二見沖から上島に移動で狙いものを見つけた
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「落とし込み釣りで青物」
入れ食いだった二見沖は閑散たる状況でしたが、上島へ移動で目標数確保。潮の具合でベイトの移動があり、こんなことも当然で、毎回釣れるわけでもなく、釣りの難しさおもしろさを味わった楽しい釣行でした。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2022年9月9日(金) 大潮 満潮 7:08 干潮 13:58 (高砂)
明石海峡転流 8:54 最速 西流 6:27 2.7kt
海況:波穏やか 水温27.3℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:30 7:20-10:30
釣果 メジロ 61cm シオ 31-40cm×4 計5匹
落とし込み仕掛け ラインPE1.5号、リーダー6号、オモリ40号
フルソリッドロッド H200 + CT EG150
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記しています。
5:30出航、朝は上げ潮なので、下げ潮優位の上島周辺には行かず、二見沖を目指しました。
● 二見沖
魚礁や磯があるところがポイントになるのですが、船数が少なく寒々な光景。先月、良い思いをしたポイントも含めて転々と探りますが、ベイトがいても青物が寄ってくるとは思えない閑散さです。周囲の船も1隻ずつどこかへ行き、とてもサオを出す様相ではなく、さて、これでは、長居は無用、上島北へ向かいます。まだ上げ潮が続きますが、場合によっては下げまで待つつもりで移動です。
● 上島北魚礁帯
ここは異口同音に誰もが下げ潮のポイントと言い、私もその通りでしたが、ベイトの群れも十分に活性が出るほどにいます。7時半釣り開始です。
ベイトの群れの上から仕掛けを入れると、プルプルと景気の良い喰いをして、まずホッとしました。暴れる暴れる、ならば危険を察知する相手がいます。
すると、喰ってきましたバタバタとした後に一気に持って行き、かなり走ります。小さいながらもメジロクラスと思える強引を味合わせてくれました。良かった。もう一回、いきなりの強引で走ったのが来て、魚礁に擦られてリーダーが飛びました。6号のリーダーでは、型物が走って擦られたら、どうにもならんという感じです。
その後、ベイトが小アジのみになり、群れが変わりシオが釣れ始め、下げ潮に変わっておいしいシオを順々に釣り、目標の5匹。この間、すっぽ抜けや喰いきれないのも同数あったのかと思います。喰いきれずにすっぽ抜けるようなアタリが多かったのも、小型のシオでしょう。
時合いが抜けアタリが遠のくので、うまいこといった楽しい釣行を10時半、沖上がりとしました。
今日のベイトは、イワシから小アジに交代、ハマチは、イワシの群れについてどこかへ行き、シオは小アジの群れを食べまくったというところでしょう。
for your informationd
- ハリスの太さとハリの大きさは、ベイトの喰いを左右する
- ハリスは短いので8号は、メジロ大には不安はある
- 魚礁はコンクリートの大きな四角い枠、擦れたら磯と同様危険
今後の見通し
毎年9月前半は、ベイトの群れの不安定で、中旬以降安定してくれれば、上島から鞍掛島周辺の実績場に狙いを定めます。
ハリスを8号から10号に変更すると、ベイトの喰いつきが変化。ゴツイハリスに大きなハリ、そりゃ無理があるのは承知です。メジロが増えると8号では不安になりますし、10号が必要でしょう。その分、ハリの大きさで喰い込みの良さを確保……。うまくいくと良いですが。
メジロ大が現れる下旬では、2号タックルとハリス10-12号ですが、サオ、ハリス、ハリの矛盾するこの釣りで、最大公約数がどこか探るのが、面白みでもあるでしょう。
あとがき
景気の良かった二見沖が閑散として、上げ潮は……の上島で賑わいが、釣りのおもしろさなのか難しさなのかです。毎回、釣れるわけでないのが、おもしろさになっていくのでしょう。今日は、うまくいきホッとしました。
2m近くの巨体になるカンパチ。幼少時代を内海で過ごし、これから外海に出ていくのでしょう。とてもおいしい寿司ダネになり、お腹いっぱいに堪能させてくれました。