ボートの不用な水「ビルジ」の点検は必須
meikeimaru のボートメンテナンス

キャビンやデッキのスカッパーを開ければ点検はすぐできる
meikeimaru のボートメンテナンス。テーマは、「ビルジの点検」
係留中でもビルジの点検は、スカッパーから大部分はチェックができます。船底に水がなければクリアです。何らかの異常で水が溜まり、それが多ければ恐ろしいことに直結します。
〇ビルジの点検は定期的に行う
〇上架時しかビルジを見れない一箇所
〇モーターウェル下のビルジ点検
〇 あとがき
ビルジの点検は定期的に行う
船底をぶつけたことがないので、ビルジの点検は不要……、船底を何かに強く接触させれば、誰でもその点検をするでしょう。
しかし、わからないのは、上から漏れて水が溜まることです。雨です。1滴ずつポツンポツンでも、長雨が続けば20Lくらいあっという間です。艤装のねじが飛んで雨水が漏れた。シールが劣化して、ほんのわずかな隙間から漏れる水が、ビルジとして溜まります。一時的なものならいざ知らず、雨が降るたびに溜まっていくのは、かなり危険ですし、気味が悪いです。
ですから、ビルジの点検は、定期的に行います。係留中であっても、大部分の点検はできますので、スカッパーを開けて見るだけのことです。
しかし、常に水が出入りしている「モーターウェル」と呼ばれる船外機取り付けの低くなった部分です。この真下の区画だけは、上架時でないと点検ができません。ですから、オイル交換などなどで、上架の際には絶対にチェックが必要です。
全体的なビルジ点検は、こちらをご覧ください。
ビルジ対策 | ボート船底に溜まる不要な液体の原因と排水作業 のページ

小艇は4区画の隔壁で仕切られている 4番最後尾が今回の場所

隔壁のドレンプラグ閉で水がなければひと安心クリア
上架時しかビルジを見れない一箇所
船外機の取り付けの最後尾の部分で、小艇の場合、隔壁で4区画あり、ここだけは、上架時でないとチェックができません。モーターウェルは排水口が水面上にありますが、波で上下すると排水口から水が入ってくることがあります。
ここには、インスペクションハッチ(スカッパー)が多くの場合存在しています。これを開けば一目瞭然でビルジのチェックができますが、そんな時に排水口から水が入ると厄介なことで、係留時には確認できません。
また、スカッパーが底面でなく側面の場合だと、排水口からの水は心配なくてもチェックできない位置でしょう。こういう場合も含めて、ドレンプラグを外して、直接的にビルジのチェックですが、これこそ上架時でないと絶対にできません。
小艇も過去にスカッパーのシールが不十分で、水が入ったことがあります。上架時に、ドレンプラグを外して確認しました。こんな底面にスカッパーが無ければ問題なしですが、隔壁のドレンプラグには、ここからしかアクセスできないからでしょう。
この最後尾の区画のビルジは、大した容量でもないので、多少は問題なくても水があることが気に入らないので、上架時にチェックしましょう。

モーターウェルの下の隔壁内 ここは係留時に点検ができない

この排水口から揺れると、水が出入りする
モーターウェル下のビルジ点検
上下架時に船体をリフトで吊られた状態で、バウ側を多少持ち上げ斜めにして、ドレンプラグを外せばOKです。ビルジの有無が目で見えます。また、指をプラグから入れれば、触診でチェックもできます。
そもそも、インスペクションハッチ(スカッパー)は樹脂製のもの、紫外線での劣化は考えられるので、これも定期的な交換は必要なのかもしれませんが、少なくてもハッチ部分にグリスの塗付でのシールは予防策でしょう。

船尾のドレンプラグを開いて水が出なければクリア

若干艇体のバウ側を上げて、斜めにすると水の有無ははっきりする
あとがき
船底面はトイレとイケス、それぞれの構造で違いはありますが、常に疑っていて良いくらいで、ここがやられると時間はかからないくらいでしょう。想像するだけでも怖いです。
でも、雨水がどこからか入るのは、まさかのレベルだと思います。ロッカーハッチのビス穴からたっぷり3日間の雨が入った経験がありますが、バカにできないです。とにかく、気味の悪いのがビルジですから、こんなところがという場所に水があったり濡れた形跡があった場合は、チェックが必要です。
点検をしていると、平常時の様子と異常時の様子の変化がわかるようになります。自分の船ですし、車と違い停止すれば大丈夫というものではないので、小心者の小艇です。