朝の風が強く苦戦だが、回遊をうまくキャッチ
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「落とし込み釣りでメジロ」
釣り場の風と潮の流れが逆で、仕掛けが斜めになり浮いてしまうので、まともに狙えない朝から始まりました。こういう時は潮待ち風待ちでボチボチしているしかない状態。8時を過ぎると潮も風も変化出て、8時半に1匹目。最後に今年一番の強引で、8号ハリスを引きちぎっていった強者まで、9月最後の落とし込み釣りを楽しみました。
○ 釣り概況
○ 風が強く潮と逆
○ ベイトを探せば青物もいる
○ あとがき
釣り概況
2021年9月27日(月) 中潮 満潮 1:08 干潮 8:11 (家島)
明石海峡転流 8:29 最速 西流 11:53 4.3kt
海況:朝風波強し 水温25.8℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:10 7:20-10:50
釣果 メジロ 63cm前後× 3匹
落とし込み仕掛け ハリス8/10号
ロッド:フルソリッドロッド H200 電動リール #400
風と潮が逆になり、特に風が強く、満足なタナ取りができずに、暫し我慢で風待ちの状態が1時間半ほど。潮が替わり風も収まりベイトの回遊が出れば、確実に食わしていけるシーンです。10時半に喰わしたのは、なかなか底から離れないかなりの強者で、8号ハリスをちぎって逃走されました。どうやら青物本番で、型物が回り始めました。
絶好の季節到来です。釣り方がいろいろある青物ですが、9月は落とし込みに傾倒しましたが、おもしろくなる要素がたくさんです。
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載内容に準拠して、記事を書いています。
風が強く潮と逆
6時過ぎに出航。天気予報は、沖合で早朝に6mの東寄りの風、8時過ぎには4m以下になる模様、朝は厳しいかなという予想でした。航行は問題なく、釣り場に到着すると、風は6mは十分にあります。東からの風、そして下げ潮は、東に向かうので、まったくの逆の流れが生じ、水深30-35mで、最初の1回だけしか底が取れず、あとはどんどん仕掛けが斜めになり、どのタナにあるのかわからない状態、最悪です。風上に後進かけてもダメ、まああきらめの状態です。
上げになれば潮と風が同調するので、しばらく待ちの状態です。
こんな中で、案の定、底付近を狙って根がかり。ハリス10号で切れない。リーダーは8号で東田結びをしていましたが、PEとのノットで飛びました。大物対策のハリス10号、バランスの悪い仕掛けだったです。リーダー8号で、ハリス8号にしました。これが、あとで少々悔しい思いをする8号ハリスになりました。
8時を過ぎ、風も潮も弱まり先行きが見え、下げ潮の最終で喰ってきました。ベイトが喰って、間を置かずにうれしい1匹目が喰い、なかなかの強引を楽しませて上がってきました。ここから釣り開始です。
ベイトを探せば青物もいる
1匹目の後、潮が上げに転じると、風も弱まり青空も出て、いよいよです。
今日はイワシが回遊していて、姿を消すことも多く、探すより実績の筋で待ち伏せが一番の策で、底に張り付いている時や、自身のエサを探して回遊の時もあり群れ次第ですが、群れには必ず青物がついています。イワシのいくところに青物も行くので、回遊を待ちます。
9時半にイワシの反応が出た。すかさず仕掛けをタナに合わせると、イワシが喰い、さらに青物のタナまで落とすと、イワシが暴れ始め、「喰え、喰え」と唱え、ロッドが海面に刺さるように引き込まれ、引きを楽しんだ2匹目です。
次は、10時過ぎに同じ筋でイワシの反応が出て、同様のパターンで3匹目。ほぼ、20m前後でイワシが喰い、タナを下げて25-27mで待つと喰ってきます。
そして、10時半頃に喰って来たのは、底層で強烈に引く強者で、ブリまでなくてもメジロの大型でしょう。強風の根がかり対策で8号ハリスにしていたのが、問題でしょう。細いハリスは、イワシの喰いも良く8号を常用していますが、無理が効かなかったです。底層での引きをいなして、中層で2回目のきゃつめの頑張りを無理したのがいけなかったようで、10cmの短いハリスの負担は大きかったようです。型物だけに悔しい幕切れでした。
強風が収まってから3匹確保。まあ、良いところなんで、これで沖上がりとしました。
あとがき
落とし込み釣りならば、ハリス10/12号が必要な時期ですし、ロッドもフルソリよりもパワーがあるタイプで主導権を取ると、10月は装備改変です。落とし込み釣りもパワーロッド、ジギングも2号ロッドで、傍らに3号ロッドを準備する季節到来です。毎年何らかのパワー不足で、装備改変をしています。ちょうどその時期だったですね。
いよいよ10月からは、パワー勝負になり、楽しみ倍増です。このサイズのメジロでなく、ブリ一歩手前のメジロ狙いです。
9月は落とし込み釣りをたっぷりで、毎日飽きもせずに寿司を食べ続けています。よくも飽きないもので、やはり米の民族ですね。