潮止まり前後をタコエギで狙う短時間勝負
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「明石タコ」
ひとり気ままなボート釣りでタコ狙いは、操船しながら釣りのため、潮止まり前後で流れが緩くならないと釣りづらいもので、釣り船のように終日とはいかず、潮止まり前後の時間帯での短時間勝負です。まだ、5月ですのでそんなに数が出るものではないので、十分に楽しみました。
○ 釣り概況
○ 最初のタコの顔でホッとする
○ 潮止まり前後を狙う
○ これからの展開
○ あとがき
釣り概況
2021年5月15日(土) 中潮 満潮 10:46 干潮 7:30(高砂)
明石海峡転流 7:45 最速 西流 9:47 1.8kt
海況:波穏やか 水温17.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航4:50 5:30-8:20
釣果 マダコ 400-200g 8ハイ
仕掛け タコエギ仕掛け ラインPE 3号、リーダー12号、オモリ40号
サオ:リール タコエギロッド+200PG
前日は、昼前の潮止まりを狙い6ハイなれど、期待を上回る釣果でした。昨日より1時間弱は潮が遅れるので、朝の潮止まりを狙い、目論見通りに釣果が出れば、まあ今期は安定して釣果を出せるのではないかと思っています。
狙いのポイントで、下げ潮が緩み、上げ潮が速くなるまでの2時間半、まずまずのペースで釣れ、今シーズン良いスタートです。
最初のタコの顔でホッとする
とにかく釣りというものは、最初の獲物が釣れるまでドキドキしていて、何とか手にするとホッとします。5時半釣り始め、程なく穂先にヌワーッともたれかかるようにタコの重みが出てからひと呼吸おいて、アワセ!ズシンと重さが伝わります。これが、タコゲームの痛快さで「重さ」を楽しむ釣りです。そして、6時までに幸先よく2ハイ釣れ、その後も潮が完全に止まるまでこのペースで釣れ、潮が再び動き始めると乗りが出てきます。
型は、もう少しと欲が出るサイズで、300g平均といったところかもしれません。ひと潮ふた潮すれば大食漢のタコは成長して500g以上になり、だんだんと楽しくなりそうです。
タコエギのカラーは、最初緑に反応が出て、ピンク系に目が移っていくようで、乗らなくなったら、カラーチェンジをこまめにします。
上げ潮に転じ、8ハイ目を取り込み、潮が1.2ノットになった8時過ぎに沖上がりとしました。
潮止まり前後を狙う
二見沖では、潮が止まる時はゆっくりで、動き始めるとあっという間に走り始めるような気がして、いつも上げでも下げでも潮が止まるまでが勝負と思っています。ボートは、釣り船とは違い、潮が速くなれば釣りづらく、私は基本的に潮止まり前後の2.5-3時間を釣って、型物10ハイが目標ですが、毎回となると容易でないです。
これからは、二見沖の魚礁周りには青物の出没があり、潮が速くなったら青物狙いも楽しいプランです。
これからの展開
タコ狙い2回目の本日の釣果8ハイ。潮止まり前後を狙った短時間勝負ならば大満足です。老舗乗合船の竿頭が20ハイ前後で、あの方々の腕前はとびきりで、抑々かなうはずもなく、私の腕前ではでき過ぎです。ましてや、実釣時間も半分ですから本日は上の上です。ということは、今シーズンのスタートの釣況は全体的に順調でしょう。数が釣れ始めるのは6月からで、以降お盆まで楽しみになりそう。
本日も規制エリアの沖で釣りました。6月になると規制エリアは禁漁ですので、気をつけましょう。
明石沖のボートでのタコ釣りルールのわかりやすい説明 のページ
あとがき
釣って楽しく面白く、食べておいしいタコですが、串焼きはくせになりそうです。太い足より細めの足を串にさして、塩を効かせて焼くと絶品です。仕入れの価格から考えると、外ではこんな贅沢なのは食べれません。そして、もう一品。炊飯器に小さい生のタコを1ハイぶつ切りにして炊きました。たこ飯は干しだこを使いますが、生タコでもかなりの旨味が出ます。タコそのものは、干しだこに旨味が負けますが、赤く色づいたご飯は出汁が効いて、飛び切りにうまかったです。
帰路、ベイトの反応があちらこちらに見受けられ、青物のナブラもありました。狙いものが、たくさんになってきたようで、あれもこれもとなるものの、タコのおいしさは、後を引く釣りものです。
タコゲーム面白くおいしいので、是非皆さん狙いましょう。