表層をを引くミノーに食いつくハマチの興奮
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ハマチをトップで釣る」
まあ、とにかくスランプに陥りボーズ街道まっしぐらのような体たらくです。そこで、原点回帰の青物狙いをキャスティングゲームで楽しみました。シラスを食べて太ったハマチを2匹でしたが、トップで喰って来るおもしろさに興奮をした釣りで、スランプで落ち込んでいた気持ちが、随分とハイになったようです。
○ 釣り概況
○ SLJに反応なく、表層を狙う
○ トップウォーターの青物ゲーム
○ あとがき
釣り概況
2021年6月28日(月) 中潮 満潮 2:34 干潮 9:10 (高砂)
明石海峡転流 8:20 最速 西流 10:16 2.3kt
海況:波穏やか 水温 22.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 5:30 6:40-10:30
釣果 ハマチ 57cm 55cm 2匹
仕掛け フローティングミノー ラインPE1.2号、リーダー6号
サオ:ボートシーバスロッドS74M+ リール:4000MHG
(SLJタックルは、また改めて)
暮れ以来半年ぶりの青物、ハマチ2匹ですが、ライトキャストタックルで表層での釣りは、興奮ものでおもしろいゲームでした。シラスを食っていてマッチザベイトではないものの、食い気のある魚を狙って釣ったのは、何よりの釣果です。
SLJに反応なく、表層を狙う
出航5:30、6時半過ぎに下げ潮の残り1/3くらいをスーパーライトジギング開始。高倉瀬周辺から横瀬、マツオと探るものの良い反応がなく、それでも60-80gのジグをあれやこれやで誘ってみてもなんにも出てきません。シラス漁の二艘引き網船が多いというのは、シラスがたくさんいて、きっと青物も大好物なシラスをおなか一杯に食べ、ジグなんかに興味ないねと言われているようです。
高倉瀬の東に戻ってきた時、下げの最終で潮止まり間近にあちらこちらの海面にハマチらしき姿が出てきます。表層のおいしいシラスを食っているようで、少なくとも食い気がある魚がいるわけで、こいつを狙うことにしました。
ライトキャスティングロッドを使って、フローティングミノーで表層狙いに変更です。ポッパーのような純粋のトップではなく、20-30cm下の表層をミノーを引き、泳がせたり、海面に浮かせてみたりさせると、下から狙ってきます。ボートのすぐそばまで、追いかけてくるのもいるしで、ワクワクするようなシーンが生まれました。食べているシラスと大きさが違えど、食い気のスイッチの入った連中は、反応をするようです。
小さめのミノー10cm前後で仕掛けていくと、ブルピンミノーにガボンゴンと食らいつきました。そのまま、一気に潜り始めドラグを気持ちの良いほど鳴らします。
青物のキャスティングロッドではなく、ボートシーバスのM+、良く曲がるしリールも鳴り細めのラインをカバーしながらおもしろがり興奮しています。ジギングの2号ロッドや3号ロッドなら、このクラスは向こう向かせず巻きますが、そうもいかないライトタックルが面白くて。
玉網の入ったのは、60cm弱のシラスの喰い過ぎで太ったハマチ。
上げ潮が効き始め、相変わらずハマチがシラスを食いに出てきますので、それを狙って2匹目。ガボッグーンな感じで、ドラグを鳴らして突っ込んでいく、この気持ちの良さ。
今日の上げ潮は小さい流れで、10時過ぎには弱くなり始めました。本日の調査釣行は、十分に答えを得ましたので沖上がりです。釣果は数の問題ではなく、釣り方の答えを得て、結構な満足感で帰路につきました。
トップウォーターの青物ゲーム
青物をトップで釣ると「気持ち!えー!」と思わず言ってしまいます。いきなり下からルアーに食いつき、一気に潜り始め、ドラグを鳴らします。フッキングしなくても、ルアーの周辺にボコンと現れるのは見事で、さらにボートまで高速で追いかけてくるのは見ものでした。
完全なポッパーでのトップゲームだと、また違った凄みも出てくるでしょう。表層を泳いでいるトビウオもあちらこちらでパタパタスイーッと飛んでいますので、下から攻撃しているのでしょう。ベイトはシラスなので、小さめのミノーを投げましたが、軽いのでどうしても飛距離が出ず、思ったところまで投げ込むことができなく、帰路に早速もう少し距離の出るミノーとポッパーを買ってしまいした。次回が楽しみです。
あとがき
おもしろかった。トップでハマチが喰って来る痛快さを播磨灘で味わえ、きょうは満足な釣りでした。釣った数ではなく、狙った釣り方で喰って来たことが楽しい。しかし、キャスティングは全身を使って投げるので、いやはやくたびれました。「高齢者」にはきついです。でも、ジギングとは違う緊張感は、たまらなくおもしろい。
ジギングとキャスティング、どちらもでブリを狙いたく、特にキャスティングでは強烈でしょうね。