ライトジギングで青物狙いのボート釣り 7/12

スーパーライトジギングで明石沖青物狙う

 meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ

フォールで喰うと、ほぼテールフックにかかる しっかりカンヌキにハリがかりしている

フォールで喰うと、ほぼテールフックにかかる しっかりカンヌキにハリがかりしている

meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ライトジギングで明石沖で青物」
スーパーライトジギングで、まだ群れの状態が安定していない青物を狙います。先日は、シラスの群れを追いかけるハマチをトップで狙いましたが、今日は集餌帯でベイトを探しているハマチを彼らの食堂付近で営業前に待ち受けます。

○ 釣り概況
○ スーパーライトジギングで狙う
○ 時合いが来た
○ あとがき

 釣り概況

 2021年7月12日(月)中潮 満潮10:39 干潮7:55(高砂)

 明石海峡転流 7:11 最速 西流 9:11 2.3kt

 海況:波穏やか 水温22.8℃

 釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 7:10-9:00

 釣果 ハマチ 55-58cm×4

 ラインPE 1.2号、リーダー 6号、ジグ 80g
 ロッド:SLJロッド#0 、リール:#3000

良型のハマチ、8月にはメジロと呼ばれる大きさになるのか、一番おいしいころです

良型のハマチ、8月にはメジロと呼ばれる大きさになるのか、一番おいしいころです

シラスやイワシをたっぷり食べたパワフルで良型のハマチをほぼ1時間程度で釣りました。暑くなりまだ身体が慣れていない時だけに、朝の時間でポンポンと釣れると、楽に沖上がりができました。狙った場所で、狙った潮で、狙った釣り方での短時間勝負が決まると、これはうれしい釣りになり、次へのノウハウになります。

 スーパーライトジギング

スーパーライトジギングは最近いろいろなシーンで登場しますが、簡単には、ほぼ80g以下40g程度のジグを使い、通常ジギングの対象になりにくい根魚から小型回遊魚、さらに大物も釣る方法です。ジギングですから、着底させてからアクションを加えてジグを中層迄引くことの繰り返しで、大きくは通常のジギングと同様です。

ただし、通常ジギングは、150-200g以上のジグを使用していますが、80g以下の小型ジグを使用して、ラインシステムも 1.0-1.2号PEラインで、体力的に楽に細かいアクションを作ることができます。

私の年齢になれば、200gのジグで1時間もできませんし、150gジグで精一杯です。80gは半分の重さでラインも細いので、あんなしんどいことと思った方も対応できるのが、スーパーライトジギングです。

上4つが80g、そして 60g 40gで、下2つが150gで、大きさも厚みも違うスケール

上4つが80g、そして 60g 40gで、下2つが150gで、大きさも厚みも違うスケール

それで、スリムなライトロッドとドラグ性能の良いリールは、細いラインシステムを大きくカバーします。また、細いラインは、軽いジグを潮の抵抗があっても無理なく着底させ、アクションを作る演出をします。

SLJロッド、軽いジグを躍らす柔らかさ、海面に突き刺さりそうになりながらも耐えていると浮かすバッドの強さは、新製品なんだなと感心します。ブリは少々難しいかもしれませんが、メジロならば時間さえあれば大丈夫ですね。おまけにリールは本日ステラ、3000番でも良く巻き良くドラグが滑りました。小さいジグを動かす細いラインを守るロッドとリール、剛竿強引ではない釣りの楽しみです。

結構な面白さです。

緩んだ時でこれ、ここからラインを出す引きはサオ先を突っ込ませる

緩んだ時でこれ、ここからラインを出す引きはサオ先を突っ込ませる

 時合いが来た

6時出航、途中二見沖の魚礁周辺のベイトを見回りながら、高倉瀬の東の水深30-20mのカケアガリのポイントに入ります。転流時刻7:11で、そろそろ潮が上げ潮に転じます。

梅雨末期の大雨で水色は濁り、ジグも視認性の高いグロー系を使用して、80gの鉛の塊を海底に沈めます。午前中の上げ潮は2.3ノットと緩いので、ライトジギングには好都合です。魚探反応には現れなくても、ここは彼らの食事場ですからベイトを探しに来るハマチがいるはずで、それが狙い目です。

最初のスレがかり 最初は走って走って止まらない

最初のスレがかり 最初は走って走って止まらない

潮が動き始めてしばらく、7:40にフォールでゴンとアタリました。緩めのドラグが一気に鳴り、走ります。ここは緩いカケアガリで、磯場も少ないので安心できます。とにかくよく引きましたが、上げてみると尾の方にスレがかりでしたので、当然ですね。それで、首振り感覚も違ったようです。もうすぐに、メジロと呼ばれるサイズの良型のハマチです。

良く引き、ドラグを気持ちよく鳴らしてくれる、こんなのが面白い

良く引き、ドラグを気持ちよく鳴らしてくれる、こんなのが面白い

そして、8時過ぎから時合い到来で、ボートを潮上に流し替えをするごとに、1匹ずつ喰ってきます。同サイズのハマチですから、まあ、おもしろいことで、最長寸は58cmで満足です。
8時半過ぎに、小さくないこのサイズで4匹、十分な釣果で我が家は当分ハマチが食べれます。

この40分ほどが時合いだったのでしょう。

その後、ジグを変えながら狙いましたが、次の時合いまでお預けのようですので、9時過ぎに沖上がりをして、満足な気持ちで帰港の等に早々につきました。

このおデブなお腹、太るのとパワフルは正比例

このおデブなお腹、太るのとパワフルは正比例

 あとがき

大きなジャークアクションと大きめのフォールの組み合わせで、4匹ともに喰いました。スロー系の動きでのライトジギングでしたが、こんなアクションでしたら、この年になってもまだまだジギングのおもしろさを味わえます。しかも、ラインの先には、80gの重さしかなく、オモリ20号程度ですから、魚とのやり取りのダイレクト感も大きく、楽しい釣り方です。

先日のキャスティングとともに、今シーズンいろいろと試していきたい釣り方です。

最後は、面白いから是非皆さん狙いましょう。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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