そろそろ梅雨明け、タコの様子は元気です
meikeimaru のボートで狙う明石沖の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「梅雨明け前のタコ狙い」
なかなか出ない梅雨明けの言葉。夏空にみえても、時々やって来る不安定な雲が、未だ梅雨明けにならない何かを表現しているようで。タコ釣りは、梅雨の長雨で3週間ぶりです。海の中はどんな風に変化したのでしょうか。
水温は23度台ですが、平年値からは1度低く、降雨による塩分濃度も昨年より1バーミル低いので、そんな影響もあるのでしょうか。数は出ましたが、サイズが小型が大半で、型物は深場に移動でもしているような様子です。
○ 釣り概況
○ ポイントが変化している
○ 数は順調なれどサイズは小さい
○ 照りタコの数釣りの期待
○ あとがき
釣り概況
2020年7月18日(土)中潮 満潮 7:39 干潮 14:26(高砂)
明石海峡転流 8:37 最速 東流 12:08 4.1kt
海況:波穏やか 水温 23.5℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 6:40-9:50
釣果 タコ 200-400グラムサイズ×15 + リリースサイズ
仕掛け タコエギ仕掛け、オモリ 40号
気温も上がり日照も増えているのに、水温はこの1週間大きな変化がなく、平年より1度低い明石二見沖です。ちびっこタコのシーズンが少しずれているようで、本来ならもう少し成長している時期なんですが、長雨の影響でしょうね。それでも、活性の兆しはあり、15匹プラスリリースサイズと朝の短時間勝負では、まずまずでした。もうひと潮過ぎると成長もして来るし、夏の海に変わるでしょう。
ポイントが変化している
乗合船の多くが10-12m水深のところに集まっています。6月にはいなかったこの周辺に乗合船が出てきたのは、タコの寄り場が変わってきたのでしょう。5-6月の実績場の18m前後の水深のマイポイントに船はいず、しばらく、ここで釣ってみても反応なしです。エサ場が変化したのでしょうか。
乗合船の多く集まっているポイントの中に適当な間隔で入り込みます。潮は、ゆっくりと上げ潮で西に流れています。朝の北風も弱いので、釣りやすくのんびりとボートを流して行きます。
サオ先に重みを感じ、最初の獲物は200グラムオーバーのかわいいやつです。その後、このサイズとリリースサイズが続きます。どうやら、海の中の様相が一変しているようで、嬉しいサイズが現れません。
ポイント変化は、そんなことも表現しているのでしょう。
数は順調なれどサイズは小さい
300グラムや400グラムが釣れると、いつもより重く感じるくらいですので、まあ小型のタコに遊ばれています。それでも、リリースサイズも含めて退屈しないペースで釣れますが、お兄さんやお父さん呼んで来いよと思います。
タコエギカラーは、白色系を使用していましたが、途中で乗りが遠のき、グリーンに変更すると再び乗り始めました。昨夏もカンカン照りに緑が頑張ったのを思い出しました。乗りが遠のいた時は、2本のエギの1本のカラーチェンジが功を奏します。
不思議なのは、白のエギだけが噛まれてボロボロになっていきます。エビだと思っているのでしょうか。他の色はこんなことにならないから、やはり不思議です。
照りタコの数釣りの期待
あれだけ雨が続けば川の流水量も多く、川の栄養素が海に流れ、プランクトンが増えるのを期待です。プランクトンが増えれば、甲殻類が育ち、タコも育ちます。例年梅雨明けからの真夏の照りタコ釣りは、数釣りが楽しめます。朝の潮止まりで釣って、カンカン照りになる前に沖上がり、中型が数揃えば十分です。
今日は、サイズが小さいもののうろうろしながらの3時間の釣りで、15ハイですから十分です。この調子ならば、梅雨明けも良い調子で釣ることができそうです。
あとがき
ちびっこに翻弄されましたが、朝の時間を楽しく釣れました。朝の潮止まりを釣って、暑くなる前に引き上げるのがボート釣りに利点です。乗合船ならば、休憩を含めながらしっかり1日釣るのも、これまた面白いでしょう。
季節が進み、違った面白さが味わえる釣りです。