2025/9月のボート釣りの狙いもの 播磨灘で釣りを考察

水温ピーク後の下降で秋が始まる海

 meikeimaru のボートフィッシング 秋を狙う

9月下旬には、小さいながらもブリサイズが混じり始める

9月下旬には、小さいながらもブリサイズが混じり始める

meikeimaruのボート釣り。タスクは、「秋 9月の狙い物」

残暑というより夏がそのままの9月で、水温は28-29℃になったエリアもあります。暑さ寒さも彼岸までという言葉も過去のもの。水温がピークを迎え下降し始めると、魚は秋を感じその先の冬を予測するような変化が現れる時期です。

○ 9月概況予測 現在の水温等々
○ 昨年2024年は、どんな釣果
○ meikeimaruの釣れぬ魚の皮算用
○ あとがき

 9月概況予測

meikeimaru の狙いもの、青物です。下記グラフの水温がどこでピークを迎えるかがキーです。下降し始めると、魚は秋を感じ取り、厳しいその先の冬に備えるように行動をして、これが、秋の釣りハイシーズンを作ります。釣り人も、朝晩が楽になれば元気が出ますし、釣果があればうれしくなります。そんな秋が始まります。

 現在の水温

明石二見沖水温、28℃まで上昇、内海の二見や家島沖は、さらに高く29℃にまで上昇の湯のような海水です。この影響が一番出るのがイワシの動向です。

兵庫県立農林水産技術総合センターのサイト  以下の水温数値は、抜粋引用です。

兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターのサイト

兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターのサイト

 2024年は、どんな釣果

近年イワシの動きが変化したようで、上島北での落とし込み釣りは皆目になりました。しかし、明石沖のジギングはしっかりとハマチやツバスが存在しました。ベイトが、カタクチイワシの小さいものやシラスになったりが出る時期ですので、80-100gのジグが必要だったり、釣果だけを求めるならば、チョクリ釣りという手も出てきます。

 釣りログ2024年のページ

 釣りログ2023年のページ

後半になれば ブレードジギングは効果がある これおもしろい

後半になれば ブレードジギングは効果がある これおもしろい

 meikeimaruの 9月 釣れぬ魚の皮算用

9月のメインターゲットは、青物です。ツバスが回遊し食べて成長して、ハマチ小に成長します。ライトタックルで狙うとおもしろいですし、メジロサイズ一歩手前のハマチの群れもいるはずです。また、9月後半では、メジロやブリの姿が見え始めるころなので、相手を見てタックルの選択します。ジギングだけでなく、キャスティングやチョクリ釣り、イワシがうまく回れば落とし込み釣りと多彩に青物を釣れます。潮や風次第で尺鯵が狙えます。

水温が下降傾向になれば、避暑をしていたヒラメが顔を見せるはずです。1匹釣るのがたいへんな狙いものですが、マゴチともども価値ある釣果になってくれるはずです。

番外編の鮎は、最終です。9月下旬には禁漁になります。まだ暑いので22℃の川は、涼を得ることもできます。

 ブリ一族+サワラ

アジ科のブリ一族にサバ科のサワラ、ともに秋の大事なターゲットです。ルアーで釣りますが、イワシの群れが集まったら落とし込み釣りも選択肢ですし、ベイトが小さい場合に釣果だけを求めてチョクリ釣りもあります。シラスを喰って、丸々と太ったシラスハマチは途方もなくおいしいので、おもしろくない釣りでもチョクリで、寿司だねを釣れたら…です。

また、サワラのおいしさは格別ですので、特化させた狙い方で極上の寿しだねを頂きたいです。

こんなハマチとツバスが主体の9月かな

こんなハマチとツバスが主体の9月かな

 ジギング

青物狙いの主体はジギングです。狙う相手によって、1号タックルか2号タックルかや使用ジグのサイズの選択です。9月は、ツバスの群れとハマチやメジロの群れと様々になり、基本2号タックルですが、おもしろいのは1号タックルです。

 キャスティング

ボイルし始めたときにキャスティングは、ワクワクします。ボイルしていても、ジギングで釣れますが、キャスティングの面白さは格別です。

 落とし込み釣り、チョクリ釣り

イワシの群れが漁礁帯に留まっているならば、落とし込み釣りです。不思議にアジだと釣れずにイワシだと確実に喰ってきます。それだけ、イワシの群れを青物は追いかけているということでしょう。落とし込み釣りは、釣れるまでのアタリの出方がスリリングで好きな釣りです。

チョクリ釣りは釣れますが、最終手段です。ベイトがシラスや小さいイワシになった場合です。

チョクリ釣りをすると型も種もいろいろになる

チョクリ釣りをすると型も種もいろいろになる

 ヒラメ マゴチのキャスティング

シャローなサーフエリア沖だと、ほぼ30℃近い水温ですから、いくらなんでも高水温です。9月の水温がピークを迎えて下降すれば、そこからが狙い時です。いよいよ秋のヒラメシーズンです。価値ある1枚が釣れれば、これは重畳です。

通常ルアーでのキャスティングですが、のませ釣りも興味ありです。銀平は、生命力が強くシロギスを使用するより適当かと思います。ただし、喰ってくるかどうかですが、試す価値はありそうです。

真夏を過ぎれば こんな日も出てくるだろう

真夏を過ぎれば こんな日も出てくるだろう

 アジ もちろん尺鯵

先日尺半を釣った余韻があるものの、そんなに簡単ではないでしょう。でも、潮が適当に流れ、微風の日ならば、これまた興味津々です。

サビキとチョクリ仕掛けを併用して、潮の早さでアジと青物を狙い分けるのも良いでしょう。明石沖で、潮に乗せて探っていくと思わぬ狙いものと出会えるような気がします。

アジは小さく見えるけれど これでも尺半 釣りたい食べたい

アジは小さく見えるけれど これでも尺半 釣りたい食べたい

 番外編 鮎

渇水の矢田川から千代川に移動。お気に入りポイント探しで、今後の場所を見つけ出しました。型もの良型の釣果にも恵まれ、来シーズンへの有終が9月です。千代川の9/26禁漁がひとつの目安です。来シーズンに向けての足がかりを作っておきたいです。

千代川の鮎 22 22 20 19の良型が釣れた

千代川の鮎 22 22 20 19cmの良型が釣れた

 あとがき

月日の流れは速く、もう9月になり秋シーズンでが始まります。ジギングで、途中までジャークさせて、あーシンドと休憩しているとそのジグに喰い付いてくるような活性も秋です。何をしても喰ってくるような日だと、ある意味物足りないような贅沢が秋です。でも、良きシーズンです。

鮎を始めて時間を費やしたので、海の魚をたっぷり食べていないので、お腹減っています。