アジとハマチを狙う欲張り釣行
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「明石沖でアジとハマチを狙う」
海況が悪く、10月の初物でした。アジが喰いが悪く、やっと1匹。潮が速くなりジギングに変更、11時を過ぎてからの時合いにラッシュ。潮の緩み端を狙が大当たりで、おいしい食材のハマチを捕まえました。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2022年10月16日(日) 中潮 満潮 16:59 干潮 7:37 (高砂)
明石海峡転流 7:40 最速 西流 11:00 4.2kt
海況:波穏やか 水温24.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:40 6:50-12:15
釣果 アジ 25cm×1 メジロ 65cm×1 ハマチ 45cm前後×6 計 8匹
アジサビキ仕掛け ラインPE1.5号、リーダー6号、オモリ40号
ジギング 2号タックル
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。
夜明け前の5:40出航、明石沖ヒアガリ北の水深80m前後で、6:50アジ狙い開始。下げ潮の最終で喰って来るかと思いましたが、無念。上げに転じて、待望の1匹。しかし、この後アタリは出ず、現れたのは、愚連隊のような乱暴なサバのスクール。
釣ればおいしい脂ののった50cmくらいでしょうが、アジ用の3号ハリスをちぎって行き、2回幹糸だけになり、この愚連隊が闊歩して、アジの群れは離れたようです。タナで棲み分けをしますが、この質の悪い愚連隊は、底層から中層を泳ぎまくり、アジのサビキでは太刀打ちできませんでした。次回は、アジの潮を選んで狙います。
カンタマに移動をして、ジギング開始。周囲ではポツポツ釣れているようですが、私はまったくダメ。日曜の船数50艇くらいはいるようで、他船の航行動向を見たり、引き波が強く揺れるしで、集中力が途切れ、2回も根がかりさせる体たらく。船のいなところへ移動です。高倉瀬の東側に行き安心して、まずは1匹。
潮はピークを過ぎて緩み端になったので、再び移動、ここで時合いを見つけ、ひと流しごとにハマチとメジロを確保。深いところではなく、釣れたのはすべて30m前後でした。
船数が多いと、魚も散りますが、こちらも集中力を欠かします。日曜でも狙い目の空いているポイントがあり、ひとり気ままに釣ることができました。11時までアジ1匹、どうしようかと思いましたが、食材確保ができました。まだまだ活性はあるので、継続追加はできるでしょうが、残業して十分な釣果なので、12:20沖上がりとしました。
for your information
・愚連隊のようなサバがいなければ、底層にアジは泳いでくる。
・潮止まり前後のアジの喰う潮を狙う。速いと仕掛けが浮きすぎる。
・潮の効き始め、速い時、緩み端、場所で時合いの違いを見極める。
今後の見通し
ハマチ、メジロは、ますます元気になり、ブリの姿もちらほらになってきました。青物の食いの良い潮を選択すれば、釣果は楽しみになります。
それに、サワラの姿が出てきて、脂がのったのをなんとか釣りたいです。アジは、十分に狙え、秋の味の絶品の旨味は、最高です。アジというと「鬼アジ」なんていうけれど、尺前後がそろえば十分です。愚連隊のサバ、今度現れたらハマチ用のチョクリ仕掛けで仕返しで、チンピラですから6号ハリスは切れないでしょう。
というような具合で、10月11月と見通しは明るく楽しみです。
あとがき
久しぶりの釣果は、きれいに血抜きをして臭みがほぼなくなり、刺身だけでなく料理の万能素材になってくれます。青物はいらないと言う方もいますが、血生臭いから食べる気がしなくなるのでしょう。血抜きがうまくできない時は、確かに食傷気味になることもある魚ですが、今は全く問題ありません。電動血抜きポンプも神経締めのワイヤーもいらず、単純に毛細血管から失血させることが肝です。
ハマチはおいしいですが、たった1匹のアジ、絶品でした。心静かにアジを狙う釣りを今度します。