シマノ ローワーミドルクラスのアルテグラ使い心地
meikeimaruの推論と失敗から生まれたハウツー
meikeimaruの推論と失敗から生まれた実戦ハウツー。テーマは、「アルテグラ」
沖釣り、meikeimaru のボート釣りというシーンで説明をします。
ローワーミドルクラスのリールのお話なので、何が何でもアッパークラスユーザーには縁遠いお話です。それでも、このクラスのリールに興味がある方にとっては、アルテグラはなかなかの性能を見せてくれます。PE1.2号で60cm近いハマチをかけて、ドラグ鳴らしながら取り込むことがおもしろくできるリールです。この価格帯のクラスに、違和感のない高性能を年月は与えたようです。
スフェロスSWの動画のコメントで、「ステラを買えないのがなんか言ってら」みたいな記述がありましたが、買える買えないのお話ではありません。スフェロスSWもいいですね。このクラスおもしろいです。
〇リールの数が増える
〇ミドルクラスの性能は画期的に変革した
〇21アルテグラの魅力
〇あとがき
リールも数が増える
どうしてもタックルの数は増えます。明石沖の潮の流れで潮切れの良いラインを使おうと、PEライン0.8-3.0号までを使い分けしています。ギア比は、速いのは使わないので、できるだけローギアータイプを選択します。ライン別の機種や予備タックルまでも入れると、増えてしまいます。
例えば、短い時合いに根がかりやサワラカッターでリーダーを飛ばし、予備が無かったら時合いを失います。ジギングで狙いより大きい群れが来て、根ずれを起こしたら「お礼参り」の強いタックルも準備します。
ロッドもリールもリーズナブルな価格で良いものがあれば、アッパークラスに対してミドルやローワーミドルクラスならば、3倍揃えられ、これが楽しいです。
ミドルクラスの性能は画期的に変革した
ストラディックSWも使いますが、19ストラディックも購入しました。まあ、軽くてなめらかで、十分な感覚で使えます。ステラなるものを以前に勢いで買いましたが、確かに高性能は実感できました。滑らかさと金属ローターの力強さがありましたが、年月はステラも進化させたでしょうが、ミドルクラスも進化させたようです。ベイトリールではグラップラー300&150 に CTシリーズHG PG と、ミドルクラスの数が増えました。
いくらステラやツインパワーが良くたって、もうこの年になると所有欲もなく、ひとりで乗るボート釣りで、使い心地が良いコストパーフォーマンスがあるリールが選択肢です。
4000番クラスのリールはストラディックと思っていましたが、30%LESSな21アルテグラの評判を聞いて使いたい感が出ました。古いアルテグラは、あの…ちょっと…… でしたが、いかがなるでしょうか。
14gのミノーを投げて青物を狙うライトキャスティングには、軽くて使い勝手がよく、またブレードジギングにも対応できるミドルクラスのリールは、8000番で投げる3号タックルのキャスティングとは違う軽快感が、年寄りには何よりです。
21アルテグラ これはGOOD
21アルテグラはGOODです。十分な性能です。ストラディックと比較して、ベアリングの数とボディー素材が金属かCI4が大きなところでしょうが、細かい工程では違うものもあるのでしょう。
ハンドルノブを在庫と交換したので、ベアリングはイーブン。ボディーの差は、どの程度出るのでしょうか。カーボンってそんなにやわなものではないですが、PEライン1.2-1.5号を使用する4000番でどれほどでしょう。確かに1.2号を使用するステラは、巻ける感がありますが、ステラの1/4の価格です。
単体で触っていてもそんなにわかる差はなく、ボディー剛性やギアなどの金属部分の仕上げの工程なども価格相応かもしれませんが、絶対論では十分です。相対的な比較で言うならば、違いがあっても1.2-1.5号やりとりですから、何かが違う前にドラグが効き滑るので、結局は十分な性能です。
まあ、これもアルテグラを使い込んでわかることもあるでしょうが、次回の購入で4000番が必要な場合は、間違いなく候補のひとつです。5000-8000はストラディックSWという選択でしょう。3号タックルの8000番が古いバイオマスターなので、そろそろ代替えすると随分と違うでしょうね。
あとがき
釣具屋さんで、この価格でこんなリールは他が売れないと言っていましたが、それがすべてなんでしょう。ツインパワーが驚異的に売れると言いますが、販売戦略の違いでしょう。動画のプロは、ステラかツインパワーしか使用しませんから自ずから刷り込み戦略でしょう。
でも、アッパークラスの性能向上がミドルクラスの向上につながるのでしょうが、画期的な変化を続けて日進月歩です。ストラディックユーザーがちょっと手を出してみても損しないのが、アルテグラです。