりとした群れです。
イワシ釣りのポイント
ボートは、引き波を立てないように群れを探していきます。
大きな群れですから、簡単な釣りで、群れの中にサビキ仕掛けを投入します。撒き餌は不要です。
1匹かかったら、ゆっくりと巻きあげ、うまくいくと追い食いが出ます。鯉のぼりみたいにかかると楽しいし、引きますよ。
一番重要なのは、サビキ仕掛けそのものです。ここでは、イワシ用のサビキ仕掛けでないと、ほぼ釣れませんので、用意してください。
周囲が釣れているのに釣れない時は、サビキ仕掛けの違いです。
イワシ用のサビキ仕掛け
- イワシ用は、主体がサバ皮やハゲ皮で白くて小さい。
- イワシのハリは、袖型を使用していて、ハリ自体はキラキラ光らない。
- 光物が少なく地味なサビキ仕掛けです。
それに対してアジ用となると、
- スキンやオーロラに様々な飾りがついていて、派手目で飾りが大きい。
- どちらかと言えば、光り輝く種類です。
- 発光玉や金銀蛍光色のパーツが使用されています。
- ハリは、アジハリで平打ちなどが施されていて、ハリ自体もキラキラ光ります。
大別すると、イワシサビキは地味で、アジサビキは派手と言えます。
イワシの主食は、植物性や動物性のプランクトンです。
波止釣りのイワシサビキ釣りは、ごく小さいアミエビを食わして、アミエビに似たサビキ仕掛けを使用しますが、プランクトンを食べている沖の釣りでは、イワシ専用のサビキ仕掛けを使い、仕掛けの皮は濡れると半透明になり、まるで幼生やプランクトンのようです。
対して、アジはワームやルアーで釣れますので、エビや小魚などを食べますので、派手目のサビキ仕掛けになるのでしょう。
現実に、当初このポイントで、アジのサビキ仕掛けで釣りましたが、見向きもしませんでした。この違いです。
このイワシ釣りでこんなことを学んだ meikeimaru 船長でした。
ところが、今日は少し勝手が違いました。
まず青物が減ったのでしょうか、ナブラの出方が小さいです。群れの反応はしっかりとあるので、前回同様の気分で釣り開始です。それが、ボートの下には多くのイワシが群れを成して泳いでいますが、まったく食ってきません。周囲のボートは、ポツリポツリながらも釣っていますので、「???」です。前回は、イワシ用のサビキを投入すれば、釣れ続いたのですが、釣れません。そのうちにやっとアタリが出てマイワシが食ってきました。しかし、後が続きません。周囲は、釣っています。それをよく見ると魚は小さく、マイワシではなく小型なウルメイワシのようです。私には、その小型なウルメイワシは食ってきません。
後でわかったのですが、マイワシは釣れても小さいウルメイワシは釣れない。これは、ハリが大きかったようです。袖型6号のハリですから大きくなったマイワシにはピッタリですが、小さいウルメイワシにはハリと皮が大き過ぎ、食わなかったということです。
マイワシが回ってくると釣れるのですが、9時現在で8匹でしかなく、何が何だかその時点ではわかりませんでした。それが、9時を過ぎて潮が効いて来ると、マイワシの群れが回って来たのでしょう、10時半過ぎの1時間少々は、マイワシの入れ食い状態で、15cm-20cm弱の良型をしっかりと釣りました。
9時までは、どうしようかと思いましたが、終わってみれば71匹も釣れました。まだまだ無限大に釣れそうですが、11時前に片づけを終えて沖上がりです。
なるほど、サビキ仕掛けにかなり影響を受けるイワシ釣りですが、ルアーと一緒でマッチすれば入れ食いを作ることができます。
71匹のイワシは今回も、鍋、湯豆腐、唐揚げ、干物、ソテーと様々に作って食しました。とにかく美味しいイワシは、何かと重宝する具材です。青物の強烈な引きも魅力ありますが、おいしいイワシも釣りたいです。
正月用の酢じめと干し物作って肴の準備をしたいのですが、水温が14℃-13℃を切って沖に出る前に、もう1回釣りたいです。
本日使用のリグ
シマノ ライトゲーム Type73 M200 シマノ バルケッタ200HG
ラインPE1.0号 リーダー ナイロン3号
ロッドは柔らかいの良く、ラインは、水深7-8mだから細ければ何でもOKです。
サビキ仕掛けは、イワシ用を使用するのが、かなり優位です。