鮎のルアー釣り チャレンジのための準備 その1 川の選択

鮎を釣るためには準備が必要だ

 meikeimaru番外編 鮎のルアー釣りログ

川面へのアプローチが抜群なシーン上下流に浅場の瀬が存在する

川面へのアプローチが抜群なシーン上下流に浅場の瀬が存在する

meikeimaruの番外編。「鮎のルアー釣り」を如何にするか

ボートに乗って、明石沖に青物の群れがいるならば、ジギングでハマチを朝の時間帯に釣るノウハウは、それなりに持てるようになりました。しかし、鮎を釣るとなると、まったくです。

どこの川へ行って、どんな釣り場に行けば良いのか、ここから第一歩です。川の選択とタックルの準備との2回をお話します。チャレンジされる方の参考になれば幸いです。

 鮎のルアー釣りという新ジャンル

鮎釣りは、おとりの鮎を使う友釣りが一般的に知られています。そのおとりの活鮎をルアーにして、友釣り同様に縄張り争いを生じさせて、ハリがかりさせるという釣りが、メーカーによって様々な呼び方をしている、鮎のルアー釣りです。

渓流釣りへの憧れがありましたが、沢登りはさすがにできないので、中流域の新ジャンル鮎のルアー釣りならば、真似事ができるのではないだろうか、30尺9m前後のサオを持って川に立ちこむことができなくても、ルアーロッドならば、いつも使っているタックルの延長線上だと思い、ひとつひとつの準備を昨夏から始めました。

駐車場からそのまま河原に出れる 上流は浅場の瀬

駐車場からそのまま河原に出れる 上流は浅場の瀬

 どこの河川で釣れるのかが、最初の一歩

新ジャンルの釣りだけに、どこの川でもOKというわけでなく、河川の釣りを管理している漁業協同組合が、この釣法を認めているところでない限り釣ることができません。歴史ある鮎の友釣りに対してルアー釣りができる河川は、多くはなく僅かです。

鮎をルアーで釣ることができるかを、メーカーの鮎のルアー釣りサイトに掲載されている河川を調べ、釣り場までの時間距離から選択します。

そして、その漁協へ電話をして、①鮎をルアーで釣れるか。②その際にリールの使用は可能か。を、確実に確認をしてください。根幹の部分なので、サイト掲載だけでの判断は、間違いのもとです。

鮎のルアー釣りの先進地の滋賀県は遠く、兵庫県北部と鳥取県で選択していきました。時間距離で見ると、都市圏を通過しなければ、意外に範囲を広くできます。自宅から川の釣り場まで2時間半までの範囲としました。

通路に駐車ができアプローチが良い浅瀬が続く 橋の下は日陰だ

通路に駐車ができアプローチが良い浅瀬が続く 橋の下は日陰だ

 川のどこが釣り場だろうか

昨夏のシーズン中から下見に行きました。どこが釣り場、駐車場はどこ、川へのアプローチはどうか、下調べの必須項目です。

釣り場がどこかは、漁協のサイトを見ると地図が公開されている場合が多いです。今回もその公開されている釣り場を順番に下見しました。行くと、駐車車両や釣り人を見ることができ、それだけでも多くの情報を得ることができます。

この下見を昨夏からしていて良かったと思っています。シーズン中なら釣り人がいますから、どこが釣り場が一目瞭然です。さらに、駐車している車両の位置から川へのアプローチ場所も推測できます。シーズンオフに見てもわかり辛いことが、収拾できます。

漁協やおとり屋さんには、顔を出しましょう。情報集の場所には間違いなく、ルアーでの釣りの注意点などを聞いておくのが、トラブルレスです。

必ず入漁証の購入が必要で、老舗のおとり屋さんで買うと、情報収集もできます。年券日券とありますので選択しますが、監視員の巡回は、必ずあります。

道路の待避所で駐車禁止でなければ、釣りに使用ができる

道路の待避所で駐車禁止でなければ、釣りに使用ができる

駐車場所に近くにこんな階段があれば、アプローチは抜群だ

駐車場所に近くにこんな階段があれば、アプローチは抜群だ

 釣り場の駐車場と川にアプローチ

地方の県道や国道には、待避所のように広くなっている部分があります。勿論駐車禁止でないことを確認すれば、大概に駐車可能です。シーズン中は、釣りの車が駐車しています。そこから川へのアプローチが問題なければ、候補の釣り場です。

いろいろ持ち物の多い釣りなので、アプローチが容易な釣り場は大事です。そして、友釣りの方々と距離が取れれば文句なしです。浅場は、友釣りが少ない傾向もありますが、ルアーでの浅場は釣りが成立します。

私が選んだ釣り場は、駐車が容易、川へのアプローチが比較的平面、川は浅場、こんな幼稚園ゲレンデです。

遊びで釣りに来てトラブルは、絶対に避けないとバカらしいです。メーカーの動画などでは、この点の友釣りとの距離を注意点にしています。漁協も、おとり屋さんも友釣りの方々の意見が大きくなるのは、歴史からしても致し方ないことです。距離をとる、一声かける大事なことです。

川を下見すると、候補の釣り場が必ず見つかる

川を下見すると、候補の釣り場が必ず見つかる

 あとがき

鮎は、陽が昇ってからの釣りと言われるそうで、川に日差しが入ってなんぼのようなところがあるそうで、7時半-8時ごろから昼まで休憩しながら釣れば、ジイには上々です。片道を2時間半ですが、このくらいの時間設計をすると、無難でしょう。体力的に無理をすると、ろくなことがありませんので、余裕を持ちます。

駐車場と川面へのアプローチが良好な浅場、いくつか見つけましたので、ノウハウ作りをします。次回は、タックルにリグ、それにウェアーです。