ハマチのエサ替わりを検証 | ボート釣りで、明石沖の青物ハマチをチョクリで狙う。

meikeimaruのボート釣り 狙いは「チョクリで青物」

 2018-11-08 釣りログ

ハマチの太った3匹の釣果

ハマチの太った3匹の釣果

11/08 海況: 穏やか水温20.3℃ 中潮 干潮 4:17 満潮 11:30 家島

明石海峡転流 11:46 上げ潮最大 8:13 6.5kt 下げ潮最大 14:11 4.3kt

ボート釣りで明石沖ポイントの上げ潮後半から下げ潮前半の時間帯をチョクリ仕掛けでハマチを狙う調査釣行に行きました。

今日の課題は、この時期シラスが増え、ハマチはシラスやタチウオの幼魚を食い始めます。こうなると、アジによりそちらを主に食いますので、チョクリ仕掛けが優位になると聞いています。ブリやメジロは、同じタチウオでももう少し大きいのを食べますし、アジも食べますのでのませ釣りでOKですが、ハマチのエサ替わりを確認したいのが、目的です。

もうひとつ、上げ潮の流れの時に青物を狙うのが主ですが、下げ潮のポイントも確かめたく、今日の釣行は下げ潮に照準を合わせた少し遅めの meikeimaru 出航です。

今シーズンの青物は好調だと思いますが、この時期の乗合船の釣果を見ると、のませ釣りもジギングもハマチよりメジロの数が出ています。大物が釣れるのですからうれしいことですが、個体数はハマチの方が多いのにも関わらず不思議なことです。エサが替わっているのだと思います。

9時に出航、最初のポイント明石沖のヒヤガリを目指します。

サビキ仕掛けというより、ヒラヒラのビニールがハリに付いたチョクリ仕掛けです。ハマチは、この時期ジグに反応が弱くなり、サビキやチョクリに反応すると言われていますが、いかがなりましょうか。

このチョクリ仕掛け、ハマチ用のハリス6号8本ハリで、全長が12.8mもあります。これが苦手で、チョクリ仕掛けは遠慮をしていましたが、12.8mを半分にして6mクラスにしました。これで、探るタナは狭くなりますが、扱いやすさは向上します。

チョクリ仕掛け

チョクリ仕掛け

また、今日の狙いは水深が20m-25mのポイントですから、12.8mは不要です。さらに、ハマチの捕食帯は海底から5mくらいでしょうから、これで十分です。

最初は、30m水深のヒヤガリの実績場です。周囲の乗合船もまばらです。こういう時は、あまり調子が良くない時で、バンバン釣れている時は、船団が勢い良く動いていますが、まばらです。上げ潮の終盤で、時合いが過ぎているようです。何箇所か周辺の20m水深のポイントも含めて、仕掛けを入れますがアタリはありませんし、魚探もガラガラに空いた海中を映し出しています。

下げ潮で狙うポイントは、横瀬です。この時期チョクリ釣りでの実績場でもあります。

水深30mから一気に12m迄駆け上る筋と、18mくらいから12mへ上るカケアガリがあります。ともに潮が効き始めると、沸き上がるような潮の流れになり、浅場では潮波が立つようなポイントですから、プランクトンが集まり、小魚が集まります。

水深の浅い部分のみ潮波が立つ

水深の浅い部分のみ潮波が立つ

最初に食ってきたのは、30mからのカケアガリで来ました。ふわっとする食い上がりのアタリで、アベレージの40数cmのハマチが来ました。潮の流れは1ノットを超えたところです。一番下のハリに食ってきましたので、底付近にいたのでしょう。

次は浅い方のカケアガリです。潮の流れは2ノットを超えて潮波も出てきました。

15mくらいのタナで一気に食い強烈な引きです。最初は、メジロクラスかと思うほどで、少し緩めのドラグからラインが水深以上に出ます。あわててドラグを締めて対応しますが、良く引きます。2-3匹かかったのでしょう。ハリスが6号なのでドラグを緩めにしていましたが、締めました。ハマチが鯉のぼりのようになって暴れているのでしょう。

2匹を確保しましたが、一番下のハリスが飛びました。たぶん、魚がバラバラの動きになり、ハリスの引っ張り合いになったのでしょう。1匹逃げられました。残念。

ハマチが2匹釣れる

ハマチが2匹釣れる

ここからピタッとアタリが止まってしまい、退屈な時間が過ぎていきます。午後1時過ぎに目的を達しましたので、沖上がりで帰港に付きました。

45-47cmのアベレージサイズが3匹の釣果ですが、今日は調査釣行ですから、これで十分です。

 今日の課題

  • ハマチがエサ替わりをして、チョクリ釣りに反応が多くなるかを検証。
  • 下げ潮のポイントを検証。

 検証結果

  • エサ替わりをしているかを胃の中を見て確認したところ、たくさんの10cmくらいのタチウオの幼魚とシラスを食っています。アジやイワシの痕跡なし。
  • チョクリ釣りに反応してきて、群れが大きければ、かなり面白い釣りになったでしょう。
  • 下げ潮のポイントで実釣。下げに入り動き初めの潮が最初の時合いで、ここで釣れましたが、潮の流れがピークを過ぎたころに、もう一回時合いが来るものと推測します。

水温が下がり、播磨灘から青物が南に出て行く12月中旬まで、あと大潮周りは3回です。シーズン終了までもう僅かですが、1m超のブリを目指して、空振りにならないよう頑張ります。また、ブリとは違うおいしいハマチの数釣りもしたいので、青物の潮の日は、しっかりと釣ります。そのためには、今日のような短時間で普段とは違うメニューでの調査釣行も大事です。

明石沖ボート釣りでシラスを食うハマチをチョクリ釣りで狙いました。抜群のポイントで、時合いが到来で入れ食い状態になり、最後は5匹の鯉のぼりの釣りとなり16匹の釣果で、早々の9時過ぎに沖上がり。脂がのって臭みの少ない極上のシラスハマチ釣りは、上々です。

  本日使用のリグ

ダイワ インターライン帆影 50-270 シマノ 電動PLAYS400

ラインPE2.0号  リーダー ナイロン10号

ハリス 6号 ハリ10号8本 全長12.8mを半分にカット、オモリ40号

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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