バラしてばかりなれど、サビキ仕掛けで釣るマダイ
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島でマダイ」
いかなご漁が始まり播磨灘に春が訪れ、ボート釣りでのマダイ狙いが楽しい季節です。1月2月と狙いましたが、さすがに活性は低いし、寒がりの私には太刀打ちができず、本日事実上の初釣りは、きれいな春の輝きのあるマダイでした。
○ 釣り概況
○ ホッとする最初の一匹
○ ポイント移動 加島南へ
○ あとがき
釣り概況
2022年3月4日(金) 大潮 満潮 12:13 干潮 5:07 (家島)
明石海峡転流 6:02 最速 西流 8:59 6.2kt
海況:波穏やか 水温8.3℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:20 7:20-11:00
釣果 マダイ 40cm 36cm 計2匹
仕掛け サビキ仕掛け ラインPE1.2号、リーダー5号、オモリ30号
2勝4敗のバラシの多さが反省ですが、水温8℃台で喰って来る時期になりました。ばらした魚も引きからすれば同寸でしょうから、下手くそをしなければ6匹。これは立派な釣果になりそうな具合に海は春の季節を迎えたようです。
ホッとする最初の一匹
いかなご漁が始まり、漁船の集団がいれば操業の回避をしなくてはならないので、明るくなるのを待って6:20出航です。1-2月に2回ほど釣りをしましたが、低水温で釣れる気もしないし、寒いしで、本日は事実上の初釣りなので、結構なプレッシャーです。
鞍掛島の南側の魚礁帯へ向かいますが、途中に漁船がまったくいません。たいへんな数の家島坊勢漁協の船がいるはずなのにいません。航行しやすいですが、イカナゴがいないことの裏付けのようで、プレッシャーは形を変えて大きくなってきました。
実績場のポイント周辺を探りますが、魚探反応は乏しく少々不安です。
7:20釣り開始。最初は、チョクリ仕掛けを上下させながら水深35-38mのタナを探ります。時間だけが進んでいき、プレッシャーはアラームに変化しそうです。チョクリ仕掛けをサビキ仕掛けに変更して、ゆっくりと巻き上げながらタナを探ります。潮の流れは、1.0kt未満で良い具合ですから、時合いを待ちます。
すると、魚の反応。コンコンとマダイのアタリを見せ、心を落ち着かせながら巻き上げの途中でハリ外れ、クシュンです。しかし、次のアタリが出て小さな時合いのようで、玉網に入ったのは、きれいな朝日に春の輝きをした40cmのマダイです。嬉しく、随分と気が楽になりました。
しかし、次のアタリは、サビキを追ってくるような小さなアタリから喰いましたが、またバラシ……。それを機に小さな時合いは終り、せっかくの機会に1勝2敗です。
ポイント移動 加島南へ
少々バラシが頭に残るし、ひとつ目の時合いも終わってしまったようなので、加島の南側のエリアに移動します。
水深40-45m位に魚礁が点在しているエリアで、なんとなくこれから時合いが来そうな感じの魚探反応が出てきます。ワクワクしながら、アタリが出て中層より上げてきたと思いきや、またバラシです。クシュン…。でも、時合いは続いているようで、今度は船の上までちゃんと上がりました。ひやひやしながらの36cmです。
欲が出て3匹は欲しいなと思っているとアタリが出たのですが、またバラシ。どうにもこうにも下手くそでした。潮も緩くなってきたので、11:00に沖上がりとしました。
2匹でしたが、訪れる時合いにはアタリも出て、楽しい初釣りになりました。手のひらサイズと思いきや、ちゃんとしたマダイの大きさでしたので良いところでしょうし、次回はいつに行けるかと楽しみになり、シーズンが始まりました。
しかし、帰宅後、2勝4敗の原因ひとり反省会です。慎重になりすぎて、アワセのタイミングを失っていて中途半端だったのでしょう。小さめのハリが硬い口に刺さらないというところで、結論は自信持ってアワセを入れる、マダイ釣りの場数を増やすと下手くそは納得しました。
なお、家島坊勢漁協の遊漁ステッカーが、これらのエリアでは必要です。4月から2022年版です。
あとがき
マダイ釣りは、相変わらずの下手くそでしたが、とにかくきれいなマダイが釣れたのはうれしいです。前日に40匹の型物を釣ってきた、私には手に入らない忠兵衛仕掛けのスーパーヘビーユーザーの釣果を見て、強烈にガックリしていましたが、カワセミ針の400円のサビキ仕掛けでもアタリは出るんです。
さあ、初夏までは潮をにらんでここぞと思ったら、チャレンジです。このサイズ2匹釣って、刺身、松皮造り、塩焼き、兜煮 +熱燗でお腹いっぱいになりました。数釣り過ぎたらおいしさ半減しそうなのがマダイです。また、釣ります。