長雨も終わり、青物の季節が到来
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「チョクリ釣りでハマチ」
朝一番の家島諸島での落とし込み釣りがうまくいかず、急遽明石沖まで移動してハマチを狙います。3週間近くご無沙汰の海で、狙いを定めるのが難しく、ターゲットレンジの幅が広いチョクリ釣りで、まずは海の様子を見ます。
○ 釣り概況
〇 落とし込み釣りは、不発
○ ホッとする時合い到来
○ あとがき
釣り概況
2021年8月26日(木) 中潮 満潮 12:47 干潮 7:01 (高砂)
明石海峡転流 7:37 最速 西流 10:20 3.9kt
海況:波穏やか 水温25.7℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:30 6:10-10:00
釣果 ハマチ 42-44cm×3匹
仕掛け チョクリ仕掛け ラインPE1.5号、リーダー7号、オモリ40号
フルソリッドロッドHタイプ 電動リール#400
悪天候が続き18日ぶりの釣りで、魚がどこにどんな風にいるのか見当がつきません。
8/9に落とし込み釣りのイワシの様子を僅かな時間で見に行きましたが釣れません。イワシは、見事に群れが回遊していて、落とし込み仕掛けに喰ってきますが、そのイワシを喰うはずの青物がいない。不思議マークの連発で帰ってきました。
そして、本日の朝も同じように上島の南側に行くと、イワシの群れはたくさんいて、喰って来るのですが、青物は喰わない。
何かがおかしい。青物が全体的に元気がないと思ったら、長雨で水温が1℃以上下がりました。平年値から見ると2℃も低くなっているのが原因のようですが、移動をした高倉瀬でも何かが違っているようなのですが、こんなところが理由でしょうか。ならば、日にち薬のようです。
落とし込み釣りは、不発
8月は落とし込み釣りが楽しみですが、不発です。イワシの群れは、それなりに回遊していて問題ないですが、肝心の青物が喰いつきません。マイワシの15-6cmサイズですから立派過ぎて喰わないのかとも思いましたが、この上島の南には、青物はいるにはいるのでしょうが、個体数が少なく、平和な世界を形成しているようです。
イワシの喰いつきが良い時は、天敵がいないからエサを盛んに喰って来るのでしょう。周囲を青物が泳いでいるとおびえて食いが悪くなりますが、一気に喰いつく安心な海の中なんでしょう。
どこかに青物がいるはずですが、探し出すまでにもうしばらく時間が必要です。
と、いうことで、落とし込み釣りは後日。
ホッとする時合い到来
イワシしか食わない上島に長居は無用なので、一気に明石沖高倉東の瀬に40分かけて走ります。
転流後の上げ潮が動き始めたところで、潮速1ノット。何の気配もありません。この、17-20m水深の浅瀬を信じて、時合い到来を待ちます。ジグもミノーもお預けで、まずは釣りたいチョクリ釣り。ひたすら、着底後、巻き上げを繰り返します。
潮の流れが2ノットを上回ったら、イワシを追いかけて水面に出てくるのが見え始めました。
時合いです。着底後、僅かな巻き上げでフルソリロッドの柔らかい穂先が突っ込みます。大きなアタリと元気の良い引きは、久しぶりのハマチです。まあ、やっとハマチになったサイズですが、ツバスよりはるかに力強く、うれしい1匹です。
2匹目3匹目と潮上から流すと続けて釣れ、すべて20mを切る浅瀬です。浅瀬にプランクトンが湧き、それを食べるイワシがいるので、ハマチも来ます。メジロ以上のサイズは少ないですが、ハマチやツバスはこういうところにエサを探しに来ます。
4匹目をハリがかりさせられずのところで時合いが終了、群れが小さいのでしょう。長雨が続き、水温も下がり、塩分濃度も極端に下がっていますので、次の潮まで我慢ですね。それでも、久しぶりの青物狙い、なんとか釣れました。
あとがき
落とし込みをしている乗合船は、快釣している情報です。どこでだろう。これから、ポイントをひとつずつ探します。真夏のカンカン照りが雨雲で遮られ、雨もたくさん降ったので、海が平静に戻るにはしばらく必要ですね。それでも、イワシはたくさんいますので、これから面白くなりそうです。
いきなり、ガツンと食ってくるチョクリ釣りより、イワシをエサにする落とし込み釣りの一連の儀式のような動きがおもしろく、イワシの群れを追いかけながら、落とし込みやキャスティングにジギングの青物狙いの時期が来ました。