デフロスター風量調整で使い勝手向上
meikeimaru のボートメンテナンス
meikeimaru のボートメンテナンス。テーマは、「デフロスター風量調整」
デフロスター取付は、気温が低くなる10-3月の早朝に生じる、フロントガラスの曇り除去に効果があり快適になりました。今回はそれに風量調整のコントローラーを取り付けです。
〇 デフロスターの効果は抜群ながら……
〇 スピードコントローラーの取付
〇 あとがき
デフロスターこの効果は抜群ながら……
外気温が5℃を切る早朝は、フロントガラスは、様々な水蒸気が結露して曇ります。エアコンなどないmeikeimaruでは、タオルで拭く以外に対策はなく、航行中は面倒なものでした。
そこで取り付けたのは、エンジンルーム換気用ファンを過去の作成記事のようにしました。もちろん常温の空気を扇風機の様に吹き付けるだけですが、内面の曇りも外面の霜10分ほどで除去でき、その後はクリアなガラスが維持できます。
でも、ひとつ問題点がありました。
風量220立方メートルの勢いはパワフルですが、電源をON OFFの0か100%か、その音は騒音で、おまけに風が寒いし、まあ我慢をしていました。最初は勢いで吹き飛ばしますが、曇り防止には風量を弱くできないものかと、考え込んでいました。
スピードコントローラーの取付
あるものです。汎用品の「DC 6V-60V 30A可変速モータ コントローラ ドライバ制御」なる電子部品を手に入れました。普通に外資系通販でレビューの良いものを探しました。
新たなボックスにコントロール用のボリュームスイッチと出力用の表示を取り付けて、メインの電源とファンのケーブル間に設置すれば、何の問題もなく風量コントロールができ、ダッシュボードのメインスイッチを移設して完了です。
1000数百円のパーツで、ゆるゆると微風から無段階で100%風量まで調整でき快適です。中華製パーツでしょうが、結構良いものがあるんです。ヒューズもしっかり要所で入れているので、不安もなく使用できるでしょう。電源 20Aリレーで取得して、コントローラー 30Aなので、2.5Aモーターの起動時電流も余裕あり、左舷側設置の2基にしても問題ないでしょう。
あとがき
YAMAHA DFRクラスでもエアコンは電力消費が多く陸電充電が必要なようで、船外機でも設定があるYFRも同様なようです。温める冷やすを電気だけでするとなるとたいへんです。常温で少々スースーしますが、冬対策は30Wの電力で片付きました。
設置位置を完全固定していないので、夏はこちらを向けるとなかなかの扇風機になる、小型艇のリーズナブルな味方です。