シロギスのブルルンルンのアタリは楽しい
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「チョイ投げでシロギス」
ジギングでハマチもおもしろくて連続しましたが、シロギスチョイ投げもおもしろいので、この日は、近場でのんびりです。ブルルンルンのアタリが何とも言えない味わいで、時間10匹のシロギス快釣ペースでしたが、途中からヒイラギの猛攻に見舞われました。これも、秋の五目チョイ投げのおもしろさかもしれません。
○釣り概況
○あとがき
釣り概況
2024年9月19日(木) 大潮 満潮 9:57 干潮 4:11 (高砂)
明石海峡転流 5:38 最速 8:27 W 5.5kt
海況:波穏やか 水温 28.3℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:10 6:30-9:15 場所 高砂沖
釣果 シロギス(12-16cm)×22匹 ヒイラギ 同様数
シャローエリアで、黒球掲揚してアンカーかけて音を消します。そして釣り始め、1投目からブルルンルンとアタリが出ると思わずにっこりするのが、この釣りの楽しさです。ここからつ抜けの10匹まで約1時間、快適なペースです。最初の10匹が順調だと、ホッとしながら釣ることができますが、今日は出てきましたヒイラギの猛攻です。
エサトリ君が潮が緩んだ時、シロギスが食の一服をするとやたら喰ってきます。潮が動いていないとシロギスは喰わず、そんなすき間を狙って来るのエサ取りです。こんな時は、真っ向勝負をすると疲弊しますので、干満時刻に関係なく潮が動いたり緩くなったりがあるので、潮の復活までこちらも一服です。そして、場所も少し移動させ、シロギスを待ちます。はっきりしたもので、潮が動き始めると食い気も戻り、遊泳力に勝るシロギスが喰ってきます。ヒイラギも結構なアタリを出しますが、角のあるアタリなのでわかり、シロギスが続きます。
小さな魚体のシロギスでも、びっくりするような小気味良いアタリを出します。砂から頭を出すゴカイ類を引っ張り出すように、ハリのエサを引っ張るからだそうです。だから、エサだけをくわえている時にアワセれば空振りです。引っ張り出したエサを口に吸いこむ時が、始めてハリがかりします。ここが、奥の深いおもしろさです。
ヒイラギの猛攻で、ちょっと少なめの22匹で沖上がりにしました。ヒイラギは、同数以上でしたでしょうから釣った数は多かったですね。そのヒイラギ、甘辛煮用に10数匹お持ち帰りの調子よさでした。
きょうのおまじない
久しぶり 1投目からアタリますように……
ヒイラギ君 少しは遠慮しなさいよ
for your information
- 潮時干満に関係なく潮のゆるみが出る
- 潮が緩むと、シロギスは休憩していろいろと顔を出してくる
- 軟らかくサオを持ち、アタリで違和感出さないようにして喰わせる
- シロギスがエサをつまみ上げる動作の時は喰っていない大きなアタリ
あとがき
シロギス釣りとするからヒイラギがのけ者エサトリ君になってしまうのですが、秋の五目釣りと考えればヒイラギも獲物だし、おいしい肴になるので、フグとは全く違う狙いもののひとつです。そう考えると、本日は大漁でした。
しっかり者の食いしん坊は、ヒイラギを少しだけ持って帰り、甘辛煮にしました。勿論シロギスは、油焼きと南蛮漬け、冷酒にぴったりの晩ごはんになる朝の時間帯の釣りです。
今時の平均サイズの15cmというところで贅沢言えません。これでも、初夏から成長をしてきてこのサイズ、絶えず産卵の個体がとっかえひっかえしながら浅場にやってくるようです。12月初旬までシロギス釣りが楽しめるのは、青物釣りとは比べようのない楽しさを味わえています。渓流魚より小型ですが、探って釣る楽しさを感じるのは一緒でしょう。