尺サイズのマルアジを播磨灘で3年ぶりに釣る
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ジギングで明石沖でマルアジ」
大阪湾に行けば、尺どころか尺半のアジが釣れますが、私のこだわりは、明石海峡から播磨灘に回遊する尺サイズのマルアジを家の前の海で釣りたい。2018年から3年ぶりに釣れました。
どこかに来ていたのかもしれませんが、釣れたという話は……でした。
前日にハマチを釣った高倉東の僅か先のポイントで釣れていたようで、その話を帰港後に聞き、上げ潮の時合いに久しぶりの尺アジを狙いました。
体高があるのでマアジに見えますが、第2背びれの先端が白色のため、これはマルアジなんですが、体高のあるメクリアジも先端が白いので、さて。いずれにしても、抜群のおいしさは間違いありません。
○ 釣り概況
○ 落とし込み釣り、今のところ相性悪い
○ マルアジを釣る
○ あとがき
釣り概況
2021年8月27日(金)中潮 満潮 1:21 干潮 7:43 (高砂)
明石海峡転流 8:12 最速 西流 11:04 3.9kt
海況:波穏やか 水温26.3℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:30 6:10(アジ8:20)-11:10
釣果 マルアジ30-34cm×9 (ぺんぺん)シイラ
アジ用サビキ仕掛け ラインPE1.5号、リーダー7号、オモリ40号
フルソリッドロッドMHタイプ 電動リール #400
朝一番は、性懲りもなく落とし込みの様子を見に行き、8時半前に明石沖ヒヤガリに到着。ここから本日の釣り開始。水深50-37mくらいのカケアガリを探り、底付近を高速で回遊してくるマルアジを待ち、潮が効くとコンスタンスに釣れる楽しさと、久しぶりの嬉しさの釣りでした。
落とし込み釣り、今のところ相性悪い
相変わらず朝一番に上島南のイワシの群れを落とし込み釣りで探っていましたが、イワシは喰って来るものの、青物が喰いつきません。どうも今のところ私の相性が悪いようなので、潮が替わったら仕切り直しです。
海面にイワシがナブラのように現れるので、フローティングミノーを投げたら、まさかのペンペンシイラが喰ってきました。下げの潮も止まる兆候が出てきたので、40分かけてヒヤガリに移動です。
マルアジを釣る
潮が上げに転じ1ノットで流れています。ヒヤガリの水深50mからカケアガリを流して行き、底付近をサビキ仕掛けで誘い上げます。サビキは、タイや青物の地味目のではなく、オーロラとかいうようなキラキラピカピカした、錦糸町の雰囲気のものを使用します。いわゆる、釣具店に一般的にアジサビキとして売られているもので、高価な予約販売や限定販売では釣れないようです。ここでも、アジは庶民の魚です。
潮が効き始めると、回遊してきたマルアジがガツンと喰い、お気に入りのフルソリロッドを見事に曲げてくれます。巻き上げは慎重に、カンヌキや上あごにかかっているなら問題ありませんが、薄い唇だとバレる可能性があるので、ゆっくり慎重に巻き上げます。
あとは、この繰り返しです。底を取っていれば群れが来れば喰ってきます。難しいのは、口を切らないような巻き上げです。
1匹目、うれしい3年ぶりの尺マルアジです。潮が効き1.5ノット以上になると、アタリが連発します。ひと流しごとに釣れ、なかなか忙しい状況ですが、2-3匹に1回バラし、まあ、アジ釣りの税金みたいなものです。
体高のあるのも混じりますので、メクリも来ているような具合で、コンテナイケスが水族館のように賑やかになっていきます。少しアタリが遠のき、次にダブルで釣れ9匹目。こんなところで、11時になりました。潮の具合ではまだまだ期待はできるでしょうが、mid60は暑くなる昼には帰港がしたく沖上がりとします。
尺寸超を9匹釣れば、たっぷり食べれ、これで帰港の途です。
さて、次はどの潮で巡り合うでしょうか。群れがいれば釣れる魚ですが、その群れが難しい。
あとがき
刺身にタタキ、焼き物にとたらふく食べました。腹腔は脂肪分がたっぷり状態の完全メタボでしたので、うまいことなんの。アジは味が良くおいしい魚だから「アジ」と呼ばれるようになったと聞きますが、その通りで、生臭みもなく脂ののった旨味は、本当においしい魚です。
来週の潮では、朝の上げ潮が小さく少々自信なし、次の9月第2週なら朝に上げの潮が効くので、シチュエーションはそろいますが、既にどこかへ回遊しているかもしれません。会えたのは今日だけだったのでしょうか。
家島諸島のタチウオもマルアジ同様2018年を最後に釣っていません。と、なると今年は期待できるのでしょうか。