明石沖の尺アジの引きを味わうボート釣り
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
尺サイズの型物が釣れるとなると、群れがいなかったり、網の漁船に埋め尽くされ退散しても、通ってみたくなります。本日は、半数がサバで、夏が旬のゴマサバとマルアジが最長寸。
マアジとマサバの型も揃い、ほぼ予定の釣果になり楽しい釣行でした。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2022年6月27日(月) 大潮 満潮 8;16 干潮 15:09 (高砂)
明石海峡転流 9:15 最速 西流 7:05 2.0kt
海況:波穏やか 水温22.7℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:00 6:10-10:20
釣果 アジ 32-27cm ×4 サバ 33-28cm ×4 計8匹
サビキ仕掛け ラインPE1.5号、リーダー6号、オモリ40号
フルソリッドロッド 200MH 電動リール #400
明石沖カンタマ南東の水深80-90mラインから狙います。底を取って、1-2mのタナに探りを入れます。先日 囲まれたイワシ2艘引きの網船も室津の方にいるようで、安心して釣りができます。
朝の上げ潮では、サバが先行、それはそれでよいのですが、アジはどこへ行ったの気分です。潮が速く1kt以上で流れ、底を絶えずとるものの潮に押されて仕掛けが浮き気味で、上のタナのサバが喰うのでしょうか。
潮が落ち着くはじめると、アジが喰い、潮止まりを挟んで、下げが動くとアジが続きます。
下げ潮の1匹目は十分に尺サイズでしたが、口切れで逃げられ、良型が残念です。それでも軟調のロッドは、アジを良くいなしてくれ、結構防げているのでしょう。下げ潮は一気に速くなり、1.5ktを超えると水深があるだけに底層で安定しなくなり、アジもサバも27cm以上の良型がそろい、10時過ぎには沖上がりにしました。
どうやら、上げと下げの潮止まり前後は良い時間帯のようで、尺サイズが顔を見せてくれます。明石沖の潮は、上げ潮が良いと思っていましたが、下げでの喰いが思いのほかよく、またひとつ勉強しました。この周辺の青物の潮はある程度分かるようになりましたが、アジの潮は違うようで、下げから上げになる前後を今度は試してみます。ノウハウ作りはおもしろいですね。
for your information
- 釣れる潮を探すのも楽しみ。
- 90mもラインを出せば潮の抵抗は大きく、細いラインは必須。
- 狙うタナは、底層で誘う。仕掛けひとつ分のタナを探る。
- 群れが回遊するのを待つ。
- 潮と風でラインが斜めになったら、一回上げてタナを取り直す。
- サビキ仕掛けは、錦糸町系派手目が確率高い。
- 無理をすると口切れ、玉網を使用しないと悔しい思いをする。
今後の見通し
この調子ならば盛夏も楽しませてくれるでしょう。夏の日差しが尺アジに輝くと思わず暑さを忘れられるキラリです。前回は、時合い到来でしたが、網船の船団が多すぎて退散しました。釣況が悪いわけではなく、そして今回。20-30匹も釣るのではなく、尺サイズのの型物がいくつかそろえば大満足なので、良い状況になってきました。
サビキ仕掛けは、仕掛け巻きに巻いて塩抜きすると使えるものです。じじ臭いですが、何ともない仕掛けをポイはもったいない。使える分を交換用に残しておくと、仕掛け全部を交換しなくても済みます。乾くとサバ皮は反り返りますが、濡れると戻り、普通に喰ってきます。大物用は、リスクを考えて交換頻度が高いですが、結構使えるもんです。
あとがき
サバの塩焼きは美味い。脂がのっていて塩焼きはサバのおいしさが出ます。酢じめも。で、そのサバは、釣って生かしておいて、適当なタイミングで、しめて腹を抜いて、氷に入れています。アニサキスは、死ぬと内蔵から身に移るそうで、こ奴の防止にもなり新鮮さを保てます。
熱くなりましたので、クーラーの氷は多めにするのが一番です。飲料も小型クーラーで別にしてキンキンに冷やすと、元気が出ます。