2022/12月のボート釣りの狙いもの 播磨灘で釣りを考察

シーズン最終月で挽回をしたいブリの旬

 meikeimaru のボートフィッシング 初冬の播磨灘

ジギングのダイレクトな感覚は、たいへん面白く興味は尽きない

ジギングのダイレクトな感覚は、たいへん面白く興味は尽きない

meikeimaruのボート釣り。タスクは、「初冬の狙い物」

シーズンの最終月になってしまいました。10月中旬過ぎからジグに反応が少なく、チョクリやのませで釣っていたことが何やら不調の始まりで、11月の中旬からは意気消沈となりました。

とはいうものの、最終月は数字合わせの釣りではなく、筋を通した内容で黄色い尾っぽの青い型物や赤い魚を数より納得いく釣りで締めくくりたいです。

○ 12月概況予測 現在の水温等々
○ 昨年2020年は、どんな釣果
○ meikeimaruの釣れぬ魚の皮算用
○ あとがき

ハマチよりメジロが、さらにはブリを捕まえたい

ハマチよりメジロが、さらにはブリを捕まえたい

 12月概況予測

meikeimaru の狙いものは、青物とマダイと気張ってみたいです。10月中旬から私のジギングは不調になり、チョクリやのませで数が釣れるので、調子に乗って、お茶を濁してきたのは大いに反省です。それも先細りになり11月中旬からは体たらくです。12月の天候は西高東低が多く厳しくなりますが、つかの間の凪の日に潮が良ければ狙い込みます。

しかし、確かに10月中旬からこっち、播磨灘のカンタマから南西のエリアにメジャーどころの乗合ジギング船が現れなくなりました。海峡周辺から大阪湾側で釣っているのでしょうが、何としても播磨灘で釣りたいです。

 現在の水温

明石二見沖水温、11月末まで18℃以上と例年以上の水温が、12月の寒波で下がっています。それでも、1-2℃高い状況です。これは吉か凶かです。

兵庫県立農林水産技術総合センターのサイト 以下の水温数値は、抜粋引用です。

兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターのサイト

兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターのサイト

かわいらしいサイズながらも秋のマダイ

かわいらしいサイズながらも秋のマダイ

 2021年は、どんな釣果

2021年11月はジギング順調に推移していて、さあ12月もこの勢い……が、冬型天候で出航できずに1回やっとイカエサで釣ったようなものでしたが、出れれば釣れる雰囲気はありました。2020年は、まさにそんなジギングができた年で、おまけに正月用のマダコを釣りました。

地上は寒い日ですが、まだまだ水温は下がりきっていないので、チャンスは十分にあろうかと思える内容でした。

 釣りログ2021年のページ

 釣りログ2020年のページ

 meikeimaruの 12月 釣れぬ魚の皮算用

12月の魚の皮算用に泳ぐ魚の献立でのメインターゲットは、青物とマダイです。ブリは旬でしょう。

吹く風は冷たく、夜明けの寒さもジギングをすれば身体は温まります。最終戦ですし、天候を考慮するとワンチャンスをものにできるようにしっかりと準備しての釣行です。

こんなにジギング不調も珍しいが、これも腕の内

こんなにジギング不調も珍しいが、これも腕の内

 青物

ブリは80cm少々、メジロは60cm台と型物に見放され、型物をどのポイントのどの潮で狙うかが課題です。潮の動き始めや緩み始め等はワンチャンスな時合いが来ると信じて狙います。

 ジギング

まだ下がりきっていない水温ながらも低水温を意識してのジグアクションでしょう。派手な動きを避け、間を入れたりフォールを多用したりと型物が喰いやすい動きに集中して、深場から浅場迄を探ってみます。喰えば、ちょいとおもしろいことになるでしょう。

2号タックルで様子を見て、3号タックル主体の頑張りどころです。

 キャスティング

喰えば面白いのがこれ。晴れた朝、110-130mmのフローティングミノーで、これもいつもよりハードな2号3号キャスティングタックルで一生懸命に投げます。体力勝負ですが、表層ででかいのが喰えばひとり興奮ができるおもしろさを味わえます。

イカエサを喰って、カンヌキにハリがかり

イカエサを喰って、カンヌキにハリがかり

 イカエサ釣り

喰えば70cm以上だし、ブリがターゲットの甲イカを使うか、狙いの型物以外も釣れる細身の小さいヤリイカやヒイカを使うかです。程よい潮が流れれば、かなりの確率になるでしょう。

新鮮なイカが手に入るかどうかが肝です。イカの表皮がしっかりしていないと独特の光り方が無くなり、釣れません。スーパーに通ってブリが喰う甲イカを見つけるのが、まず最初の難関ながらもやってみたい釣りです。

ブリにメジロ大が一口で喰うが、ハマチはゲソだけ取っているようだ

ブリにメジロ大が一口で喰うが、ハマチはゲソだけ取っているようだ

ヤリイカ 表皮の模様が光って、誘いになるようだ

ヤリイカ 表皮の模様が光って、誘いになるようだ

 マダイ

家島諸島で釣ります。この潮ならば釣れると思って行くと、まったく潮が動かず魚の気がないなんてのはよくあり、マダイの食い気が出る潮が動かないと話になりません。でも、X’mas過ぎに尺サイズでも釣れたら正月用の焼き物が作れますが、しかし、サンタクロースに期待するレベルでしょう。

あの長いサビキ仕掛けですから、まずは風が吹かずマダイの潮が動く日に釣行ができるかが一番最初の問題点です。

今年の春のマダイ この2匹が釣れるとなかなかの幸せ

今年の春のマダイ この2匹が釣れるとなかなかの幸せ

 あとがき

天気図の等圧線の幅が、東京と名古屋くらいだと北西が強く釣りにならないどころか、海にも出れないでしょう。これが12月の難しさです。11月はかなり落ち込んで意気消沈でしたので、この12月に納得のいく釣り方で、狙いものが釣れれば嬉しさ百倍でシーズンを追われるのですが、いかがなるでしょうか。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
meikeimaru のボートノウハウとメンテナンス ボートの操船や維持のノウハウや、艇体や船外機エンジンのオイル交換、グリスアップ、定期交換部品などのメンテナンス方法や作業手順をわかりやすくまとめています。