タコ料理は多彩にいろいろ。それぞれの味わいがおいしい素材
meikeimaruの食いしん坊 テーマの肴は「明石タコ」
meikeimaruの食いしん坊 テーマの肴は「明石タコ」。初夏5月のゴールデンウィークのころから晩秋迄明石のマダコ釣りシーズンです。釣り人にとってタコは、釣って面白く、食べておいしい、素晴らしいターゲットです。
釣りそのものは、シーズンイン後は、毎週の釣況をお届けします。ここでは、釣って帰宅後どう食べるかを紹介です。料理屋さんではなく、素人の家庭料理ですので、イメージを作っていただき、さらに素晴らしい料理をされてください。
タウリンたっぷりのタコで、元気をつけましょう。
目次
〇 ゆでダコ
〇 刺身
〇 煮る、炒める
〇 干しタコの炊き込みご飯、タコ素麺
〇 あとがき
ゆでダコ
タコをゆでる。一番簡単な料理で、大きな鍋でグラグラとやります。基本的に冷ましてから切り身にして刺身で食べますが、反則技は、熱いうちに足を切ってかじりつきます。たまらなくうまいです。
ゆでる時間
これはいろいろなゆで時間が言われていますが、私の場合はこれです。
- 大きな鍋にたっぷりと湯を沸かし、塩をパラリと入れます。
- 下ごしらえしたタコの頭を持って、足の先から熱湯にゆっくり入れていきます。
- タコを湯に頭まで浸からせ、湯を噴かさないように気を付けて、おおよそ5分ゆでる。串を刺して「プツッスーッ」と入れば出来上がりです。
- トングでつかんで、ざるに移し、冷まします。つまみ食いが我慢できない状態です。
タコの大きさで、ゆで時間を見てください。串が刺さればまずはOKです。また、好みもあるので、サッと短めがうまいとか、ゆで込んだ方がうまいとか、これだけは、いろいろやってみるのが良いです。5分は平均です。ちびっこタコならば、3分で十分です。
コツは、大きな鍋でお湯をたっぷりです。
刺身
タコのお刺身は定番です。下ごしらえさえしてしまえば、3枚おろしもないので、手軽においしく作れ、翌日も美味しさを保っていますので、2-3日楽しく過ごせます。
生タコの刺身
これは、釣りたての新鮮なタコを使います。面倒ですが、生のまま吸盤を切り取って、足の皮をむきます。切り取った吸盤は、ゆでるなりなんなりです。イカとは違う白身の歯ごたえです。
わさびでもショウガでも醤油で食べれば、夏の味がします。
ゆでタコの刺身
ゆであがって風呂上がりのように赤くなったタコを、食べやすいサイズに切っていきます。いわゆる、タコの刺身です。しかし、モロッコや南半球のタコとは断然違う、明石タコですから旨味は素晴らしい味わいです。
煮る、炒める
煮る
醤油、砂糖少々、みりんにお酒を入れて、ぶつ切りのタコを煮込みます。
甘辛く濃い目の味が好みで、ご飯に晩酌に欠かせないおいしさです。煮込む時間によって、味も柔らかさも変化しますので、これまた好みを見つけてください。
炒める
オリーブオイルとニンニクたっぷりで炒めます。イタ飯風になりますが、
天ぷらは爆発するので苦手ですが、油少な目で粉をつけて唐揚げにすると、ビールやキンキンに冷えたワインのお供に最高の肴になります。
干しタコの炊き込みご飯、タコ素麺
干しタコは、正月の炊き込みご飯にするというような保存食にもなるくらいです。天日で干すと、うまみ成分が凝縮されとんでもないおいしさになり。それを米と一緒に炊き込むタコ飯は絶品です。
夏の天日でタコを干す
干しタコの炊き込みご飯
タコを干すところから始まります。漁師が作るような奴凧のような見事なものは作れませんが、ちびっこタコをそのまま干します。下ごしらえして、ざるの上に並べて乾くまで干します。1-2日夏の太陽の下で干せば出来上がりです。
ごはん用は2日間干して、焼いて食べるのは、1日です。
出し汁にくぐらせたものを一夜干しにするのも、これまた旨いものが出来上がります。
いろいろとお試しください。
タコ素麺
これは、単純にゆでタコの刺身を素麺に乗せたものです。
夏の暑い日の昼食にはもってこいで、あさっりとした味わいが涼味を作ります。
あとがき
釣れたタコの大きさや数で、どんな料理にとはなりますが、ゆでタコがあれば、肴としては上々です。干したタコで作る炊き込みご飯は、かなり危険で確実に食べ過ぎます。
晩秋寒くなってからの大きなタコの太い足は、「おでん」です。これは煮込むとうまい。
これから暑くなるまだ心地よい初夏から、炎天下の釣りの真夏、秋の空の下からちょっと肌寒くなる晩秋迄の長い期間タコは釣り人を楽しませてくれ、食卓のおいしさを作ってくれます。
シーズンインしましたら、新しい肴の画像にどんどん更新します。