家島諸島でマダイを狙うが 寒さが戻り苦戦
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「マダイ狙いのサビキ釣り」
いやはや渋い。東北の地震から寒さがぶり返したのが災いのようで、順調に上昇していた水温が下がった影響か、潮の動きも大したことなく、アタリが取れない。と、言うか無い。コツンはあるが、それだけ。今日は、手強い。
○ 釣り概況
○ 渋い!水温か
○ 時合いが来たが…
○ あとがき
釣り概況
2022年3月21日(月) 中潮 満潮 11:55 干潮 6:09 (家島)
明石海峡転流 7:00 最速 西流 9:50 4.9kt
海況:波穏やか 水温10.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 7:00-10:00
釣果 マダイ 36cm 1匹
仕掛け サビキ仕掛け ラインPE1.2号、リーダー5号、オモリ30号
フルソリロッド MH type
リール:先日二次電池を交換したクラッシック小船
とても冷たい雨がかなり降ったようだ。季節の変わり目だからこんな天気なのだろうが、予想外の寒気が来ていたので、水温に影響を与えてしまった。マダイがいないことはなくいる!でも、喰って来ない。手強い相手に腕も悪いのだろうが、これ以上の反応なしの魚影でサビキに食わしたのは、上々の出来だろうと思います。
渋い!水温か
鞍掛島の南の魚礁帯で、7時釣り開始。風も弱いが潮も動いていない。上げ潮が動くのが遅いようですが、動けば時合いと予測するものの、とろんとした感じです。
上げの潮が動き始めるものの潮が効けば、通常西南西に流れますが、南南西しか流れてくれません。0.8ノットまで動きが出ても南南西です。こういう日は手強い日で、潮が速い遅いというより潮の量が足らず少ないような感じです。おまけに水温が10℃、この何日かで随分下がりました。前週末にかけての寒波と冷たい雨の影響でしょう。3月ですから、寒暖の差も晴雨も乱高下のようなもので、難しいです。
マダイは、根魚同様に低水温に強い魚ですが、じわじわな上下する水温ならば、7℃台でも喰ってきますが、11-12℃になってもポンと1-2℃下がると少々厄介です。
8時を回っても反応が出ず、コツンと一発芸みたいな小さなアタリは出るものの、なんだか相手がわかりません。
時合いが来たが…
ベイトの動きが変化してきた9時前、なんとなく海の中が賑やかになったようで、時合いが近づいてきたようです。マダイが浮いた反応が出て、ここでやっと喰ってきました。マダイのアタリや引きに気になる撥ねがある9尺2.7mのタイサビキロッドに変えて、フルソリロッドを使用しています。手元に伝わる感覚は鈍いですが、しっかりと喰わせたようです。フルソリの良さを感じる安心感がありますが、短いサオがなんとなく頼りなさげながらも、確かにフルソリは撥ねずに押さえています。ハリがかりも、この渋いのに口の中にしっかりかかっているのは、フルソリ神話ですか。
玉網フィニッシュは、36cmのマダイ。それ次も尺寸でOKで、続けて釣りたいけれどなかなか喰わない。どうやら、口を使わない日のようです。魚探反応を凝視して釣りますが、アタリが出ず、10時前に潮が緩み始め、反応も弱くなったので、10時すぎに沖上がりにしました。
まあ、なんとか自力で獲物を探せたので、まずは良かったです。
尺寸でもこの天候ですから何枚か釣れればと願いましたが、少々不完全燃焼です。同じポイントに来ていた乗合も、小豆島もみなさんたいへんだった様です。
晩ご飯、刺身に骨の塩焼きと兜煮と尺二寸を残すところなしに頂きましたが、凄い脂がのっています。前回とは違うくらいのまったりとしたおいしさです。イカナゴをたっぷりと食べたのでしょうね。栄養たっぷりでどんどん大きくなってくださいな。
あとがき
不完全燃焼ですが、3月のお天気はこんなものでしょう。22-23日と気温の低い雨天、週末から来週にかけて再び気温が上がり、次の新月の大潮周りは、陽春の少しは安定した暖かさになれば、水温も変化していき、果敢に時合いには喰って来ると思います。
今日のリールは、充電用コイン型二次電池を自前で交換したメーカー修理不能のクラッシック小船をマダイでのテスト。やり取りは十分なんですが、ドラグ音が出ないタイプなので、ラインが出ているのか、巻けているのかが音で判断できなく、突っ込みをするマダイには難ありです。やはり、緩いドラグでゆるゆると巻きあげるアジ用ならば使えますので、ライン変更して準備です。