ハマチがツバスの群れになったライトキャスティング
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ボートキャスティングでツバス」
夏の魚、ブリの若衆ツバスが、ひと潮速く播磨灘に入ってきました。そのためか、脂ののったハマチが消え、ピチピチしたツバスゲームになりました。ハマチは明石海峡周辺で群れているようですが、ツバスはツバスで、この時期に釣って楽しみたいですし、あっさりとした身は暑い夏の肴にはぴったりです。
面白みがある青物のキャスティングゲーム、最終目標はこれでブリを釣るです。
○ 釣り概況
○ 転流後上げ潮でナブラが出る
○ 時合い到来
○ あとがき
釣り概況
2021年7月26日(月)大潮 満潮10:13 干潮17:16(高砂)
明石海峡転流 7:20 最速 西流 9:15 2.9kt
海況:波穏やか 水温24.2℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:30 7:00-9:00
釣果 ツバス 32-35cm ×6
ラインPE1.2号、リーダー6号
ボートシーバスロッド S73M+ リール#4000
ジギングよりキャスティングがヒット率高かったように思え、キャスティングで釣る船が少ないので、意外に見切られていないのかもしれません。潮が効き始める時合いは、ミノーにきっちり反応してきました。食べているのはシラスで、マッチザベイトではないのに、スイッチの入った食い気が反応するようで、すべてテールフックにかかってきました。
転流後上げ潮でナブラが出る
5:30に出航して、途中の魚礁の様子を見ながら6:30に高倉東のポイントに到着。この時期は、ここが毎年お気に入りポイント。まだ、下げの潮が残っていながら上げに変わろうかという頃で、潮の流れが緩い時にシラスが現れ、思わぬナブラが出る時があるので、目が離せません。
なかなかナブラが出ませんが、成績の良いシャローアサシン99Fをキャスト、表層を引いて様子を見てみます。すると、魚の波紋と軽いアタリ、フッキングはしないものの見に来ていたずらしているようです。何回か後のキャストでゴンとアタリ。潜る引きはありますが軽い、正体はツバスでした。しかし、小気味良い引きを味わえるツバスが、ひと潮早く播磨灘に入って来たようです。シラスを追っているのでしょうし、ひと潮一寸の成長をする時期で、胃袋はシラスをカチカチになるほど食べていてもルアーに反応します。
時合い到来
8時前くらいから潮が効き始めると、ナブラというよりシラスを追いかけて作った波紋の様で、50cm後半のハマチとは少々違いツバスの群れはかわいいナブラを作ります。
ここから最初の時合い到来で、フローティングミノーに反応を示してきて、下から横からと追いかけ、ニセモノと見切って消えるものから、一気に喰いつくのやら、様々に相手をしてくれます。後ろから喰いつきテールフックにフッキングが大半です。それだけ、食い気が立っていて、エサを探し回っている群れのようです。
1時間時合いを釣って、6匹になりました。おもしろいで続けるととんでもないことになりそうですし、本日も真夏日の高温予測なので、9時に沖上がりで、また1時間近く走って帰港します。
でも、6匹あると相当うまい肴をたんと食べれます。ツバスは、臭みもなくあっさりの刺身や手ごろな大きさのソテーができます。冷やしたビールに気持ちの良い夏が旬の魚です。
あとがき
チョクリ釣りだと6匹なんて1回だと言われそうですが、フローティングミノーをキャストして、喰って来る様子がわかり、ライトタックルでいなすおもしろさを求めています。未だフローティングミノーの獲物は、58cmMAXでメジロやサワラは来ていませんが、もうすぐに出くわすでしょう。現在の1号キャストタックルでは、70cm超になるとかなりリスクが出てくるでしょう。1回は悔しい思いをして、2号キャストタックルに持ち帰るのでしょうが、ジギング同様にこれが楽しみなんです。
どんな潮でどんなポイントというノウハウがまだ見えてきませんし、今わかるのは魚探に見えてくる群れでなく、回遊してくる群れのようです。目を光らせ待ち構え、狙いこむ釣りのようです。これは、おもしろいです。別注平政を喰って来るブリが今秋の狙いです。