ハマチの時合いのあとブリが喰って来た
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ジギングで明石沖でブリ」
11月から青物狙いに苦戦、ジギングには見向きもされないボーズが続き悔しい思いをしました。今日は最初からブリ狙い、満月の大潮で播磨灘の群れが活性化したのか、久しぶりにジギングのダイレクトな感覚を楽しみ、狙いのブリを最後に小さいながらも釣り、年内もう一度の期待を持った釣行でした。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2022年12月9日(金) 大潮 満潮 13:23 干潮 3:57 (高砂)
明石海峡転流 4:57 最速 西流 8:37 6.5kt
海況:波穏やか 水温16.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:30 7:30-10:30
釣果 ブリ 82cm ハマチ 45-50cm×5 計6匹
ラインPE3.0号 2.0号、リーダー14号 10号、ジグウェイト 160-200g
meikeimaru 3号タックル、2号タックル
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。
10月後半からジギングが不調でチョクリ釣りやのませで釣ったものの、ジギングのおもしろさを味わいたく、ボーズ覚悟で夜明けの6時半に出航。
最初のポイント明石沖の「カンタマ」で、7時半過ぎに水深40-50mラインからジギングスタート。
今日は、ブリが釣りたいの一心で、3号タックルと重たい200gジグにかっこをつけてフロントシングルフックです。ゆっくりなジャーク&フォールにジグをピタッと止めて喰いの間を作る私のブリ狙いのアクションを続けます。
止めた時にアタリが出るもののフッキングができない、ジグの周囲に何かがいる反応があったり、くわえて持ち上げたり、中には尾っぽではたいたりのような?バカにされたりがありますが、それ以上喰わない。それでも生体反応があるので、活性が出れば時合い到来となるので、辛抱強くジギング体操で体を温めます。
4ノット近くで流れていた潮が、緩み始めた9時過ぎにポイント移動をします。ヒアガリの水深40mからの磯のあるカケアガリを狙います。潮の緩み端で相性の良い実績場なので、2号タックルに持ち替え、ジグも160gの前後フックで40m30mと探っていくと喰った。
引きの動きと重さが何か変と思ったら、ダブルでフッキング。これを機に時合い到来のようで、テンポよくハマチ5匹釣ると時合いもひと段落なのか遠のきました。
ハマチがひと段落で、ブリの到来を期待していると、アクションでジグを止めた時にアタリ。大きくフッキングした引きは強く、ドラグが鳴り、ズリズリラインを引っ張り出します。そして、80cm前後の型物の期待感通りが、玉網に入りました。
本日の目標達成!これで10時半、沖上がりにして帰港の途です。
for your information
- 潮の緩み端はどこかで時合いが来るが、大当たり。
- 活性の高いハマチは先に喰うので、まずはハマチ釣り。
- ジャーク&フォールのゆっくりアクションにピタッ止めは有効の様子。
- このサイズならば2号で十分だが、メーターサイズには、3号タックルが無難。
脂がのった青物は、しっかりと血抜きをしましょう。血を抜くのは、身の毛細血管からで、背骨の下の静脈は問題外です。だから、生きているうちに失血死をさせます。
今後の見通し
播磨灘の11月のジギング不調は、この周辺で乗合ジギング船を見ることが少なかったのが裏付けだったでしょうが、本日はメジャーどころの有名船がたくさん来ていましたので、しばらくは期待が持てそうです。
潮の速い釣り場で、私には重たいジグは苦手ですので潮切りの良いラインは必須です。そして、何より風が強くないことがボートジギングでは肝です。西高東低の日々が続く12月ながらも、穏やかな風の潮の良い日がまだあるでしょう。水温も16℃前後ですから、ラストチャンスにもう少し大きいブリを釣りたいです。
あとがき
ブリの腹身は、ハイ、ブリしゃぶです。脂ののった腹身はたまらなくおいしく、酢飯で作る丼も絶品です。ハマチは、酢じめにすると京都の特選きずしのようになります。この時期は、越冬で脂が乗ってきますので、食べる目的ならハマチで十分なほどおいしく、正月を前に頑張らなくてはです。お天気が釣り日和になれば、この上なしです。