半夏生間近に朝の潮を狙うマダコ釣り
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「不調のマダコを釣る」
マダコ釣りの不調は未だ回復せず、目の前に播磨地方ではタコを食べる習慣のある七十二候でいう「半夏生」なので、どうにもたまらず、1日の釣果が大したことないのならば、タコ釣りは潮止まり前後を狙うこともあり、朝の潮止まりを狙って短時間2日の合計で、下手くそなりになんとか通常の釣果にならないものかと、梅雨の晴れ間を狙っての「獲らぬ狸の皮算用」の釣行1日目です。
○ 釣り概況
○ 釣れないというより少ないタコ
○ 明日は、今後はどうなのか
○ あとがき
釣り概況
2021年6月29日(火) 中潮 満潮 2:53 干潮 9:27 (高砂)
明石海峡転流 9:10 最速 東流 5:00 3.4kt
海況:波穏やか 水温 22.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 6:00 6:40-10:10
釣果 400-200g 5ハイ
タコエギロッド DAIWA150 硬調子
タコエギ各種 オモリ40号
最初のタコの顔を見るまでが長い時間でした。タコの生息地が小さく、密集度も薄くなったような感じで、なかなか気配が出てきませんでした。タコの生息数は回遊魚と違い有限ですが、6月に入って一気に少なくなったのが、解せんです。
釣れないというより少ないタコ
出航6時、二見沖は、8時頃には潮が緩み止まるであろう予測で、6時半を回ったくらいから釣り開始。明石二見沖の西端からスタートさせて、東端まで実績場を探っていくと、江井ヶ島の沖に近いところで、やっと乗っかってきました。半ば、帰りたくなるような時間が経過していて、ホッとしました。しかし、後が続かない。下げ潮の潮の流れも緩くなり、乗合船の一部が深場に向かって移動し始めました。
潮止まりは、明石海峡から遠いほど早く、ザクッと1時間位ずれますので、東の深場に行けば程よく潮は動いています。二見沖の実績場にこだわり続けてきましたが、タコが少しでもいそうな深場に移動です。
問題がひとつ。釣ったことがないポイントで、どこを流してよいのかまったくわかりません。魚探反応で探す釣りではないので、乗合船が多くいる筋の邪魔にならないところから開始。過去、タコは毎年釣っていますが、深場に行くこともなく二見沖で釣っていましたので、こうなると出たとこ勝負です。下げ潮は緩んでいる時間帯ですが、どちらに流されるかもわからないけれど、水深30-35mでスタート。今日は深場を考慮して硬めのサオを選択しましたが、問題なく底は取れています。
ポイント選択がまぐれで当たり、チビッ子も含めて4ハイを何とか手にして、これで5ハイ。これは、うれしい。明日でつ抜けの期待が出てきました。本日のエギカラーは柑橘系の緑と黄色が反応をしていましたが、無難な線が柑橘系だと思って使っています。
潮が上げに転じ始め、速くなってきた10時過ぎに沖上がりをして、帰港の途に就きました。
明日は、今後はどうなのか
タコテンヤを使って、何本も仕掛けを投入している漁師さんを見ていると傾向が結構わかるものです。5本くらいのタコテンヤを投げて引きながらタコを釣りますが、調子のよい時にはポンポンとタコを上げてきます。が、今は、ポツンポツーンです。タコの居場所も流す筋も十分に心得ているのに少ないのは、やはりタコが少ないのでしょう。
来週の天気予報は、雨マークがたくさん。これで、雨が上がったら、少しは上向きになってくれると嬉しいです。少なくとも、浅場より深場で釣れるようですから、浅場に入ってきてくれると上向きになるでしょう。
明日、もう一度同じポイントを潮止まりまで釣ってみます。まあ、傾向値がわかってくるかもしれません。
あとがき
惨敗をした6/1以来目ぼしい状況も聞かないので、ご無沙汰の久しぶりタコ釣行。さすがに渋かった。タコにも裏年があるのかもしれず、雨とエサ場で回復すると思っていたものの釣り船の釣果速報を見ていると気が弱くなりそうですが、梅雨明けと同時に本番と期待しています。
で、なんとか5ハイの本日でした。明日5ハイ釣ると「つ抜け」になり、まあ何とかなんで、頑張らないと「ま抜け」になってしまいます。