メジロサイズのパワフルな落とし込み釣り
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「落とし込み釣りで青物」
爆釣ではないものの、このサイズを釣ると満足感があり、コンスタンスペースなで喰って来る釣りは、楽しいです。
○ 釣り概況
○ 狙ったポイントにイワシの群れあり
○ コンスタンスに狙える
○ あとがき
釣り概況
2021年9月10日(金) 中潮 満潮 11:37 干潮 5:53 (高砂)
明石海峡転流 7:00 最速 西流 9:56 5.2kt
海況:波穏やか 水温25.5℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:30 6:30-10:30
釣果 メジロ67-61cm×3 ハマチ58 46cm 計5匹
落とし込み仕掛け ハリス8号
フルソリッドロッド 200H 電動リール #400
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。
家島諸島鞍掛島の南の魚礁帯にイワシの群れがいました。ここもいつ何時消えるかもしれませんし、イワシ漁二艘引きが来るかもしれません。そのための魚礁ですから、致し方ありませんが、漁協の釣り年券を購入しているので魚礁を利用させていただきます。
イワシも食べられるためでなく、自分もプランクトンを食べるために群れになって魚礁を移動します。それを追って青物も移動しますので、イワシが群れる場所を潮に乗せてボートを流しながら、待ち構えるスタイルです。
時合い集中でなく、沖上がりの時間まで緊張感が途切れない程度の感覚で釣れました。複数で釣っていると、誰かしらがサオを曲げているという塩梅になる、楽しい釣況です。
狙ったポイントにイワシの群れあり
鞍掛島の南の魚礁にイワシがつくのは承知していましたが、ここはタイを釣るに頭が固まっていました。柔軟に考えると狙い場はここだになり、果たしてイワシの群れがみっちりと付いていました。
魚礁帯を回ってイワシの群れをボートを流しながら探りますが、朝の北風が強く安定させづらく、後進を適時かけながら船を流します。
水深30数mの20m前後の中層のイワシがアタッてきて、ハリに付きます。心を落ち着けて、青物のいるタナをそっと探りながら待ちます。船が風で押されるので、ラインが斜めになりがちですが、適時後進で調整しながら流し、1匹目は、7時に喰ってきました。ハマチとは違う強引で、かなり楽しましてくれますが、小さいハリでのやり取りはひやひやものです。玉網の入ったのは、60cmを超えたばかりのメジロです。
イワシの群れがいて、青物が喰って来る状況ならば、今日は大丈夫。昨日みたいな大失敗はないでしょう。
コンスタンスに狙える
風が弱まり上げの潮も効いてきて、狙う群れがいる筋を流せるようになり、2匹目が喰ってきました。引くこと引くこと、ドラグが大きく出ないように調整しながら耐えて待ち、魚との距離を少しずつ縮めます。2匹目は本日の最長寸67cmのメジロでした。
イワシがプルプルと付き、青物に狙われてバタバタして、さらにバターンバターンと暴れているうちに喰われ、今度はグイーンと引きが伝わる一連のおもしろさが、落とし込み釣りの真骨頂です。
これが7:30で、次は8:00に3匹目の58cmのハマチです。30分に1本60cm前後が喰って来ると緊張感が持続する、おもしろいコンスタンスな釣りです。そうは言っても、この後少し群れが散ったような感覚で、閑散な時間になったので軽食で休憩しながら周囲の釣況を見ています。
少しポイントを移動させて違う魚礁を狙ってみます。ここで、4匹目の63cm程のメジロ。イワシがついた仕掛けを深く落とし誘いを入れると、グイーンです。にらみつけているイワシが急に動き反射的に食ってしまったというパターンでしょう。おもしろい。
5匹目は、レギュラーサイズのハマチ。60cm前後を釣っていると、46cmは小さく見えますが、これでもいわゆる尺半の大きさ、立派なものです。
これで、目標の5匹達成で10時過ぎ。これだけ釣れば満足ですし、我が家の冷蔵庫にストックができますので、沖上がりとし帰港の途につきます。
あとがき
いやはやまったくの釣りが散発してましたが、本日は狙いが当たり満足です。上島が不調の時にさらに進んでこのポイントを狙わなかったのかと思わず考えてしまいます。そんなもので、視野が狭くなってしまうのでしょう。「チーズはどこへ消えた?」現象です。釣り場釣り方を絶えず検証していかないと、コンスタンスな釣果は得られないのでしょうが、これが難しいです。
ところで、メジロの胃袋をしっかりと開いて洗い、湯引きして生姜ポン酢で食べると、これは臭みも取れて、歯ごたえのあるうまさです。ちょっと飲み過ぎました。そんなうまさです。