朝の短時間勝負が思うようにでき、快釣
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「落とし込み釣りでメジロ Vol.4」
9月の落とし込み釣りで狙う青物は、天候で左右もされましたが、日に日に順調に旬を迎えようとしています。しかし、どうもどこかに何かが噛んでいるような釣行が続いています。今日は、留飲を下げる思いの短時間勝負が決まりました。難をつければバラシが2匹ありましたが、シングルハンドのボート釣りで2時間5匹の釣果は、快釣気分のホッとした朝です。
○ 釣り概況
○ あれっ? イワシがいない
○ 活性高く果敢に喰って来た
○ あとがき
釣り概況
2021年9月24日(金) 中潮 満潮 12:37 干潮 6:00 (家島)
明石海峡転流 6:46 最速 西流 9:52 4.9kt
海況:波穏やか 水温25.7℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:10 7:10-9:10
釣果 メジロ 62-64cm×5匹
落とし込み仕掛け ハリス10号
ロッド フルソリッドロッド H200 電動リール #400
大潮あとの中潮、青物には絶好の潮の日、海況も良く、期待通りの快釣ができました。数釣りも楽しいけれど分をわきまえて食べる分で密度の濃い釣りをすると、私の快釣です。9時過ぎに沖上がりができた朝の釣りでした。
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載内容に準拠して、記事を書いています。
あれっ? イワシがいない
6:10出航。波もなく、鞍掛島の南の魚礁帯を目指します。どこにイワシがいるやらと、魚礁帯をぐるっと探っていきますが、群れらしきものの反応がありません。どうやらイワシは結構寝坊助の魚で、まだ魚礁周辺の海底でじっとしているのでしょう。と、想像をするものの最初の1匹までは不安感の方が大きいです。
上げの潮も効き始め、いくつかの魚礁周辺流して探っていくと、狙い通りに底層にイワシがいて、オモリを着底させていくと、プルプルと喰ってきます。いたいた、魚探には群れのような反応は出ていませんがイワシはいます。
この潮筋狙いで釣ると、イワシを青物が喰った。サオが絞り込む引きが出ますが、着底後すぐだったのが失敗。底を切る前に走られ、魚礁にハリがかかり根がかり状態で、万事休すのバラシ。一発目からのこの体たらくか、それとも活性の高さなのか、仕掛けを交換して、狙うぞ青物。
活性高く果敢に喰って来た
すぐに、次が喰って来ました。セオリー通りのプルプル、バタバタ、バターンバターン、グイーンで、強引を見せ、落とし込み釣りの醍醐味です。1匹目は、このところのレギュラーサイズのメジロ小です。底層で食わすと魚礁帯の根がかりに冷や冷やです。
イワシもいるし、活性も上々、順調に2匹目、3匹目と釣れます。ともに4本ハリの一番上に喰っていますので、イワシの上に青物がいるようで、次はタナを少し上げます。33-35mの水深の底層でイワシを食わせ、25-30m付近で青物を誘いますと、セオリー通りの喰いが出て、こいつはなかなかのパワーです。軟調のロッドで何回か突っ込まれながらも海面に浮いて、次は玉網入れと出した時に、目の前でハリが外れて飛ぶのが……。きゃつめは、脱兎の如く海中へ遁走しました。落とし込み釣りは小さいハリですから、このリスクは付きもの、致しかたなしながら悔しいです。
活性が高いのでしょう、とにかく喰ってきて、次の4匹目は無事に玉網に入ってくれました。そして、イワシをたくさん食べて体高があり、パワフルに引いた5匹目を釣り上げ、満足の目標5匹に達成です。
釣る毎に1匹づつ締めて血抜きして、クーラーに所狭しと入っています。時刻は、まだ9時過ぎ、続いている活性で、もう少し釣りたい気分ながらも、食べる分は十分に確保した魚。
これで、満足の沖上がりで、帰港の途につきます。
あとがき
続ければ、まだ釣果は上げられると悪魔のささやきもありましたが、このサイズの1匹はボリュームも大きく、これで充分。毎日寿司を食べ続けられます。寿司と炙りにビールがあれば、至福の晩ご飯を毎日食べれる、釣り人冥利です。帰港後、手の遅い私が三枚に下ろして、クーラーにしまい終わるのに1時間かかりました。10匹釣ったら2時間なので、私の体力的にやはり5匹ですね。
9月は、落とし込み釣りですが、そろそろ同じ青物狙いにしても、釣法を変えようかと。食べる料理の仕方で同じ魚でも違うおいしさのように、釣り方も変えると釣りが面白くなります。ジギングにキャスティングでボーナスポイントのような「サワラ」が釣れると、寿司ネタは広がります。