ボート釣りで青物を狙うジギング 明石沖で快釣。

今シーズン初のボートジギングで、強引を堪能する

 meikeimaru ひとり気ままなボートで狙う播磨灘の釣りログ

フォールでジグのテールで口にしっかりフッキング

フォールでジグのテールで口にしっかりフッキング

meikeimaruのひとり気ままなボート釣り。ターゲットは、「明石沖でジギングのハマチとメジロ」

今シーズン初めてのジギングで、ポイントやタックルと時合いの不安があったものの、過去実績のトレースで釣果に恵まれました。ただし、体力勝負のジギングは、mid60には厳しく10時まで勝負でしたが、十分な食材確保になりました。
ジギングは、やはりおもしろい。

○ 釣り概況

○ 最初の1匹への不安

○ 時合い

〇 釣りのキーポイント

○ あとがき

 釣り概況

 2020年10月2日(金) 大潮 満潮 9:59 干潮 4:13(高砂)

 明石海峡転流 5:35 最速 西流 8:21 4.5kt

 海況:波穏やか 水温 24.2℃

 釣行(釣り開始終了)時間 出航5:30 6:30-10:00

 釣果 メジロ 65-72cm×3 ハマチ42-47cm×7

 仕掛け ジギング ジグ100-150g ラインPE1.5-2.0号、リーダー7-8号

 ロッド:ライトタイプ、ミディアムタイプ
 リール:スピニング4000番 ベイト300番

秋晴れの朝、ジギング初物は予想以上のうれしさ

秋晴れの朝、ジギング初物は予想以上のうれしさ

過去実績の明石沖鹿の瀬北端に近い「カンタマ」。70m以上の水深から一気に20m台のまでのカケアガリが、毎年の実績場。シーズン初期は高倉瀬の東側のシャローが良い場合もあるので、少々不安ながらも10月からはカンタマと決めての狙いです。淡路野島沖方面に乗合船の船団が見えますが、私は今日はここ。

潮が効くと魚の活性は高く、ナブラには程遠いもののモジリは散見でき、その周辺で確実に食ってきます。10時以降も続ければ、まだまだ釣果は増えましたが、ハイ、身体が動きませんでした。

俺の勝ち!

俺の勝ち!

 ホッとする最初の一匹

シーズン最初の狙いは、緊張感に包まれます。落とし込み釣りで青物の姿を十分に見てきましたが、今季初めてのジギングは不安です。

10月中旬までは、高倉瀬の東や南に実績がですが、験の良いカンタマに向かうと、ベイトと青物の魚探反応があります。

魚探反応、ベイトに青物の心躍る海中が見えました

魚探反応、ベイトに青物の心躍る海中が見えました

これは釣れそうだと、6:30釣り開始。40mラインで150gジグを落とし、フォール中心のゆっくりめの動かし方で様子を見ますが、食ってきません。

ライトタックル、ジグ100gシルバーに変更して、船を流す潮筋を微妙に変えながら探っていくと、ジグをからかいにくる違和感が出てきて、次のボトムからのジャークでゴツンと来ました。大事なジギング初物は、レギュラーサイズのハマチです。

なんにせよ、ホッとする最初の1匹で、心の重みが楽になりました。ジグにまとわりつくのでスレですが、食い気が出てきたので、時合いに入るでしょう。

食い気が強く、口にフッキングの確率が高い

食い気が強く、口にフッキングの確率が高い

 時合い

ハマチ連中が、表層のベイトを食べに水面に顔を出すモジリが出始めました。流している潮筋周辺ですから、狙いのポイントは間違えていないようです。

海峡の最速潮流は8:21で、現在7:30。潮の流れは、3ノット弱。時合いで、ここからハマチを5匹連続。おもしろいのなんの。ジグは、軽い100gのシルバーに交換して、フォール主体で食ってきます。

時合いは7:30から10時前の沖上がりまで続いた

時合いは7:30から10時前の沖上がりまで続いた

8時過ぎ、食いが少々止まったと思ったら、ガツンときていきなりバレました。サワラにアシストラインを噛み切られました。これ悔しいんですよね。フックを付け替え、潮上に戻り再開。

イワシをたくさん食べていて、腹がパンパンに膨らんでいるが、まだジグを食う

イワシをたくさん食べていて、腹がパンパンに膨らんでいるが、まだジグを食う

水深50mから流して行くと、ズンと来たのがかなりの抵抗。ハマチ主体と思ってPE1.5号のソフトロッドに4000番のスピニング。良く曲がりおもしろいんですが、持つかなあで、走らせたり巻いたりで70cm前後のメジロ。このメジロが3匹。ライトタックルで取り切りました。

ライトタックルでの潮切れの良い細いラインは、軽いジグを動かせます。メジロが食ってくると賭けですが、これもおもしろさです。

10時前、十分な10匹の釣果に恵まれ、ひとり気ままな私の身体はもう疲労困憊。これで、沖上がり。不安の今季初物は良き釣果に恵まれ秋晴れの楽しい朝でした。

メジロ 良型です。嬉しい一本です。

メジロ 良型です。嬉しい一本です。

 釣りのキーポイント

潮の速い釣り場は、PEラインの太さは重要と考えます。重いジグならば差は小さいでしょうが、軽いジグで食わす時には、細いラインが功を奏します。

 タックルの選択

今回は、最初PE2号で160gのジグから開始しましたが、ロッドを変えて1.5号100gで釣りました。最初のままでも釣れたでしょうが、いろいろ試すのもノウハウですし面白さです。ライトタックルは楽しい釣りになります。

ブリを狙うならば、2号以上を使いますが、まだハマチ主体はライトタックルです。

スピニングのライト、ハード、キャストのタックル

スピニングのライト、ハード、キャストのタックル

 この釣りの面白いところ

ジグアクションがはまると、満足感で面白い。

私は、フォールで食ってくると面白くてたまりません。ジグの重みがフワッと軽くなり、糸ふけを取ってゴツンと来る感覚がまさにゲームです。ここで、ライトタックルだとメジロで、ハードでもブリだと動かないなんて当たり前。

鉛の偽物を食わすおもしろさです。

ジグは、シルバー系80-160gをメインに使用

ジグは、シルバー系80-160gをメインに使用

 あとがき

ジギングは、一本勝負の雰囲気、単純なタックルで釣る醍醐味です。ジグがフワッとなりガツンと来る、またいきなりゴンッなどのアタリは、筋肉がだるくなる体力勝負に栄養を与えてくれます。

いろいろな釣り方で狙える青物ですが、年末まで一番多くの釣行が、ジギングです。
ジギングは痛快に面白く、次の釣行が待ちきれません。

面白いです。是非皆さん狙いましょう。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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