ステンレス製の素材にグリップ感が出るテープ
meikeimaru のボートメンテナンス
meikeimaru のボートメンテナンス。テーマは、「ステアリングホイールにクリップテープ装着」
ボートのステアリングホイールにロッド用グリップテープを巻き、グリップ感などを向上させます。デストロイヤーホイールと呼ばれるステンレス製のステアリングホイールが標準装備です。海水に触れた手でつかむステアリングでは、ステンレス製というのは、ひとつの選択肢でしょう。
しかし、ステンレスむき出しは、清掃簡単なれど、他はどうもいろいろありです。そこで、グリップテープを巻いたところ、期待通りの効果で困りごと解決です。
〇 ロッド用グリップテープ
〇 グリップテープは良好で、困りごと解決
〇 グリップテープを装着開始
〇 あとがき
ロッド用グリップテープ
ゴーセン製 オーバーグリップ コブメッシュという製品です。ロッドのグリップテープとして販売されていますが、元は同社のテニスラケットのグリップテープでしょう。
最初は、ブリ用のH255と長めのサオのグリップに巻いたのですが、フィット感良くお気に入りでした。ブリの強引は、両手でサオを支えるシーンが出てきますが、右手でリールの先の部分を適時握るのに、滑らずにグリップ感の良いものでした。
何より滑りにくく手に馴染むので、これをステアリングホイールに転用できないかが始まりです。
ロッド用グリップテープは、良好
頑丈一点張りのステンレス素材のいわゆるハンドル。日本製ボートの多くがこの頑丈一点張りの愛想のないステアリングホイールを一挙解決。
ステンレス製ステアリングホイールの困りごと
- ステンレス製は滑り、グリップ感が乏しい。
- ホイール径が細く、つかみにくい。
- 冬季は、冷たく感じる。特に朝の低気温時。
- 回転を容易にするノブを取り付けたが、すべてを解決できない。
というような問題点をグリップテープを巻くことで解消できないかで、装着。そうしたら、問題点をほぼ解決できた良好なものでした。
グリップテープを装着開始
ゴーセン製 オーバーグリップ コブメッシュを4本購入。サオに巻いた時の容量からステアリングホイールを巻くと4本は必要の見積もってのことです。
- ノブの前後を空白にして、4分割のマークをします。これを目安に巻きます。
- 巻き始めの部分を付属のテープで止めて、かぶせるように巻きを始めます。
- 表面の保護フィルムをはがします。
- 裏側中央にウレタンが入っているので、このウレタンの突起の手前で重ねながら巻いていきます。
- 結構うまい具合に、1本でマークに到達。
- エンド部分は、細くなって裏側のテープで止め、付属のテープで固定をする。
- 続いて同じように2本目3本目と巻いていく。
- ステアリングのバーの部分は、巻き付けるようにしていく。
- 4本目終了で、付属の固定用のテープをしっかりと巻いて、終了です。完成。
あとがき
通販サイトで手軽に購入することができます。こういう作業は苦手ながらも何とか出来上がりです。特段難しいこともなく、良く伸びる素材ですので、しっかりと巻いていくことができました。
滑りとグリップ感、細い、冷たい、すべてを解消したと思います。グリップ感は抜群で、しっとりとした感触は、微調整をする時にも確実な操作ができます。
ステンレスに問題を感じられている方は、これおススメです。もちろん、本来の目的のロッド用グリップテープとしても高得点です。