結束作業は面倒なもの、短時間簡単はどれか
meikeimaruの推論と失敗から生まれたハウツー
meikeimaruの推論と失敗から生まれた実戦ハウツー。テーマは、「リーダーの結束」
沖釣り、meikeimaru の播磨灘のボート釣りというシーンで、さらには、若いうちならば、指も器用に動くし、老眼とも縁がないのですが、mid60はそのハンデがあることを考慮してください。
〇meikeimaru で使用のノット
〇PRノット
〇MIDノット
〇FGノット
〇あとがき
meikeimaru で使用のノット
これは、個人の感覚などに影響を受けるので、ご意見多々あることは承知です。間違いや勘違いなどは勘弁ください。まあ、mid60のキャプテンアングラーが使いやすく、播磨灘というシーンでのものです。大きなカンパチやヒラマサは、ここでは釣れません。相手の最大級は、メーターサイズのブリやサワラというシーンです。
結束ノットに求めるもの
使用するPEラインは、0.8-3.0号の範囲。リーダーは、ほぼ4倍号数+αを使用。例えば、PE2号ならば、8-10号リーダーです。これで、90cmクラスのブリならば釣れます。メーターサイズ狙いで、3号も使用しますが、4ノット以上の潮が流れる明石海峡周辺では、潮切れの良さも必要です。
私の場合、ノットに求めるのは
- 強度
- 簡単に速い作業性(mid60の指先と老眼対応)
- 仕上がりの安定した品質
使用しているノットは
使用ノットは、「PRノット」「MIDノット」「FGノット」の3種類です。その中でも、MIDノットを多用しています。
ライン強力の結束強度は、・PRノット=100%強度 ・FGノット=90%強度 ・MIDノット=80% が一般的なようですが、80%もライン強力の強度維持がされていれば十分です。引っ張り合いだけならば、リールのドラグ強度の方が低いです。
PRノット
リーダー結束で最強と言われています。確かに頑丈そうですね。PE3号に使用して、ジギング、キャスティング、のませ釣りでメーターサイズを狙うリグは、これです。
ボビンノッターというドラグが付いた糸巻き上のもので、PEラインをリーダーに巻き付けていきます。MIDノットと同様ながら、ボビンノッターの重みでリーダーに締めつけて巻きつけるので、摩擦強度に差が出るということだそうで、その締めは手で巻くのとは明らかに違いカチッとしています。
でも、播磨灘では、オーバースペックかもしれません。まあ、夢を追うつもりで使用します。
MIDノット
この3種では強度が低いと言われますが、ライン強力80%あればなんの問題もないでしょう。ジギング、キャスティング、サビキ、チョクリ、エサ釣り、PEライン2号までのリグは、MIDノットです。
ボビンノッターを使わないPRノットと言われ、リーダーにPEラインを往復巻き付けます。
これをしてくれる機械が、「ラインツイスター」です。リーダーがクルクルと電池で回転していて、PEラインを往復巻き付けるだけです。あとは、手作業でのハーフヒッチだけ、とにかく便利です。mid60のハンデと船上での揺れや風をカバーしてくれ、私の最短時間作業です。
機械巻きですから、品質にムラが出ないのもメリットでしょう。まあ、それ以上に面倒がないのが一番です。ハーフヒッチの途中でリーダーとPEラインをギュッと締めこみで、力を入れすぎで1.5号だとラインが切れることがありますが、ノットは問題なく信頼できる強度を発揮しています。
FGノット
使用される方々が全体の80%と言われる普及率です。強度も容易性も兼ね備えて、強力の90%の強度だそうですから頷けます。
私が使うのは、キャスティング用のリーダー結束です。1.2-1.5号のPEラインにリーダーを1-1.5m接続して、ライトタックルでの遠投用です。30-40gのミノーを分投げて表層で狙うとき、ガイドへの絡みを避けるためにノットを小さくする時に使用しています。
多くの場合、トップガイドからノットを外側に出しますが、往路だけで編み込んでいくFGノットは、リスク軽減ができると聞き、これです。
同じキャスティングでもライン強度がある2-3号ラインを使うときは、先のPRとMIDを使用しています。が、道具を使用しないならば、FGノットですね。
あとがき
PRノットもMIDノットもともに機械を使用しています。便利な機械は使うに限る、便利で簡単にできる仕掛け作りはありがたいです。
時合いで、リーダー損傷はパニックです。予備タックルは不可欠ですが、船上での結束作業も避けられず、ラインツイスターは便利な存在です。そんなものを使うのは下手くそだなんて、とんでもない、確実に時間短縮ができます。
この3種類がmeikeimaruのスタンダードです。