イワシの食いが悪く、先にアジやサバが食って苦戦
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ハマチの落とし込み釣り」
イワシを食っているパワフルなハマチがいるのですが、イワシがなかなか食って来ず、ちょっと苦戦でした。連日の猛暑なれど、海風は心地よく、潮も良く数が釣れると思ったのは、大きな期待外れでした。
とは言え、まだ8月です。これからがハイシーズン。梅雨の長雨と猛暑でペースが狂いそうです。
○ 釣り概況
〇 イワシの食いが悪く苦戦
〇 イワシを食っている時は、アジは食わない
○ あとがき
釣り概況
2020年8月24日(月) 中潮 満潮 14:04 干潮 7:58(高砂)
明石海峡転流 8:48 最速 東流 5:08 4.6kt
海況:波穏やか 水温 26.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 5:30 6:00-10:30
釣果 55cmサイズハマチ×1匹
フルソリッドロッド MHタイプ PE1.5号 リーダー7号
落とし込み仕掛け ハリス8号
下げ潮のピークは過ぎた時間帯で、大きなベイトの群れを期待したものの、やる気のない反応が魚探に写ってきます。案の定、ベイトの活性が悪く、ハマチやツバスは底層にいますが、こんなに苦戦するとは思えない日でした。下げ潮ボーズで、上げ潮へ残業して、なんとかハマチを1匹釣り晩ご飯を確保できた、厳しい日でした。
イワシが機嫌悪すぎたというより、イワシの群れのサイズが小さくなったようです。
イワシの食いが悪く苦戦
例年より早くに丸々としたハマチ大を短時間で釣っていると、それが当たり前になってしまい、ちょっと苦戦がでると膨れっ面になります。
上島北のポイントに到着すると、水深20-22mの海中にイワシの群れが見えません。まあ、イワシは朝寝坊の時もあるので、そのうちに姿を現すでしょう。しかし、魚探反応は、やる気がなくベターッと底近辺に大小合わせて覇気がなく寝ているようです。
時折、豆アジがハリについてきますが、ツバスやハマチの反応は出てきませんし、もちろん豆アジは食われない、平和な海で時間だけが過ぎていきます。
イワシの反応も出ます。イワシはいないのではなくいます。時折海面に暴れるように出てきてナブラ状になります。しかし、ハリに食って来ない。仕掛けを変えて試しますが、かかるのは豆アジに脂がのっていないサバくらいなもので、これらには、ハマチもツバスも反応を見せず、周囲の船も出合頭に食った、ポツンレベルの釣れ方で、活性が低い魚たちです。
8時半には潮が止まり、上げ潮が効き始めるのは10時でしょうが、気温上昇の時間帯に残業です。活性が低いながらもハマチ狙いで、晩ご飯を上げ潮の動きはじめで狙います。
上げ潮が動き始め、ボートの流れ方が変化したころに、それらしい反応が出てきて、イワシが暴れて、食い込みが悪いながらもサオ先が突っ込みました。大事なハマチですから強引を慎重に取り込みひと段落です。55cmの立派なハマチです。もう、これで十分で、10時半に沖上がりです。
イワシを食っている時は、アジは食わない
イワシが、海面にナブラ上に追われてパシャパシャするのですが、追いかけているのは、どうもツバスやハマチでなく、20cm強のサバのようです。仕掛けを下ろすと、こいつが食ってきて暴れます。ブリ狙いののませ釣りには、このサバは上々なエサになりますが、このシーンではだめです。
イワシを主体に食べている時は、他のエサに見向きもしない時が往々にしてあります。その、イワシがなぜかハリがかりしないのは、イワシの群れのサイズがチビサイズになったようで、この影響かと思います。カタクチかもしれません。だから、サバが追いかけているのでしょう。それでも、カタクチでもハマチはエサに困らないので、ここに回遊するでしょう。
イワシもアジも同じように思いますが、余程にイワシはうまいらしいです。
あとがき
ボーズ釣行寸前のこんな日もあるのでしょう。イワシを食っているハマチは、他のエサに見向きもしなくなる時があり、ハマチやツバスの活性そのものは悪くないでしょうから、潮の変化でイワシのサイズが替わるを待ちます。
豆アジが小アジになれば、のませ釣りもありますが、落とし込み釣り本番です。
台風8号の影響で週末までは風波が残るでしょう。次回は9月の大潮からのスタートになるので、しっかり釣って、冷蔵庫を豊かにしたかったですが、うまくいかないです。
それでも、酢飯にハマチをたっぷりとのせて、ワサビをきかせたハマチ丼は、暑い夏には最高の晩ご飯です。うまい。
ぜひ、皆さんも美味しい魚を狙ってください。