meikeimaruのボート釣り 狙いは「マルアジ」
釣りログ 2018-7-15/16
7/15 海況:穏やか 水温24.0℃ 中潮 満潮10:13 干潮6:48 家島
明石海峡転流 7:07/11:36 上げ潮最大 9:14 3.3kt
7/16 海況:穏やか 水温24.8℃ 中潮 満潮11:29 干潮7:43 家島
明石海峡転流 7:51/12:32 上げ潮最大 10:01 3.3kt
サイズは良いのですが、数が出なく寂しいことになりましたが、これも今年の初物です。
アジが釣れ始めたという情報をもとに、播磨灘鹿ノ瀬の南端から5番ブイ周辺をアジを求めてポイントを探りました。
アジは、群れでエサを探しながら移動をしたり、エサの豊富な場所に群れでいますので、魚探反応で群れを探しますが、基本的にカケアガリと呼ばれる海底が坂になっているところにアジはいます。
カケアガリに潮流がぶつかり上昇する流れを作る。→プランクトンが沸き上がり小魚が集まる。→その小魚を狙って魚が集まる。
この連鎖が成り立つところがポイントとなる場所で、その場所を探します。潮流の速さによって、このポイントも変化しますので、探さないとアジはいませんが、これは、アジだけに関わらず、青物と呼ばれるサワラやハマチからブリの大物など、いわゆるフィッシュイーターの魚は、すべてこの関わり合いです。傾向としては、
- 上げ潮のポイント。
- 下げ潮のポイント。
- その潮の流れが始まった時に時合いが訪れるポイント。
- 潮の流れが、最速になった時に時合いが訪れるポイント。
- 潮の流れが、最速から少し緩み始めたときに時合いが訪れるポイント。
時合いは、20-30分一気に来ますが、この時間帯で勝負ができるかどうかが肝ですが、この潮の流れで魚たちの食い気も違ってきますので、時合いは日々同じことにはならないのが難しいところです。
明石海峡の潮流の影響を播磨灘北東部は大きく受けます。潮の干満の時刻よりも、海峡の流れが変化する転流時刻が釣りの大きな要素となり、各所の満潮へ向けて上げ潮と呼ばれる西へ流れる潮流、干潮の下げ潮はその逆に東に流れる潮流、これで狙うべくポイントも変化します。
7/15 7:07転流で上げ潮になります。初日は、この上げ潮に変わってから、25m-30m水深のポイントを探り始めました。魚探反応は、はっきりと表れるアジの群れはなく、ポツンポツンと出てきますから狙いが難しいですが、このポツンポツンと出る反応が20-30cmのアジです。群れで出てくる反応は、小アジや小サバ、イワシの群れの反応で、20-30㎝クラスが気持ちの良いアタリと引きを見せてくれる合間に、この小さい連中がハリがかりしてきます。
アジ釣りでCHECK 1
- 潮が当たるカケアガリを狙う。タナは、宙層より底層付近。
- 潮速が速すぎてもだめ。1kt未満になると食ってくる。
- 底を取って、底層を維持して、大きく竿をしゃくりあげることを繰り返す。
これが7/15のパターンで、上げ潮での釣りとなり、最大は32㎝のマルアジで、30㎝クラスを3匹確保です。
翌7/16 7:51が転流時刻のため朝一番ポイントに入り、下げ潮の終盤のタイミングからの釣りである。0.8kt程度の流れで前日パターンならば、食い気の出る潮の流れとなってきて、1時間ほどで30cmクラスを4匹釣り好調な出足で、潮が替わって上げ潮に入れば昨日のような展開があるだろうと、にっこりとする朝です。
潮どまりから上げ潮に入り、さてと意気込みますが、昨日とは様子が違います。まず小アジや小サバがいない。魚探反応が少ない。昨日は、この上げ潮のタイミングで釣れてきたものが、朝一番だけしか反応がなかった。と、海況が違います。強烈な日差しと気温の上昇とともに、やる気が消耗していき、その後、なんとか1匹を追加して、11時に沖上がりして、写真が2日間の釣りの結果です。数が出ないのは悔しいですが、サイズは30cmクラスがそろい、少しは満足です。
アジ釣りでCHECK 2
- アジ狙いは、朝一番の潮で狙う。9時以降も7/15のように釣れることもありますが、朝一番が勝負。日の出と同時に出航は、アジの鉄則です。
- ハリス2号のサビキ仕掛けであったが、1.5号以下も使用します。
- 潮速1kt未満のタイミングに集中をします。
- ロッドの長さは200cmを使用したが、細いハリスの時は270cmクラスの方が、サビキ仕掛けを扱いやすいです。
- ラインは、0.8号以下。アジには十分な強度で、水の抵抗を少しでも少なくします。
- アジの口は弱い。取り込みはタモを使用。もたもたして、いくつか逃がしています。
本日使用のリグ
ロッド・リール= シマノ ライトゲームTYPE73 M200 シマノ バルケッタ 200HG
ラインPE0.8号 リーダー フロロ4号