型物のマダイが、春の海から姿を見せた
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島のマダイ」
風が強く釣り辛いながらも、時合いに数は出ないものの狙いものを釣りました。最後は、自己記録更新の65cmで、マダイ苦手な私は飛び切りのうれしさです。
○ 釣り概況
○ 時合いを待つ
○ 型物が喰った
○ あとがき
釣り概況
2022年3月7日(月) 中潮 満潮 13:23 干潮 7:37 (家島)
明石海峡転流 7:57 最速 西流 10:50 3.9kt
海況:波多少+北西風 水温8.7℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:30 7:30-11:00
釣果 マダイ 65cm 45cm 37cm 計3匹
仕掛け サビキ仕掛け ハリス3号 ラインPE1.5号、リーダー6号、オモリ30号
朝一番は潮が動かず、何やら不穏な気持ちになりましたが、マダイらしき反応が浮き上がるのをひたすら待ち続け、魚礁周辺を探り続けた釣りでした。3時間で2回時合いが訪れました。この時合いが、群れの大きさやベイトの具合で長くも短くもなり、釣果に結びつくようです。
時合いを待つ
6:30出航で鞍掛島南の魚礁帯を目指します。朝一番、潮はほとんど動かず北西風で流されるような状況です。魚探反応も潮が効いているような雰囲気ではなく、なんとなく魚はだらりとしているような感じですが、時合いを待ちます。しばらくすると、ちびっこガシラがくっついて来るくらいですから、潮の動きはまだまだです。
フワーッと浮き始めた反応、すかさずその場で仕掛け投入、着底後数巻きのうちにゴンゴンとアタリの反応。しかし、巻き上げの途中でバラシ。前回バラシ多発で、ひとり反省会をして対策を考えたはずでしたが、焦りました。
もう一度投入、着底後すかさずアタリ。やらかいサオを曲げながらアワセをしっかりと入れ、細いハリスを意識しながら巻き上げ。尺半45cmのきれいなマダイです。しっかりとアワセを入れて、相手の動きに合わせて取り込めば大丈夫。
さらに、もう1匹喰ってきました。今度は、37cmの桜色をきれいに見せてくれます。
短い時合いは終了して、浮いているマダイの反応が亡くなりました。なんの反応も出てこず、加島の南のポイントへ移動しましたが、男鹿島の向こう出たら小豆島からの北西風がいきなり強くなり、ポイントでは話にならない風で、しばらく釣っては見たものの釣りにならず引き返しました。でも、良い反応が出ていましたので、かなり期待ができます。
型物が喰った
引き返した元の場所。こちらはわずかな違いでも風は緩く感じ、魚礁帯を探りながら時合いを待ち。すると、1か所モワーモワーとした感じでベイトが浮き始めている場所、狙いを定めてこの上を流し替えし始めるとアタリがゴゴンゴゴンと出て、サオに乗ったところで、慎重にアワセを2.7mのサオをいっぱいに曲げながらアワセを入れると、かかった。しかし、ドラグをジーッジーッ鳴らしながら走ります。走るのは良いのですが、魚礁帯にひっかると厄介なので耐え、ハリス3号を信じ僅かにドラグを締めますが、ラインは出ていき、引きが弱くなったところ彼我の距離を縮めます。またゴンゴンし始めると耐えての繰り返し。なかなかの型物です。最後は、お腹をパンパンに膨らませてボッコンと海面に現れたのは、型物です。
記念撮影に何やらバタバタしていると、反応も消え始めたので、11時に切り良く沖上がりとしました。
時合いを待って、ここぞの魚礁で狙ったのは、精々尺半でしたが、二尺超え3キロが喰って来るのは予想外で、帰路はドヤ顔で走りました。
あとがき
数は出ませんでしたが、尺半と二尺超は嬉しいです。マダイ釣り苦手意識ですが、少しでも自分の土俵や引き出しを大きく多くしたいです。
サビキの色は、相変わらず橙色と黄色が、私の場合の鉄板で、これです。
小豆島は、このところマダイラッシュでたいへんなようで、ハリの数だけマダイが喰って上がらないとか、ハマチのチョクリ釣りみたいになっているようです。イカナゴの群れを追っている大きな群れがいるのでしょうが、あやかりたいです。
結構上向きの様相ですので、次の大潮周りで低気圧が呼びもしないのにやって来ることがないことを祈ります。