盛夏到来。真夏の太陽に輝く播磨灘での狙い物
meikeimaru のボートフィッシング
meikeimaruのボート釣り。タスクは、「真夏の海。8月の狙い物」
梅雨明けは7月末となり、何とか釣りができたのは2回だけでした。1か月超も翻弄されましたが、7月の狙い物に記したアジが少々サイズに不満が感じたものの、男鹿島で釣れ始めました。
タコも水温が上がり、ひと潮回れば成長した若いタコが相手をしてくれるでしょう。そろそろブリの若魚ツバスも回遊してくるでしょうし、居残り組のハマチと相まって釣りものが増え始める8月です。釣れぬ魚の皮算用で狙いものを考えます。
○ 8月概況 現在の水温等々
○ 2018年2019年と比較
○ meikeimaruの釣れぬ魚の皮算用
○ あとがき
8月概況
日照がなく降雨とで活気がなくなった海も梅雨明けで一気に夏の釣りができるでしょう。
降雨で各河川の流量も大きくなっていますので、水質に変化は出ていて、水温、濁り、塩分濃度と変化どのようでしょうか。
兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センターのサイト http://www.hyogo-suigi.jp/index.htm で日々の水温や塩分濃度を播磨灘各地で計測して表示していますので、参考にしてください。
以下の水温と塩分濃度の数値は、水産技術センターのサイトから抜粋引用です。です。
現在の水温と塩分
長雨が続き、降雨量もある梅雨ですので、水温も塩分濃度も変化が出るのは避けられないでしょう。梅雨明けと同時に日照時間も増え、潮が大きく動けば回復するので、真夏を待ちましょう。
水温
平年値、昨年値よりも低いものの23℃近くまで上がって来たものの、降雨と日照時間の少なさから海の日から下降傾向になりました。天候回復で真夏の太陽に照らされれば、グングン水温は上昇して魚は活性化されるはずです。太陽が出ればすべてが解決です。
塩分濃度
降雨で河川の流水量が増え塩分濃度が乱高下しています。これも梅雨明けで河川の水量が安定して、潮が回れば落ち着くことでしょう。
外洋系の狭塩性魚や汽水域の広塩性魚などの分類が魚にあるのは、塩分濃度は魚の住みやすい環境や活性に大きく影響するからでしょう。一般的には、水潮はダメということです。
2018年2019年と比較
梅雨の動きが活発だった2018年に比較して2019年は、降雨も少なかったので、釣行回数も増えていました。
釣りログの2018年と2019年をザクッと見て頂ければ傾向値が出ます。
2018年8月
一昨年、長雨の記憶があります。
7月後半はタコに苦労しながらも、アジが順調にきて尺サイズを超える型物をそこそこ釣って、良い気分になっていました。8月に入るとツバスも回ってきていましたから、長雨の後のプランクトンの状態が良かったのかと思います。イワシの回遊もあり、タコが不調ながらも回遊魚で楽しかったです。
2019年8月
雨も降りましたが、コンスタンスに釣りができました。タコは順調で、キスも楽しく、しっかり釣りました。しかし、アジは来ませんでした。釣った方もいらっしゃるとは思いますが、鹿の瀬周辺でアジの情報は聞きませんでした。
青物の回遊が播磨灘にはなく、マルアジを見ませんでした。また、ツバスの回遊も9月になってからの年で、あれっと思う8月でした。
アジが播磨灘に少なかったというのは、エサのプランクトンでしょうね。
meikeimaruの釣れぬ魚の皮算用
梅雨明けの8月、何を狙うか。捕らぬ狸の皮算用ならずに釣れぬ魚の皮算用ですので、あくまでも私の勝手な推論です。
釣りは、何(魚)をどのような釣り方で、どの潮で狙うと決めないと、十中八九釣れません。皮算用通りにはなかなかいかないものの、段取りは大事です。
タコ
7月に1回だけ釣行できましたが、ちびっこタコが多く閉口でした。それから、ひと潮過ぎますので、随分成長してくるでしょうし、お盆のころには大きくなって、真夏の照りタコ釣りの主役でしょう。今年は、半夏生にタコを釣れなかったですし、冷蔵庫の在庫も無くなっています。一所懸命に頑張って釣って、毎日食べるストックが必要です。
明石二見沖が定番のポイントですが、加古川河口でコンスタンスにタコが釣れると聞きました。調査釣行が必要です。
ハマチ、ツバス
今年は、冬からジギング船は出ていました。明石海峡周辺で越冬したハマチが多く釣れています。すでに高砂から家島諸島周辺で釣れます。ライトジギング、チョクリ釣り、小アジが手に入るならばのませ釣り、様々な釣り方で狙えるので、いろいろやってみるのが面白い釣りになります。秋からのブリはサイズ狙いですが、この時期は、釣り方で楽しむのが一番です。
ブリ狙いになれば、カンタマやヒヤガリですが、ハマチならば近場の高砂沖で狙います。船も少なくのんびりと狙える待ち伏せの釣りです。
新鮮なハマチやツバスの刺身はうまいし、寿司や丼は食べすぎ注意、ツバスの干し物は絶品です。
キス
近場で狙ってみましたが、良くないです。家島の乗合船は良い釣果を出していますので、ピンポイントを探りに行くことになります。
夏の釣りの代表魚で、ほくほくの白身を味わいたいです。上げ潮でも下げ潮でもしっかりと動かないとキス釣りではなく、ガッチョ釣りになってしまいますので、潮時を見て狙います。
タイ
夜明けから早朝に満潮を迎える日に、男鹿島のタイ狙いと7/16釣行したら、タイの気がなくアジ釣りになりました。何かが気に入らずで姿を出さなかったのでしょうが、1日中釣れる魚ではなく、その時合いに釣れるので、そこの見極めが肝。夏の小鯛、カスゴは楽しい釣りです。
アジ
昨年は姿を見せなかったアジですが、小さいながらも男鹿島でのレギュラーサイズが先日釣れましたので、ここは尺アジを狙いたいです。
携帯電話圏外の鹿の瀬西で、潮の動く早朝から待ちます。上げ潮も下げ潮もカケアガリの潮を受けるポイントを狙います。アジ独特のアタリと引きは嬉しいですよね。そして、食べて間違いなく美味いです。
アナゴ(番外編)
土用丑の日のスーパーの鰻がとても高価。アナゴは釣れるだろうから、釣ってかば焼きを素人が作ります。アオムシかサバなどの切り身で、夜釣りの楽しみ。アタリも明確で、引きもあり、釣りとしては面白いです。夕方から8時くらいまでが集餌タイムです。
あとがき
釣行回数が減ってしまい、釣りに行っても段取りがもたもたしそうです。潮を間違えて時合いを逃したり、仕掛けを見当違いなことをしたりとやりかねませんが、気を付けて出かけないといけません。
狙い物が増えてくると楽しみが増えます。
暑さ対策で、氷と飲み物をたくさん持って、真夏の海で狙いものへ全力作戦行動開始です。面白いから是非皆さん狙いましょう。