2025/4月のボート釣りの狙いもの 播磨灘で釣りを考察

事実上のシーズン開始の春の海に狙うもの

 meikeimaru のボートフィッシング 春を狙う

桜の季節ですから、きれいな桜色と出会いたいですね

桜の季節ですから、きれいな桜色と出会いたいですね

meikeimaruのボート釣り。タスクは、「春 4月の狙い物」

事実上のシーズンスタートです。今冬は、2月が一番寒い日が続き、3月中盤まで気温が低迷した影響で、昨年より2℃低い水温でした。体感も寒いし、水温も低く、お彼岸まで行動をする気にならないのが正直なところでした。

まずはマダイからが例年のパターンですが、さてさてどうなりますか。

○ 4月概況予測 現在の水温等々
○ 昨年2024年は、どんな釣果
○ meikeimaruの釣れぬ魚の皮算用
○ あとがき

 4月概況予測

meikeimaru の狙いもの、スタートはマダイ。イカナゴが枯渇している状況が、乗っ込み期の動きにどう影響するかです。それぞれの魚の気に入った潮が動き食欲が出始めれば、多少なりともいるはずのイカナゴに食指が動くはずです。水温の変化と潮の具合は、例年以上に肝かもしれません。

下旬には、14℃を超える水温になると、フラッターも動き始めるでしょう。意外な浅瀬で姿を見せる時期ですので、釣れる釣れないにこだわらず、調査釣行は欠かせない時期です。

こんな良いこともあるんですが、さて今年はいかがか

こんな良いこともあるんですが、さて今年はいかがか

 現在の水温

明石沖水温、11℃近くになり、昨年並みの水温に追いつきました。家島諸島は、これより1℃低く未だに昨年以下です。いずれにしても、水温の上昇は、乗っ込み期の魚の活性を上げる重要な要素です。

兵庫県立農林水産技術総合センターのサイト  以下の水温数値は、抜粋引用です。

兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターのサイト

 2024年は、どんな釣果

獲るだけ獲ったらいなくなったというイカナゴの影響か、昨年のマダイは顔を見せませんでした。小豆島はそこそこでしたが、家島界隈はイカナゴがいなければマダイ寄らないところでした。

マダイは、小豆島で越冬して、春の乗っ込み時期にイカナゴを目当てに家島諸島界隈に現れますが、皆目だったのが昨年でした。

 釣りログ2024年のページ

 釣りログ2023年のページ

 meikeimaruの 4月 釣れぬ魚の皮算用

3月4月は、釣りで一番難しい時期だとしても不思議がありません。低水温で越冬していた魚がいつ動こうかとする見極めと、食欲が活発でない時期に喰わすということで、容易でありません。

時期としての本命は、乗っ込み期のマダイです。そして、下旬にヒラメが喰ってくるかどうかです。難しい時期だけに1匹が大切です。

 マダイ

大きくサビキとタイラバの2つ。どちらが優位かはなかなか難しいところです。情報収集して、どこでどんな釣り方で、どんな仕掛けか、ここのところをつかむのが難しい春のマダイです。

ヒレ先がコバルトブルーに変色するのは釣った時のきれいな色

ヒレ先がコバルトブルーに変色するのは釣った時のきれいな色

 サビキ チョクリ釣り

この時期の定番のような仕掛けと釣り方でしょう。シラスやイカナゴに模した疑似餌意を喰うということで、あらゆるタナを探れる長い仕掛けというのが、特徴です。タナを広く探れる長い仕掛けのメリットの反面、とんでもなく扱いずらいというものもあります。
ここからスタートが定番です。

ミミイカ毛糸 効果を期待できるときもあるので、おもしろい

ミミイカ毛糸 効果を期待できるときもあるので、おもしろい

 マダイミミイカパターンの毛糸サビキ作成手順のページ

 サビキ仕掛け用マグネットを作成するのページ

 タイラバ

手返しの速さ、扱いやすさは、タイラバの真骨頂です。しかし、ネクタイのカラーや形状などが合わないと喰わないという、気難しさを見せます。

 

ヒラメにマゴチのフラッターズ 顔を見せる時期になってきました

ヒラメにマゴチのフラッターズ 顔を見せる時期になってきました

 フラッター

ヒラメのシーズンのひとつ春から初夏にかけての産卵を控え乗っ込み期、シャローエリアまで入りベイトを追いかける時期ですので、潮で動いてくるベイトを見極めることが重要ですが、これが難しいんです。場数を踏む調査釣行が功を奏するでしょう。釣れないから釣らないではなく、釣れるまで粘るといいことがありそうです。

ワーム、ミノー、スプーンで海底変化のあるポイントを50回投げて、1回のアタリを得るために、一生懸命に釣りますが、根が続くでしょうか。また、ギンペイ君の活躍もちょっと楽しみにしてみます。

数はまだまだ先のことですが、GWくらいから始まりかな

数はまだまだ先のことですが、GWくらいから始まりかな

 その他

良いお天気が続き、日照時間が長くなれば水温がグングンと上がり、15℃を超えたとしたらシロギスのチャンスも出てくるでしょう。数が出る時期ではないですが、これまた、長い時期を釣れる相手とのスタートになるでしょう。

そうそう昨年、4月下旬に数が少ないながらもマダコが釣れました。暖かい日よりの日は、期待できるかもです。

昨年 下旬に初物を食べることができました

昨年 下旬に初物を食べることができました

 あとがき

3月まで寒い寒いで縮こまっていましたが、漸く「ボーズでもいいから釣りをしたい」という気分になってきました。寒がりの私はホッとしています。リールのオイルグリスアップメンテナンスして、ラインメンテナンスをリーダー交換にPEラインの交換や裏返しをして準備をしています。すると、不思議なものでワクワクしてきます。釣れるかな。