安価で簡単に作れるサビキ仕掛け絡み防止
meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ
meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ、テーマは、「サビキ仕掛け用絡み防止マグネット作成」
長いサビキ仕掛けは取り込むと絡み防止策がないと、かなり面倒な代物。市販のマグネットもいろいろなタイプがありますが、安くて3000円で5000以上のものもあります。それを今回は、100円ショップで入手できるパーツで簡単に安価に作成します。なかなか使えて便利な逸品です。
〇 サビキ仕掛けにはマグネット必須
〇 作成してみよう
〇 あとがき
サビキ仕掛けにはマグネット必須
マダイ狙いでは、10m以上の長いサビキ仕掛けを使いますが、ハリ毎にハリスをそろえるマグネットが無ければ、釣りになりません。何とかなる4m位を使うとタナを探るのが不利。市販のマグネットはそれなりのお値段がします。さて困ったです。
マダイの長いサビキ仕掛けから青物チョクリ仕掛けも、アジ用の短いサビキも使えるので、マイボートにひとつは市販のしっかりしたもの必要ですが、結構なお値段します。耐久性も耐候性もあり、シーズンに取付ぱなしでもビクともしませんが、もう1本サオを出したいとか、節約したいとか、乗合船用だとかで何かあれば便利です。
そこで、ここでは、100円ショップで買えるもので、安価で簡単にサビキ仕掛け用マグネットを作ってみます。私もこれは左舷の2本目用です。
マグネットが肝です。磁石は、様々な種類がありますが、一番強力なタイプです。ホワイトボードに書類を張り付けるタイプは弱く、今回使用のものは、100円ショップでも工作用の超強力タイプです。直径12mmで、結束磁力160ミリテスラと表記されています。磁石2個がくっつくと相当なくっつき方をします。
マグネットを並べる基台は、事務用の定規を使います。これも100円ショップです。
定規は、適当な幅で薄く、マグネットの間隔を採寸に便利で手ごろな素材です。ただし、材質のポリスチレンの耐候性(紫外線)が不安です。紫外線はかなりの難物、それでも使うたびに設置するのならまず問題なく使えるでしょう。
さらに、極めて低価格なコストで、作成時間10分ですから、また作ればと考え、今回はこだわりません。
作成してみよう
必要なパーツ
100円ショップで
- 磁石(4個入り)×2
- 定規(50cm)
- ボンド
これで本体は作成できます。400円です。ボンドは、流用できるものがあれば買う必要ありません。これ以外では、定規を舷側に取り付ける両面テープを用意しましたが、毎回取外しをするならば養生テープの方が便利です。
作成手順
ハリ数が7-8とすれば問題なく対応できます。今回は8本ハリ仕掛けにしました。定規に等間隔になるようにマグネット取付の数をマーキングします。
マーキングした箇所にボンドでマグネットを接着して、ボンドが固まれば完成です。作成時間は10分も必要ないでしょう。
あとは、作成したサビキ仕掛け用マグネットを取付ます。私は、両面テープで固定しますが、耐候性に若干の不安があります。使う時だけならば、養生テープでサッと固定すればOKでしょう。
あれば便利なのがこれ。バスケットに鳥除けの突起物(ホームセンターにあり)を取り付けたもの。サビキハリを順番にマグネットに落ち着かせたら、長いサビキ仕掛けのハリスモトスをこの中に入れると、航行時の風でも飛び出しません。そして、投入時は絡むことなく引き出されます。かなり、便利。
あとがき
だいぶ以前に同じようなもの作りました。これは、磁石が弱くハリが良く外れ使い物にならず、市販のものを購入したという経緯があります。近年100円ショップも豊富な品ぞろえになり、今回のような超強力マグネットを入手できるようになりました。このマグネット、かなり強いです。