ボート釣りで家島諸島上島周辺でキスとハマチ

キスは機嫌悪し、ハマチの落とし込み釣りで起死回生

 meikeimaru のボートで狙う明石沖の釣りログ

ハマチ大、とにかく元気で良く走る

ハマチ大、とにかく元気で良く走る

meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「シロキス狙い不調、起死回生 ハマチの落とし込み釣り」

シロキスの昨年の実績場に出向くが、活性が低い。時間が経過擦るばかりの貧果。早々に切り上げ、イワシを探して青物狙い。ツバスどころか太ったハマチをライトタックルで、起死回生の釣りができました。

○ 釣り概況
○ シロキスの活性がない
○ イワシの群れを探してハマチを釣る
○ あとがき

 釣り概況

 2020年8月7日(金)中潮 満潮 11:44 干潮 6:48(高砂)

 明石海峡転流 7:47 最速 西流 10:13 3.0kt

 海況:波穏やか 水温 25.8℃

 釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 6:30-11:10

 釣果 シロキス 15-18cm×6 (画像は1匹不足)
    ハマチ 55-58cmサイズ×3

 仕掛け 青物落とし込み仕掛け
     キステンビン仕掛け

メジロクラス一歩手前の良型ハマチ

メジロクラス一歩手前の良型ハマチ

シロキスの活性低く惨敗 1匹撮り損ねの6匹

シロキスの活性低く惨敗 1匹撮り損ねの6匹

シロキス釣行ですが、貧果でした。キスの爽快なアタリを楽しみたいというものの、活性が低く食いが悪く、アタリも小さなブルン程度。機嫌が悪いです。早々に切り上げ、ツバスを探しにイワシの群れを追いかけました。今回はツバスどころか長兄のイワシをたっぷりと食べた太ったハマチが、思い切りの強引を味合わせてくれました。

 シロキスの活性がない

家島諸島上島の北側20m少々の砂地のポイント。

昨年、毎回20匹前後を暑くなる前の時間帯で釣ることができ、梅雨明けを楽しみにしていたシロキスですが、惨敗です。この釣りの面白さは、爽快なアタリと、クイックイッと感じる引きです。そのどちらもないということは、活性が低すぎです。

泳いできてエサをくわえて放り上げるのが、ブルルンルーンというアタリですが、居食いのようです。水温も低くなくても、こんな日もあるのでしょう。

やっとの思いの6匹で9時過ぎ、10匹以上を狙うか時間の無駄を作らないかの判断に、イワシを探して、落とし込み釣りで青物を狙うに変更です。先日8/3は偶然のイワシと青物の魚探反応でしたが、今回はアクティブに探しに出向きます。

アタリも居食いのようで、引きも弱い日

アタリも居食いのようで、引きも弱い日

 イワシの群れを探してハマチを釣る

落とし込み釣りは合理的な釣りで、イワシを釣るサビキ仕掛けで、それをそのままエサにして大物を狙うという、青物が食事中のレストランで釣るのが落とし込み釣り。うまく、イワシが見つかれば、勝ちゲームです。和歌山や玄界灘での落とし込み釣りは有名ですが、播磨灘でも、夏から晩夏、中秋くらいまでハマチにツバス、サゴシなども狙えます。

 イワシの群れを探す

イワシを探しにどこへ行くか。まずは、なんとなく先日様子を探っていた通称「県魚礁」へ、ここからならば、5分ほどの距離で行けます。いました!群れがいました!青物もついているようですので、ボートの流れ方を見極めて、流し初めの場所をチェックします。うまく、イワシの群れの上をボートが流れないと釣りになりません。

あとは、イワシがかかり、タナで待てば、ほぼ間違いなく食ってくるはずです。

水深19-22mの中層より下にイワシの群れです。今日は、手軽な4本ハリの全長1.8mの短い手返しの良い仕掛けを使います。この時点では、相手はツバスと思い込んでいます。

魚探反応 こんな感じで出てくれば勝ちゲーム

魚探反応 こんな感じで出てくれば勝ちゲーム

 ライトタックルで冷や冷や面白い

さあ、晩ご飯確保の残業開始、9時40分。潮が効いている時間帯です。

ツバス用のライトタックル、MHタイプのロッドに、PE1.2号 リーダー7号 ハリス8号でイワシをかけます。イワシは、確率的にフォールで食ってきます。最近のリールのフォールレバーは、こんなシーンでも便利です。ゆっくりと落として、プルプルとかかれば、そのまま底層近くのタナで待ちます。

金属の平打ちだけの仕掛け これでイワシは食ってくる

金属の平打ちだけの仕掛け これでイワシは食ってくる

落とし込み仕掛け 全長1.8mと短く扱いやすいタイプ

落とし込み仕掛け 全長1.8mと短く扱いやすいタイプ

1回目は、食い込みに対してかけそこない、2回目で一気に食い込み、とんでもない引きです。

先日同様にツバスを想定していましたが、ハマチ大かメジロ小の走り方です。リールは、「ジージー」とドラグ音、少しドラグを締めて耐えて、こっちを向いた時に利き手の右ハンドルウインチ巻です。さすがに、このライトタックルでは無理ができないので、一進一退で玉網に入れたのは、メジロかと思うハマチ大です。

この後、ハリ外れ1回、漁礁にかけられ根がかり、を含めて、6回かけて、ほぼ同サイズの太ったハマチ3匹と上々です。

ハマチ大 イワシをたくさん食べてよく太っている

ハマチ大 イワシをたくさん食べてよく太っている

まだまだ釣れ続くはずですが、もう11時過ぎ、1時間半の攻防戦は気温が上がる時間帯になり、見切って沖上がりです。

通常このサイズならば、PE2号 リーダー8-10号でHタイプのロッドで余裕のやり取りですが、想定がツバスのライトにハマチ大で、その分なかなか面白かったです。しかし、これもノウハウで、このサイズならば、このタックルで取れるので、また勉強です。

 あとがき

キスはてんぷらが食べたい食いしん坊での釣行でしたが、活性が低すぎました。何か気に入らないことがあったのでしょう。家島諸島の奥のエリアで釣る乗合船のキス釣りは好調のようですが、手短な上島はこんなところでした。あらま。しかし、その後、イワシを追いかけてのハマチは、うまいこといきました。青物は、好調なシーズンのようですね。

イワシの群れを追いかけ、たっぷりと食べて太ったハマチ、脂がのってとてもおいしく頂きました。特に、腹身は中トロのようなうまさでした。ツバスのあっさりしたおいしさも好物ですが、脂ののったハマチはうまいです。キスは残念でしたが、これからのハイシーズンで、どれだけおいしい魚が食べれますか、これは楽しみです。

ぜひ、皆さんも美味しい魚を狙ってください。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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