時期尚早なれどマダコの様子を見に明石沖
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「マダコ調査釣行」
ここ2-3年5月になると一斉にマダコ釣りの様相が定着したようですが、今朝の北風の冷たさ、ダウンのぶ厚いのを引っ張り出して着ましたが、少々先を急ぎ過ぎのような……。2時間程度の実釣では何とも言えませんが、小振りのマダコが釣れましたという感じでした。
○ 釣り概況
○ 最初の1ハイ
○ 今シーズンいかがか
○ イワシの群れがいないかな
○ あとがき
釣り概況
2022年5月3日(火) 中潮 満潮 10:25 干潮 6:23:** (高砂)
明石海峡転流 6:56/11:25 最速 西流 9:14 2.5kt
海況:波穏やか 水温15.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 8:30-10:30
釣果 マダコ 300g前後 2ハイ
仕掛け タコエギ仕掛け
タコゲームが始まります。頭の良いマダコとの騙し合いでゲーム性が豊かな釣りですが、釣り味に劣らないおいしい食材で、釣りが面白いから釣るもあるのですが、食べたいから釣るの方が勝るようです。そのタコゲームお盆までの期間スタートです。
最初の1ハイ
朝一番は、冷たい北風が予想以上に強く、潮止まり前後も船が流されどうにもこうにもで二見沖で探りましたが、あれまという状態でした。その後、潮が動き始め狙いイワシの群れを探しにカンタマへ移動中、カンタマ西側の水深30m前後で大船団です。しばらく、満員の大型乗合船を拝見。でも、なかなか容易にタコは顔を見せてくれないようです。
イワシの群れの調査後、8:30に二見東側沖でマダコ再開です。
昨年の実績場を回るり、エギカラーを緑と黄色に替えた途端に乗り、久しぶりのこの感覚がたまらなく楽しい。300g超の小振りですが嬉しい初物です。そして、空白の時間が過ぎていき、やっとなんとか追加ですが、また200g超のかわいいのです。やはり、1年ものがいないのか、昨夏チビッ子が少なかったのが影響か、昨夏から秋生まれたのばかりが続きました。マダコは成長が速いので、1年でそこそこのサイズになりますが、1年経過していないのが乗ってきます。このサイズも夏には500g-1kgに成長するでしょうから、夏が楽しみです。
様子見なので2時間ほど釣って沖上がり帰港です。少々物足りないですが、まあこれからですね。
今シーズンいかがか
昨年は、6月に入り急激な不調になり、7月早々にマダコタックルをかたづけました。6-7月に釣れる初春に生まれたチビッ子が極端に少なく、その兄貴分のサイズも釣れずと、昨夏は思いながら早めの終了でした。
5月3日にマダコを狙うのは、これはかなり時期尚早です。それでも、昨秋に生まれたのサイズが釣れましたので、順調に育っているような感じですが、昨年も6月に入って急変したのでわからないですね。係留地の僚船は、似たような釣果でこんなところですが、みんなサイズが小さく昨秋生まれのマダコのようです。5月を探ってみないとわかりません。
麦わらタコや半夏生に食べると言われるので、6-7月が旬で数が釣れる時期です。5月初旬は、GWだから釣り船も多く出ていましたが、シーズンはまだ先です。釣り船のHPを見ると竿頭10-15ハイなどと記されていますが、この方々は常連のとんでもない腕前の持ち主で、シーズンになれば数十ハイは普通に釣られます。まあ、まだ数が出るとはいかず、初物を釣りましたレベルでしょうか。
夏に向けての楽しみが増えました。GW終了後、喧騒が過ぎ去ってから穏やかに日に2回目のパトロールです。
イワシの群れがいないかな
これも調査パトロール。イワシの群れ探しは海に出ないとわからないので、定期的にいろいろ見ますが、潮が小さく空振りです。大阪湾にはカタクチイワシが回遊して、釣り公園などでも釣り始めていますが、播磨灘はいかがなものかとカンタマ周辺をパトロールです。
先日、型物のサワラが釣れたようですから、潮の具合によっては回遊しているのではないかと思います。しかし、今日の潮では……。カンタマの40-50m水深を50gのブレードジグで底が取れるのでだいぶ緩く、イワシの群れがいれば、魚探にはっきりと反応が出ますし、海面がざわつきます。次の満月の大潮で再度行って見ます。でも、そろそろですね。
あとがき
「ようけ釣らんと釣りではない」という御仁には時期尚早ですが、初物が頂きたいという釣り師には、晩ご飯の肴は確保できると思います。
もう少し釣れればうれしいですが、初物を食せました。柔らかく味が深いマダコです。刺身をイタリア風に「カルパッチョ」にして、初夏の味わいで辛口のワインが合う肴で、、昨夏以来のマダコ食べました。少々細い足はこんなところですが、堪能するまでマダコを食べたいですね。