上島 沖の石で狙う活性の高いベイトにつくハマチ
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「落とし込み釣りでハマチ」
夜明けの風が少し冷たく感じるようになり、水温も9/5の27度後半がピークで、下がり始めました。こうなると、一段と魚の活性が上がる季節です。家島諸島上島北の通称県魚礁でハマチを狙っていましたが、ベイトが少なくなり、ポイントを上島沖の石に変更して、朝の時間帯で良い釣果になりました。
○ 釣り概況
〇 ポイントを変更
〇 ベイトも多く活性も高い
○ あとがき
釣り概況
2020年9月16日(水)大潮 満潮 8:11 干潮 14:49(高砂)
明石海峡転流 9:45 最速 西流 7:04 3.5kt
海況:波穏やか 水温 26.8℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 5:30 6:00-9:50
釣果 ハマチ(60-42cm)×7匹
フルソリッドロッド MHタイプ PE1.5号 リーダー6号
落とし込み仕掛け ハリス8号
新月の大潮で、週末に中潮に替わり来週へ青物狙いにはとても良い潮になります。初夏から青物の群れが家島周辺にやってきています。外海から回遊してきた若魚のツバスやハマチ、越冬したメジロのようなハマチ、夏にたくさん食べてツバスが成長したハマチと様々です。今日の群れは、成長したハマチで42cm前後のハマチ小で、エサが豊富なので、とても元気よく楽しい釣りができました。
ポイントを変更
6時に上島北の県魚礁に到着。ベイトはいますが、やる気のなさそうなのがちょろちょろしていて、前回から10日余り経過で様子が変化しています。仕掛けを入れてみますが、反応がなく時間だけが過ぎて7時前。上島の南側の沖の石周辺に船影が多く見れます。普段から釣っている船はいますが、今日は数が増えていますので、どうやら移動するのが正解のようです。
10数隻が落とし込み釣りをしていて、ベイトの反応もはっきりと魚探に出ます。周囲には、青物の反応もあり、やる気のある魚が海の中にいそうです。
潮上から群れのいる場所にボートを流して行きます。ベイトが食いアタリを伝えて、ワクワクドキドキ感が高まるが食い込んでこない。3回目に流した時に、水深27mで12-17m位でベイトが食ってくる。そして、タナを20m以上に深くして待つと、最初の1匹目が食いついてきました。タナが浅く間違えていて、深くして捕食帯にいる青物の目の前にイワシをぶら下げれば、食って来ました。
ここからコンスタンスに釣れて始め、相手はやっとハマチサイズに成長した群れで、8月はツバスだったのでしょうが、食べ盛りの若魚は、イワシを飲み込むと一気に走って、引きを楽しませてくれます。釣味も食味もおいしい連中です。
ベイトも多く活性も高い
ベイトは、あちらこちらに移動して、途中で消えるようなこともあるのですが、また現れます。基本的にベイトの活性は高く、不安なく釣れます。
バラシ1回、これは下手くそしましたが、イワシの胴体を食って飲み込まずに走る食い逃げは多数回で、活性が高く素早く食っているのでしょう。群れの個体数が多く、我先に食おうとして活性が高まっているはずですので、ベイトが食いついたら、タナを下げていき、底層の捕食帯で待てば食ってきます。
朝一番の1時間を無駄にしたのが悔しいですが、ポンポンと調子よく、予定の5匹を超えて6匹。最後にもう1匹と狙ったのが、本日の最長寸60cmでした。これをハマチとするかメジロサイズなのか、まあ60cmを超えていないのでハマチ大ですが、このサイズは良く走り引きます。リーダー6号だと少々ドキドキしますが、ジージーなるドラグで釣り味は面白く、7匹目のこれを取り込み、本日終了沖上がりとしました。
まだまだ周囲の船は釣り終わる気配もなく、魚探反応は上々で、時合いがこのまま続くようです。楽しい秋が始まりました。
あとがき
涼しくなり、あの強烈な酷暑から解放され、イワシも多く活性の高い日で、楽しい釣り日和でした。朝の1時間を無駄にしなければ、早々に予定数確保で帰港したかもしれません。すでに30匹、もう少し釣るという船もあり、秋になり活性は釣り人も高いようです。
いつもの25Lクーラーでなく、48L(内寸W=65cm)を持ってきましたので60cmサイズもまっすぐに入ります。このクーラーでも尾っぽが出るブリを釣りたいですね。帰港後、3枚におろしてしまえば、いつものクーラーで魚屋さんになれ、しっかり冷やして鮮度を保ち、晩ご飯です。
久しぶりの肴で、あっという間になくなりそうです。また、釣りたいですね。
いよいよハイシーズンに入り、良い潮で狙って釣ります。
ぜひ、皆さんも美味しい魚を狙ってください。