晩夏のハマチ料理、脂がのってとてもおいしい

meikeimaruの食いしん坊 肴は「ハマチ」

 イワシを食べて大きくなったハマチは、とてもおいしい

ハマチの刺身は定番

ハマチの刺身は定番

前回釣ってきたのは8/14で、このブリ一族は出世魚で、まだ「ツバス」と呼ばれる40cm未満の魚でした。「ひと潮一寸」と言われるように成長の速い魚ですが、そのひと潮14日間が過ぎ、今回釣ったのは、確実に成長をして「ハマチ」と呼ばれる40cmを超えていました。

イワシをたっぷり食べて大きくなってくると、釣る時のパワーは一段上がり面白くなり、食べれば脂がのってさらに旨味が出てきます。刺身で食べる時に、わさび醤油につけると、サーッと脂が広がります。ただし、天然物ですから、その脂分がしつこく感じない旨味として味わえます。

今回のハマチは、いろいろな料理になりました。まあ、家庭料理ですので、見栄えが悪いのが難点ですが、素材が抜群のため、そのうまさは見栄えの悪さを大きくカバーしています。

ハマチの南蛮漬け

ハマチの南蛮漬け

ハマチの素材で料理がたくさん

・定番の刺身
・干物(翌日1日天日干し)
・ムニエル風ガーリック味(粉つけて、オリーブオイルにニンニク片入れて焼く)
・塩焼き
・南蛮漬け(野菜たっぷり)
・骨などアラは、潮汁。

ハマチのムニエル風ガーリック味

ハマチのムニエル風ガーリック味

と、随分とできあがったものですが、生もの以外の大半は翌日に宅急便で娘宅に送られていきました。晩ご飯までに間に合うそうで、細君が朝からパタパタと準備をしていました。さらには、何枚かの半身はお裾分けでした。
随分といたはずのハマチ君も寂しくなってしまいましたが、これで次の釣りへの条件が整いました。

この干し物、簡単で旨味成分120%に変身するなかなかのものです。

ハマチを干す

ハマチを干す

 干し物作り方手順

・豪快に半身、それに塩をまぶす。塩加減は好みで様々です。
・骨付きの2枚か3枚におろすは好み。骨周りは特にうまい。
・お天気の良い日に片側半日ずつの、天日干し。
・干す時に塩により水分が出るので、ザルに乗せる。
・1日干すと縮まりますが、お好みに焼いて、熱々ご飯で食べるととてもうまいです。

ハマチの干し物を焼く

ハマチの干し物を焼く 熱々ごはんにピッタリ

ツバスやハマチの1匹物の干物は贅沢ですが、簡単ですから、ぜひお試しください。何よりもおすすめです。

刺身以外は、皮付きのままです。3枚におろすまでが手間がかかりますが、そこまでできれば難しいものはなく、おいしいものが作れるハマチ料理です。これがブリになると、すごいものです。1m近いブリがキッチンにドカンといる姿は、普通の家庭のキッチンではない光景です。

晩夏から晩秋までは、釣り人冥利のうまい魚がたくさん食べられます。1年で、一番うれしく楽しい時期です。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
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