電動リール廉価版の使い勝手

低価格帯シリーズでも使える機能

 meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ

PLAYS 400/600/800 使い勝手の良い廉価版シリーズ

PLAYS 400/600/800 使い勝手の良い廉価版シリーズ

meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ、テーマは、「廉価版電動リール」

船釣りで、ある程度の水深がある釣り場では、電動リールは便利です。なんたって、勝手に巻き上げてくれるのですから、たいへん重宝ですが、600番以下でも定価は、10万円近い高価品です。

電動リールの中にシマノのPLAYSシリーズがあり、余計な機能を省いた廉価版で、600番でも6万円以下です。これで釣具店のセールで40%オフならば3万円台になるというものです。

このPLAYSという電動リールの播磨灘のボート釣りというシーンでのお話です。

〇 電動リールは便利だが高価
〇 廉価版の電動リール
〇 meikeimaruの使い方
〇 使いやすいのはどの型
〇 あとがき

使用頻度の高い 400 小型軽量は使いやすい

使用頻度の高い 400 小型軽量は使いやすい

 電動リールは便利だが高価

ステラが欲しくても高い! 同じくらい高価なのが電動リールです。

外海で使用するならば、2000番以降の大型も価値があるでしょうが、播磨灘というシーンで、ボート釣りとなると、ブリやメジロを一気に釣り上げてしまうパワーは必要なく、パワー不足ならば手で巻けばよいし、魚が喰って来た時は、手巻きが楽しいし安全です。電動巻き上げで、バラすと滅茶苦茶に悔しいです。

釣り座でハンドルの左右だとか、ブリを一気に巻き上げて喜ぶようなメーカープロがいますが、ばからしいことを言うものです。

水深80mの底層狙いのアジ釣りや30-40mを狙うマダイサビキでは、かなり便利です。さらに、ひとりで何かと手のいるボートの場合、回収を勝手にしてくれるだけでもかなり便利です。

探検丸などの高級機能を省いている廉価版、シマノPLAYSシリーズは、お買い得です。

水深80m前後を狙うアジサビキでは、とにかく便利

水深80m前後を狙うアジサビキでは、とにかく便利

 廉価版の電動リール

高級機の中でPLAYSシリーズは、異端かもしれません。他社にもない廉価版、カタログの序列後ろの方に、4000 3000 1000 800 600番と並んでいます。400番は販売中止になり、同じボディーで糸巻量の大きいスプールの600番になりました。

播磨灘でのボート釣りならば、800 600番が使い勝手がよく、価格も 約60,000円ほどですから、セールで4割引きなら3万円半ばです。安くはないですが、電動リールでは低価格と思います。私の400-800番は、6-7年目ですが快調に動いていますので、10年以上なんのそのでしょう。

ブリのませ釣り 800番はそれなりのパワーがやり取りを補助する

ブリのませ釣り 800番はそれなりのパワーがやり取りを補助する

 meikeimaruの使い方

小艇の電動リール3機種。400と800を数年使用して、思わず買ってしまった600でした。

魚をかけたら基本は手巻きですが、補助をしてくれれば便利なのは間違いなく、回収巻き上げでは、他のことができます。

魚が引いたら巻き上げ調整機能はありますが、手巻きのような魚との加減が、スイッチ操作で少し難ありです。だから、魚が喰ったら手巻きの方が、安心だし、おもしろいです。

では、何のための電動かというと、巻き上げの補助や回収などの、それなりの便利さがあるのは間違いないです。

 PLAYS 400

購入して7年目。PEライン1.2号で使用。アジやマダイのサビキに軽くて使いやすい。一番使う電動リール。400/600は同じモーターで、パワーは強くないですが、私の使い方では十分です。

PLAYS 400

PLAYS 400

 PLAYS 600

思わず買ってしまった…。PEライン1.5-2.0号で、青物対応。落とし込みからチョクリにのませ釣りまで便利に使用。ライン巻替えを面倒がらずにして、大きい型物は手巻き主体ならば、400/600は使い勝手が良い。400番とパワー重量大きさは同一。

PLAYS 600

PLAYS 600 ボディーは400と同じ

 PLAYS 800

メジロサイズでも力強く巻きたいという邪悪な考えで買ってしまいました。PEライン2-3号で、型物狙いののませ釣りやイカエサでの大型狙いで使用。モーターの力は、400/600より断然強いですが、結局は型物ブリが喰った時は、手巻きのやり取りが主となるので、600番で充分です。

PLAYS 800

PLAYS 800

 使いやすいのはどの型

現行販売のPLAYSシリーズでは、600番が使いやすく、使用頻度が高いです。400番はスプールも小さくラインの無駄がないですが、販売終了で 600番です。パワーはないですが、80mの深場狙いのアジには十分ですし、ハマチサイズでも巻いてくれます。小型軽量は使い勝手が良いです。

手持ちサオでの釣りは、電動リールの重さは結構重要で、底を意識しながらの釣りには、小型軽量は大事な要素です。

パワー重視なら800番ですが、手持ちでは、少々重く感じるのがマイナスです。

対象魚でラインを巻き替えながら使用するならば、600番でオールマイティーです。型物ブリが喰ったら手巻きで補助して、1.2-3.0号を巻き替えれば、1台でOKです。

チョクリ釣りの 800番 パワーはある

チョクリ釣りの 800番 パワーはある

 あとがき

外海の乗合船で、マダイや型物の落とし込みでなければ、高級機種より半値程度で買える廉価版はおすすめです。ボートは、見えるところに魚探がありますから、機能は限定で十分に活躍してくれます。1台あればたいへん便利なのが、電動リールです。