シーズンインの初狙い タイに苦戦
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島のタイ」
いよいよ私の2021年シーズン開始です。水温は、2月中旬に10℃近くまで下がり、11-12℃まで回復はしたものの、まだまだ気温ほどに温かさを感じられない水温の播磨灘です。
初物狙いは、いつも迷うもので、メバルガシラの根魚、シーズン初期のタイにハネ、ボートも3か月ぶりに動かし様子を見るのも必要、さらに私も海の感覚を戻さなくてはと、半ばボーズ覚悟でタイを狙いに鞍掛島の南に向かいました。
○ 釣り概況
○ 時合いの初物1匹
○ 今日の潮
○ あとがき
釣り概況
2021年3月27日(土) 大潮 満潮 10:15 干潮 16:11 (家島)
明石海峡転流 10:39 最速 西流 7:06 6.2kt
海況: 波穏やか 水温 12.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 6:30 7:20-12:30
釣果 タイ 36cm
仕掛け サビキ仕掛け ラインPE1.5号、リーダー6号、オモリ30号
サオ:フルソリッド MHタイプ リール:150HGタイプ
サビキ仕掛け:白のナチュラルカラーのサバ皮タイプ ハリス2号
出航6:30 久しぶりの航行にエンジンの調子を気にしながらも快釣に鞍掛島の南のポイントをを目指します。昨日、少しの時間ながらも航行をして調子を見ておいたので安心ができますが、いきなりだと携帯電話のアンテナが立つか立たないかのエリアは不安になります。キャリアの電波マップで圏内でも、海上では電波受信できにくいエリアは結構ありますし、受信しようとして電池消耗も地上以上です。
時合いの初物1匹
7:20釣り開始。シーズンインです。そこここのポイントには、魚の反応あり。メバルらしき反応で多くのボートが狙っているようです。中には、タイらしき反応もあるので、どこかで訪れる時合いを待つ感じですが、このポイントの気まぐれさや、タイの時合いを見極められない腕に不安が山ほどです。
水深35m前後へ着底後、タナを探ります。低水温なので、地味なサビキ仕掛けを使います。
8時前、少し向こうのボートが型物のメバルをポンポンと上げています。タナと動かし方と、さらには魚が気にいるサビキなんでしょう。大したもんだと思っていると、こちらにもグングングンとアタリです。
巻き上げ始めると、頭を振る動きが出ます。ハリス2号なので、ドラグは緩めでジーッジーッと音を出しながら巻いてきます。サオは、柔らかいフルソリッド、眠たい感度ながらも細仕掛けを生かしてくれる追従の良さです。
姿を見せたのは、きれいな桜色のタイ36cmでした。チャリコでも釣れれば満足な気分でしたが、嬉しいサイズで何とかお刺身が作れます。
この8時前後が時合いだったのかもしれません。魚探の反応は魚が中層に現れてきていましたが、あっという間に時合いは消えたようで、サイズアップどころか追加もありませんでした。でも、うれしい狙いものです。
今日の潮
同じサイズでもと下げ潮も狙いましたが、喰う気のある反応は出ず、晴朗無風の春爛漫な暖かさの昼過ぎ、初物狙いは終了です。
満潮が10:15で、9時半には潮の動きが鈍くなっていました。そして、下げ潮が動き始めたのは12時ですから、こんなものでしょう。満潮から2時間で下げが動けば上々です。動かない時もあり、これはあきらめの潮です。今日は大潮で、はっきりした動きのある日だったので、メリハリがあったようです。
このポイントはムラが大きく、良い目をしているのは上げ潮の時です。家島諸島の時合いは下げで来る確率が高く、下げ潮になると船が集まってくる傾向です。
帰路の他のポイント。ここは下げ潮が定番ですが、潮が効き始めた頃に船が来ていました。今シーズンは、家島諸島の潮を勉強で、桜色のタイや銀色に輝くスズキを手に入れられたら、幸せでしょう。
あとがき
どこでどんな釣りをしたら良いか、本当にわからなくなっているのが初狙いです。連続して釣行をしていれば、潮や魚の様子がなんとなくわかっているのですが、暗中模索のような状態から毎年スタートです。
型は大したことのないサイズで、大物釣り師には笑われそうですが、初物はきれいな1枚でうれしいです。3か月ぶりの新鮮な魚は、おいしいです。
上げ潮下げ潮の動きも少し探れましたので、次はどう狙うかです。いよいようれしいシーズンインです。