キャスティングとSLJで明石沖青物狙いのボート釣り 7/14

ダイレクトな引きのTOPとSLJで明石沖青物狙う

 meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ

シャローアサシン フラッシュブースト99mm ヒット率は高いのではないか

シャローアサシン フラッシュブースト99mm ヒット率は高いのではないか

meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「TOPとSLJで明石沖で青物」

シラスを食べて、あとひと潮ふた潮でメジロに成長するサイズのハマチは、おいしさで一番の頃かもしれません。活性も高く栄養満点で引きも強い格好の釣りものを、明石沖でTOPとSLJで狙います。

ハマチサイズ以上は、通常のジギングで狙うのがこれまでの常でしたが、フローティングミノーで表層を狙い喰わす、軽いジグでハマチを食わす、これはおもしろく、数よりも狙って釣る楽しみです。

○ 釣り概況
○ 転流前後に小さいながらもナブラ
○ 底層が賑やか
○ あとがき

 釣り概況

 2021年7月14日(水)中潮 満潮12:29 干潮8:15(高砂)

 明石海峡転流 8:28 最速 西流 10:38 2.6kt

 海況:波穏やか 水温22.8℃

 釣行(釣り開始終了)時間 出航7:00 8:00-9:30

 釣果 ハマチ 54-57cm×3

 ロッド:ボートシーバスロッド#M+ リール:#4000
 ラインPE 1.2号、リーダー 6号、フローティングミノー

 ロッド:SLJロッド#0 リール:#3000
 ラインPE 1.2号、リーダー 6号、ジグ 80g

朝の潮で3本、満足する狙った釣果はうれしい 良く太っている

朝の潮で3本、満足する狙った釣果はうれしい 良く太っている

フローティングミノーを引く、キャスティングで2匹、スーパーライトジギング(以下SLJという)で1匹、そして暑くなる前に沖上がり、ひとり気ままなボート釣りです。

 転流前後に小さいながらもナブラ

転流後、上げ潮狙いで、遅めの出航7:00、転流時刻前にポイントの高倉瀬の東に着き、潮の様子を見ると、小さなナブラがあちこちにできています。潮は、下げの最終ですがシラスを追い上げ表層にハマチが来ています。

キャスティングロッドでフローティングミノーを投げます。ゴンとアタッて来たり、追いかけたりはあるもののフッキングができず、やっとガボッと喰い込み、アワセと同時に走ります。#4000リールにPE1.2号なので慌てることもなく良く引き潜るのを、ゆっくりと楽しみながら取り込みます。玉網に入ったのは、もうすぐメジロになるハマチです。ミノーのテールフックを後ろから喰いました。

フローティングミノーを目がけ横から突進してテールに喰いついた

フローティングミノーを目がけ横から突進してテールに喰いついた

下げの最終が止まると、平穏な海に戻り沈黙が続き、程なく上げ潮が動き始めると再びナブラが生じチャンス到来です。

何回かのキャストで、横から背びれを出して突っ込んで来るのが喰いました。元気良く潜って走るのなんのは同型のハマチです。いつもの播磨灘でこんな楽しみができるとは、思いもよりません。

どうやら、潮の止まりかけと動き端の緩い時にシラスが動き、一気に食い気が出るようですが、毎回というわけではなさそうです。シューティングとしては、完全に狙う瞬間です。

帯状のシラスの大群 いろんな魚が追いかけ、表層に追い詰めるとナブラになる

帯状のシラスの大群 いろんな魚が追いかけ、表層に追い詰めるとナブラになる

魚探画像は、シラスの群れを追いかける青物ですが、下から上へ追いかけシラスが逃げ場を失い表層に出た時に、ナブラが生じるのではないでしょうか。でも、うまいもの食っています。

ボートシーバスロッド(上)は、ショア用と違い小型化で狭いボートでも扱いやすい

ボートシーバスロッド(上)は、ショア用と違い小型化で狭いボートでも扱いやすい

 底層が賑やか

ナブラが落ち着き、上げ潮が動き始めると底層が賑やかになりました。次は、ロッドを持ち替え、80gのゼブラグローでSLJです。基本はワンピッチジャークですがいろいろで、大きなジャークでゆっくりフォールさせ、その間にハンドル1回転、ゆっくりとしたペースで誘います。mid60のジイには、このペース。すると、ググンとエサ釣りのようなアタリで糸ふけが出ます。喰った。巻き上げるとすんなりハマチが海面に出ますが、釣られたのがわからなかったようで、海面に出た瞬間キャノンボールで潜っていきます。一気にラインを10mくらい出す突っ込みで、びっくりしたのでしょうね。

SLJで、ジグのテールフックをがっちり喰って来た痛快なフッキング

SLJで、ジグのテールフックをがっちり喰って来た痛快なフッキング

取り込むと、ジグのテールフックがきれいに口にかかっています。こんな喰い方をされると嬉しくなりますが、小さいジグではままあることで、特にフォールではテールフックに喰うことが断然多いです。

しばらくすると、シラスを追って青物は消えたようです。現在9時過ぎ、潮流のピークは10時半ですから、まだ時合いは2回くらい訪れ数は伸ばせますが、一昨日に4匹釣って、本日3匹、肴の確保は十分なので、暑くなる前に沖上がりです。

今までとは違う釣法、ライトタックルを使用しての強引は釣りのおもしろさを引き出してくれるようで、本日のおデブな3匹をおいしく食べます。

ミノーもジグも一番上のふたつが活躍 ミノーは小さいが飛距離が出る

ミノーもジグも一番上のふたつが活躍 ミノーは小さいが飛距離が出る

 あとがき

従来、ライトジギングの狙いものは35cm前後のツバスを8月ごろの釣りでした。メジロサイズのハマチ狙いは、普通のジギングでしたが、SLJにスイッチするとおもしろい。さらに、キャスティングで表層のミノーに食いつくハマチを見ると、もう興奮です。3-4匹釣れば次の釣行までの肴は確保なんで、朝の潮で痛快釣行です。

キャスティングの最終目標は、ブリ!大きな口を開いて、ガボンと喰ってきたらビビってしまうかもしれません。こいつは、ライトタックルというわけにはいきませんので、体力勝負ですね。しかし、表層でいつ喰うのか、誘い出しが可能か、まだまだこの海で勉強が必要です。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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