青物狙いのイカエサにカンダイが喰った
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「イカエサでブリが……」
ルアーでの狙いが1匹が続き凹んで、エサ釣りに変更しても1匹。どうやらこんなところか…。それがハマチではなく、おいしいゲストのカンダイ、タンコブのコブダイでした。二尺に満たないがらも重量感ある姿の白身の魚は、貧果ながらもおいしい獲物で、気分はかなり上々な、食いしん坊です
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2023年12月4日(月) 小潮 満潮 2:13 干潮 8:19 (高砂)
明石海峡転流 9:15 最速 西流 12:50 4.4kt
海況:波穏やか 水温16.7℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:20 8:00-11:00 場所 カンタマ
釣果 カンダイ 58cm
ラインPE3.0号、リーダー14号、オモリ50号 ハリ ヒラマサ14号 ハリス12号
H255/電動800 meikeimaru 3号タックル
青物狙いで、あわよくばブリを狙ってのイカエサ釣りです。潮がもう少し効くかと思いながらも2ノットに程遠く、青物の活性を上げることのないのんびりした動きで、青物狙いには少々難しい状況でした。カンダイは、狙いものと大きな違いですが上々のゲストで、食いしん坊にうれしい1匹でした。
明石海峡転流9時の前、下げの最終でアジを狙おうとしましたが、釣り場は二艘引きのシラス漁で網船が面で覆っていて、どうにもこうにもあきらめました。わずかに潮が動き始めた8時から釣り開始。
エンジンの轟音で隙間なく網を引けば、臆病で逃げ足の速い青物はもういないのではと思います。案の定、最初は喰われっぷりの良いギンペイでのませ釣りをしましたが、まったく反応なし。その後、イカエサに変更してカンタマのカケアガリを流して行きます。
1回目のアタリは、サオ先を二度引き込んでエサだけ獲っていきました。次の流し込みカケアガリの途中水深35mで、サオ先が突っ込むアタリ。重みを感じるところで大アワセ!底を離れない。ブリ狙いの太仕掛けにものを言わせると、こっちを向きました。上がってきたのは、なんとタンコブのカンダイでした。
その後は、アタリが出ずに時間経過だけで、早朝から轟音と網でかき回され、食い気が出るほどに潮も1ノット後半と動かず、俊敏な青物がいないので、こんなゲストが喰って来たという図式のようです。
11時前に沖上がりで帰港の途ですが、晩ご飯のおいしい肴が手に入り、上々気分です。青物は、再度チャンスが欲しい。
今後の見通し
こちらの走るすき間もない海面の二艘引きの網船。手も足も出ずです。明石海峡周辺では、朝の潮でアジも喰ったそうで、まだ最後のチャンスがあろうかと期待するアジです。
しかし、カンタマ周辺に明石のメジャーなジギング船がいくつか現れていたので、海峡周辺も調子よくないのかもしれません。まあ、時期的にジギングは私の腕では日に日に厳しくなるでしょう。
久しく忘れていた根魚のエサ釣り。身エサでカケアガリや磯回りを狙い、型物が喰ってくれれば、鍋がおいしく頂けそうです。魚礁帯を探っていくと思わぬ獲物に出会えるかもしれません。そうだ、冬の狙いは根魚だ。
スーパーでヤリイカが手に入り、天候次第でもう少しブリのチャンスがあるかと思います。ブリに限らず、群れがイカを見つければ活きエサでなくても確実に喰うはずです。楽しみ。
あとがき
うまいです。血抜きの失血死をさせた白い身の寿司は、たまらないおいしさです。皮で作った潮汁は絶品の脂分で、コラーゲンたっぷりです。骨も頭もあるので、ここしばらく脂ぎった肴の晩ご飯です。
沖釣りでカンダイは、偶然のしろものだったですが、こんなゲストはまたを期待したいです。