meikeimaruのボート釣り 狙いは、「防波堤からイワシ釣り」
今日は、ボートには乗らず、波止からのイワシのサビキ釣りをお届けします。
明石二見港のイワシ釣りは、例年10月から12月にかけて水温や群れの様子によりばらつくものの接岸して、見事な脂ののったマイワシが釣りと食卓を満足させてくれます。釣りというより、お腹いっぱいにイワシを食べたいという気持ちが9割の食いしん坊根性です。地元だけでなく、1-2時間かけてイワシ釣りに来られる方も少なくない、毎年秋の二見港の風物詩です。
播磨灘で釣る魚で一番おいしいのは、この時期のマイワシだと思うほど秋の味覚です。
概況
2019年11月8日(水)中潮 満潮 7:30 干潮 12:53(二見)
天候 暖かく秋晴れの日
釣果 20cmオーバーを含めて約40匹
仕掛け イワシサビキ 撒き餌アミエビ
ポイント 明石二見港
状況 釣行時間 7:00-10:00(実質80分)
マイワシの群れが接岸し始めると、早朝から波止は賑わいます。イワシはどちらかというと日が昇ってから釣れるので、まずは、お気に入りの場所確保で、これ平日?と思うくらいの盛況です。
ロッドは、磯竿のような防波堤用の廉価版を使用して、ミニ両軸リールを使用していますが、二見港ではリールの必要性はまずないですね。延べ竿の釣り人も少なくなく、この方が扱いやすく、軟調が釣り味をさらに楽しませてくれます。
サビキは、アジとイワシは基本的に違うものです。アジのサビキは光物が多いのですが、イワシ用は比較的に地味で、私はママカリ用という地味なタイプやアジのスキンタイプを使います。いくつかあると、便利で比較もできやすいと思います。
アミエビを入れるかごを使うか使わないかは、釣り方の好みです。私は、8号のナス型オモリで、アミエビは上まきします。群れにアミエビを撒き、食い気のあるのが寄ってくるのを待ち、そして足を止めさせますが、上まきの方が手早いと思うので、このようにしています。アミエビに適当な糠を混ぜて使う場合もあり、アミエビの使用量を減らしますし、集魚効果もあるようです。
イワシの大群が港内に入ってくるのを待ちます。待つしかありません。この日は早朝に群れの回遊があったようですが、満潮の8時を過ぎるとイワシの群れが見え始め、この群れも食い気があるのと、泳ぎ回るだけの群れがあります。群れが来たら、マキエをして様子を見ます。スイッチが入っていないと、アミエビに見向きもしません。8時半ごろの群れは食い気が十分で、それから1時間と少々、もくもくとイワシを釣り上げました。
マキエに反応するイワシにサビキ仕掛けを送り込むと、気持ちの良いアタリと引きが楽しめます。とにかく、手返しの速さが釣果に結びつきます。サッとハリから外しマキエをして仕掛け投入です。この繰り返しですが、先ほどまで騒がしかった波止の上は、誰一人しゃべらず集中しています。
今日は、良型が回ってきます。中には20cmの丸々とした大イワシも釣れます。その引き味は、魚偏に弱いどころか、なかなかのものです。群れが回っている間にどれだけ数をこなせるかです。群れがいなくなれば終了ですので、手返しの良さが釣果を左右させます。
9時半を過ぎると群れが小さくなり、その後姿を消しました。約1時間少々の短時間集中勝負です。
今日の釣果は、15-20cmのマイワシ40匹を超えました。平均17-18cmと良型そろいです。先日10/31の釣行で63匹でしたが、今日の方が型物ですので重量的には同じくらいです。
波止で、海水使って鱗を取って、下ごしらえを完了させて持ち帰ります。ピカピカに光っているこのイワシ。昼に煮付けたら、あまりの新鮮さに身がはじけるほどでした。刺身、寿司、フライ、塩焼き、煮つけ、酢〆めと、ブリもタコも美味しいですが、私の一番はいつもこのイワシです。
まだまだ釣れています。いつもは釣り過ぎに注意で大量の数釣りは疑問ですが、イワシは大群の数が桁違いですから、私がお腹いっぱいに食べる分くらいは海の神様お許しください。
休日は、少し早めに場所取りが必要なほどの盛況です。ぜひ、釣っておいしく食べてください。最後に、鱗やマキエで釣り場は汚れますので、海水を流して掃除をして、ごみは持ち帰りましょう。